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「悪口」を言う心理

人の噂から、
悪口わるぐちは消えません。

「あそこの家で
 問題あったみたいよ」

「あいつは
 いつも要領が悪い」

「あの性格には、
 ろくな奴はいない」

悪口わるぐちは「探そう」と思えば、
キリなくあらわれるものです。


今回のテーマは
悪口わるぐちを言う心理」です。

どうして、人は
他人の悪口わるぐちを言うのでしょうか。

そこには悪口わるぐちを言いたくなる
「その人」の自己心理が隠されています。

そして、隠された自己心理は
あなたを不幸にします。

悪口わるぐち」は、一時の満足感だけで
先々さきざきを見通すと、かならず
あなた自身に悪口が返ってくるからです。

ぜひ、悪口わるぐちを言いたくなる心理を
理解して、ご自身の悪口の始まりを
止めてほしいと思います。

では、いきましょう♬



✔どうして、
 悪口わるぐちは止まらないのか

悪口わるぐちとは、相手を悪く言うこと。
けなしたり、悪態をつくこと。

「あいつは、
 どうしようもない奴だ」

「何を言っても時間の無駄だ」

「ダメダメ!
 あいつでは話にならない」

相手の行為や言動にたいして、
否定的な言葉を投げかけたり
あわよくば存在自体をけなしたり…

悪口わるぐちとは、非常に人外的で
許される行為ではありません。

そして、多くの人は
「悪口は良くない」
認識しているはずです。

にも、かかわらず…
少し小道に入れば、かならず
誰かの悪口わるぐちばなしを始めるのは
なぜでしょうか。


大きな問題点は
悪口わるぐちを言う人」
心理状態にあります。

悪口わるぐちを言う人は、
現状の状態に満足していません。

幸福度だったり、存在承認だったり…

どこか満ち足りていなくて、
モヤモヤした精神状態。

そんなときに、
一発でスッキリできるのは悪口わるぐちです。

なんせ悪口わるぐちを言えば、対象者を
自分より下に見れて
気持ちよくなれるのですから。

「なんだ!あいつには
 こういう欠点があるから、
 たいしたことないわ」

「まだまだ、おれのほうが上だ」

「おれは、何も間違っていない」

そうやって悪口わるぐちを言うことで、
心の中の自分を
「正当化しよう」と考えます。


いわば、心のバランスのために
悪口わるぐち」という方法で
誰かを攻撃したくなるのです。



✔|悪口《わるぐちを言う人の特徴

悪口わるぐちとは、心のバランスを保つために
対象を攻撃してスッキリしたいときに
ポッと出てきます。

また、四六時中
|悪口《わるぐちの止まらない人もいます。

こういった人には特徴があります。

・自分にたいして
 強いコンプレックスを抱えている

・過去の体験からのトラウマ

・強烈な嫉妬心

・「周囲から認められたい」と
 考えている

・「冗談の延長線上だ」と
 勘違いしている

・注目されたい目立ちたがり屋

上記の特徴に当てはまる人は、
注意が必要です。

知らない間に
「|悪口《わるぐち」を言ってしまっているからです。

無意識に|悪口《わるぐちを言っている状態は、
非常に危険な赤信号です。



悪口わるぐちを言わない

悪口わるぐちを言う人の心理…

いかがでしょうか。
理解していただけたでしょうか。

なぜ、
悪口わるぐちを言う人の心理をお伝えしたのか。

それは、あなた自身が
悪口わるぐちを言わないようにするためです。

あなたにとって、
悪口わるぐちは良い結果を生みません。

たしかに、悪口わるぐちを言えば
スカッと気持ちが楽になります。

いくぶんか、こちらに非があるとしても
「あいつが悪い」と断定してしまえば、
モヤモヤした気持ちから解放されます。

しかし、気を付けなければいけない
ポイントがあります。

それは、”中毒性の高さ”です。

たしかに、最初は軽い気持ちで
悪口わるぐちを言っていたはずです。

ただ、そのうちに
ドンドンと軽口のように常習化します。

なぜなら、
悪口わるぐちはラクだから。

ラクなことは、人は
当然のように繰り返す生き物です。



✔周囲のことを
 考えてほしい

では、当たり前のように
口から悪口わるぐちの飛び出す生活を過ごすと
どうなるでしょうか。

あなたは気持ちがラクになり
気分よく過ごせると思いますが、
あなたの周囲にいる人は
良い気持ちになりません。

理由は、ふたつです。

ひとつは…

悪口わるぐちに賛同すると、
マイナス思考を抱えるから。

悪口わるぐちは「負の感情」ですので、
共感すると「負のオーラ」を
背負うことになります。

「負のオーラ」を手にすると
マイナス思考に陥ります。

「なにをやってもダメだ」
「新しい挑戦は意味がない」
「やるだけ無駄」

そういった…
向上心の無い感情に支配されて、
人として成長できなくなります。

マイナス思考に
気持ちを持っていかれる前に、
「早く悪口わるぐちを言う人から離れたい」
と考えるでしょう。


ふたつ目は

悪口わるぐちばかり言っていると、
周囲の人から
「自分も悪口わるぐちを言われている」
考えるからです。

悪口わるぐちばかりを言っていると、
しぜんと周囲の人は
開示した情報を提供しなくなります。

※開示した情報
 個人情報やお得な情報。
 親睦を深める話題など。

だって…
少しでも情報を与えてしまえば、
いつどこで
”自分の悪口わるぐちを言われているか”
と考えますからね。

こんな状態で、
信頼関係を築けると思いますか。

わたしには
到底、理解できません。


悪口わるぐちの生む悪い結果】

・周囲の人へ「負の感情」を与える
・開示された情報が回ってこない

悪口わるぐちを言い続けると、結果的に
最後に待つのは天涯孤独な人生です。

誰からも信用されず、
誰も信用できない。

それでいて、いつまでたっても
「誰かに認めてもらいたい」と
他人の人生を歩むはめになります。



✔”他人を褒める”
 人生でありたい

人は、ひとりでは生きていけません。

運命共同体であるならば、
わたしは人の悪口わるぐちを言うのではなく
”人を褒める”選択を選びます。

相手の存在を尊重し、
同時に周囲の悪口わるぐちには賛同しない。

けして、自分だけがラクになるのではなく
お互いがwinwinな関係性を築けるよう
立ち振る舞いたいと考えます。


そうして、ようやく周囲から認められ、
自分の存在価値を高められると感じます。

悪口わるぐちを言わない」

つね日頃から
意識しなければいけないですね。

共感していただけたら幸いです。

では、また。
失礼します。

サポートしていただければ、あなたの習慣活動を全力で応援します!!