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「不要な”決めつけ”は脱却すべき」と感じたお話し

先日、ステキな記事を拝読いたしました。

erikko_awcさんの

わたしのコトを知ってほしくない話

です。


世の中には、「自分を認知してほしい」
「認めてほしい」「存在意義が欲しい」
と承認欲求の強い人がいます。

そういった「知ってほしい」とは違う、
真逆のアプローチ。

erikko_awcさんは、
”自分を知ってほしくない話”
テーマに投稿されています。


「自分を知ってほしくないとは、
 どういうこと?」

むむむ…
なんとも気になりますね🙄


erikko_awcさんの記事の内容は
対人関係のトラブルにつながりやすい
問題が取り上げられています。

ズバリ!


不要な”決めつけ”による
人間関係のトラブルについて
です。


今回は、erikko_awcさんの記事を読んで
わたしの所感を
皆さんと共有させてください。

ご共感いただけると幸いです。


※ここから先は、erikko_awcさんの
 記事のネタバレを含みます。

 ぜひ、かならず
 erikko_awcさんの記事を読んでから
 スクロールをお願いします。


では、いってみましょう(^^♪




✔相手を
 決めつけない

erikko_awcさんは
「自分を知ってほしくない
 =枠にはめないでほしい」

とおっしゃっています。


”枠にはめる”とは、どういうことか。

バイアスや先入観、偏見とも
言い換えれます。

【バイアス=偏り】
自分の望む結果につながるように
現実をゆがめて思考すること。

erikko_awcさんの記事内の例えで
「あっ、よく言うかも…」と
思った言葉がありました。

「意外」という言葉です。


たとえば、
「わたしって、
 ○○が好きなんでよね」と言われて

「へぇ~、意外だね」と返答する。

一見すると、
何の変哲もない会話だと感じます。


ただ、「意外」と言われた相手は
違和感を感じます。


「なにが意外だったの?」
「わたしの好きなことなんですが」
「否定された感じがする…」

そういうふうに言われた相手は
言葉を解釈するかもしれません。


言われた本人は、
ただただ当たり前の事実なのに…

「意外ですね」と
逆説的に捉えられる。

「考えすぎですよ💦」と
思うかもしれません。

いやいや、
「意外ですね」と返答する時点で、
あなたの中に相手を決めつけている
”思考の偏り”が無意識に存在しています。




✔決めつけるとらく

わたしたちは、
無意識に相手の趣味趣向を
決めつけるクセがあります。

事前情報や過去の経験、傾向によって
相手を”枠にはめて”考えます。


事前情報でも話の出元は、
不明確なのかもしれないのに…

過去の経験も10年前のモノで
時代も変わっているのに…

傾向もあくまで傾向であって
当てはまるとはかぎらないのに…


わたしたちは、ついつい相手を
キャラクター設定して考えがちです。


そもそも、なぜ
相手を決めつけて考えるのでしょうか。

一番の理由は
「あなたがラクだから」です。


「あの人はこういう人物だ」と
決めつけてしまえば、そのあとに
色々と考えを巡らせる必要がありません。

悩む時間も省略できて
相手のことも理解できて(?)、
一件落着だと考えるのです。

元々、わたしたち人間は
ラクを徹底して考える生き物。

それは対人関係においても同様です。

「疲れたくない」
「めんどくさい」
「苦労したくない」

そういった感情に素直に向き合うほど
”ラク”はあなたを蝕みます。

そして、目の前の相手すら見ることなく
相手の存在を決めつけるのです。


このように考えると、
ちょっと怖いですねm(_ _ )m




✔情報を
 アップデートする

あなたにもアイデンティティがあるように
相手にもアイデンティティは存在します。

だからこそ、あなた自身が
「存在意義を大切にしてほしい」
「わたし個人の価値観を尊重してほしい」
「わたしはわたしと認めてほしい」
と思うならば、相手にも
そう思ってもらえるように接するべきです。

当然、相手の趣味趣向を決めつける
発言、行動は控えるべきです。


「あいつは、あーいうやつだから」
「この人は、こんなふうに考える」
「だから、あいつは嫌いだ」

そうした一方的な決めつけは、
あなたにとって大きなマイナスへ
かならずつながります。

悪ければ、あなた自身が決めつけられて
見られることになるでしょう。


erikko_awcさんは、決めつけの脱却から
さらに一歩先の考えを提示されています。

それは、
”相手の情報を更新する”ことです。


決めつけない。
相手の情報が更新された!ラッキー!
な感じに受けとめてる。

erikko_awcさんの記事より引用

相手の情報を更新するとは、
先入観なく相手を見て
多くの気づきを得ること。

そして、新たな一面を受け入れて
自分の中の”相手の情報”を
アップデートすること。


「決めつけ」は過去を指すなら
「情報の更新」は未来を指します。

相手の未来を見る=情報を更新する


相手との人間関係を
献身的に未来へ考える思考は、
とても素晴らしい考え方だと感じました。



* * * * *




多様化の時代。

性別から人種、ジェンダー、
宗教、体格、思考、価値観など。

同じ人間は、
ひとりとして存在しません。

個々の存在意義を考える時代だからこそ、
相手を決めつけるモノの捉え方は
考えるべきです。


とはいっても、
難しいですよね😅


いきなり、相手をいちから見直すのは
カンタンではありません。

嫌いな人なら、なおさらです。


まずは、erikko_awcさんのおっしゃる
情報の更新から始めるがオススメです。

たとえば、
「相手の好きな物を見つける」でも
十分に相手の情報を更新できます。

「興味を持つ」でもいいですよね。

少しずつ、相手に歩み寄ることから始めれば
いつの間にかあなたの凝り固まった
”決めつけ”はなくなり、フラットな状態で
人間関係を築けるでしょう。


あなたの今後の
良好な人間関係の構築のために…

ぜひ参考にしていただけれると幸いです。


では、また。
失礼します。

erikko_awcさん
ありがとうございました!


サポートしていただければ、あなたの習慣活動を全力で応援します!!