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「大局観」は”失敗する”から養える

大局観たいきょくかんとは、
物事の全体的な流れや
成り行きに対する見方・判断のこと
を言います。

将棋や囲碁など、
戦略性の高いゲームにおいて
「大局観」は必要不可欠な要素です。

仕事場においても
「大局観」を持ち合わせている人と、
いきあたりばったりな人では、
仕事の進捗具合は大きく異なるでしょう。

とうぜん、全体を見渡せる人は、
優先順位を見定めて
今すべき業務に気づき
早期に解決に向かいます。

こういった人は職場でも重宝され、
上司や同僚からも
信頼を獲得できるでしょう。

仕事の効率化において
「大局観」は磨くべき能力だといえます。

さて、今回のテーマは
「大局観」は失敗しないと養えないです。

喉から手が出るほど欲しい
と思う「大局観」ですが…

しかしながら、
簡単には身につかないもの。

では、どのようにすれば
「大局観」は身につくのか。

解説いたしますので、ぜひとも最後まで
読んでいただけると幸いです。

では、いきましょう(^^♪


✔失敗しないと
 気がつかない

もっとも強力な大局観の磨き方は
「失敗する」ことです。

「えっ!?
 失敗しなきゃいけないんですか!!
 なんかイヤです💦」

そんなふうに思うかもしれません。

たしかに、なんらかの行動で失敗すると
怒られたり、冷ややかな目で見られたり、
変に注目したりで嫌悪感を抱くでしょう。

多くの人は「失敗」にたいして、
良いイメージを持ちません。

また、
「挑戦し続ける」ことのほうが
大局観は磨かれるのでは!?

といった意見もあります。

その意見も間違っていません。

「大局観」とは、
物事の全体像を広く知っていないと
手に入らない能力です。

そのために挑戦して
経験値を積み重ねる行為は、
大局観を磨く行為につながります。


ただ…
わたしの経験上、
「失敗」ほど大局観を磨く方法
見つかりませんでした。

なぜなら、「失敗」を経験すると
自分の脳裏に刻まれるからです。


「大局観」とは、
全体の動向を瞬時に見定めて、
そのときの最善手を選択できるかどうか
にかかっています。

もしも「失敗」という経験を積んでいると、
その時々の場面で
「あっ!これ以上はマズイ!」
といった判断を選べます。

つまり、「失敗」するからこそ
同じてつを踏まなくて済むのです。


失敗を回避できれば、少なからず
一歩前進できます。

もしかりに
別のルートで失敗したとしても、
結果的にあなたの「大局観」を
養うことにつながります。

道行く道で、「こっちも失敗したな~」
「この道もダメだな~」と
失敗の道を潰していけば、
おのずと成功の道しか残されていません。




✔失敗をおそれず
 行動する

「失敗は成功のもと」という
ことわざをご存知の方は多いでしょう。

言葉のごとく…

「失敗するからこそ、
 失敗からの反省点を生かして
 成功する秘訣に気づける」

といった解釈になります。

「大局観」を養うために、
この反省点(振り返り)は
非常に重要な通り道です。


ただ、多くの人は失敗をおそれて
果敢に挑戦しません。

自分のできる範囲で、
なおかつ成功確率 80~100%の
行動ばかりを選択します。

しかし、残念ながら
こういった行動を繰り返しているうちは、
どんどん大局観は無くなります。

いってしまえば、
「自分の殻に閉じこもる」といった
カタツムリ状態におちいります。

これでは、いつまでたっても
あなたの大局観は成長しません。

暗い部屋(頭の中)で、
さらに狭い視野で物事を判断する…

せっかくの”あなたの能力”
生かされることなく、
小さな世界で生きるハメになります。

そうならないために、
失敗をおそれず行動することは
大切な考え方です。

かの発明王と呼ばれた「エジソン」も
こういった名言を残しています。

「失敗は積極的にしていきたい。
 なぜなら、それは成功と同じくらい
 貴重だから
だ。失敗がなければ、
 何が最適なのかわからないだろう」

発明家トーマス・エジソン

また、エジソンは
失敗を「失敗」と呼ばずに
「実験」と呼んでいました。

失敗=実験(思考の変換)

まさに「失敗」には、
あなたの大局観を養う
珠玉しゅぎょくの宝庫”なのです。



* * * * *



「大局観」は、なにも仕事だけに
活用する代物ではありません。

日々のあなた自身の行動や習慣、
人間関係の悩み、夢や目標達成など…

「大局観」はさまざまな場面で
効果を発揮します。

大きな視野を持つからこそ、
物事を俯瞰して考えられて
その時々で正しい判断を選択できます。

そんな…
素晴らしい「大局観」を養うためにも、
ぜひとも失敗をおそれず行動してください。

そして、
もれなく失敗してください。


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