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なんでも効率化すればいいってもんじゃない

世の中には、ものごとにたいして
「効率化できる事象」と
「効率化できない事象」の
二つに別れます。

「効率化できる事象」は、
仕事で行う作業や日々の行動パターン、
お金の使い方などです。

反対に
「効率化できない事象」は、
人とのコミュニケーション、
人間関係の構築です。


たしかに…
スキマ時間を捻出するために、
効率を重視した思考で判断するのは
大切な考え方です。

ただし、ものごとの効率化は図るうえで、
「これは効率化できる」
「こっちは効率化したらまずい」と
正しく判断しなければ、後々で
大変な事件が待ち受けることになります。

そうです。

人間関係を「めんどうだ!」と
自分勝手に効率化すると
大変なことが起きるのです。


今回のテーマは
「なんでも効率化すれば
 いいってもんじゃない」

です。

身近な事例として
わたしの会社で起きた
「人間関係を効率化してしまい起きた問題」
についてご紹介させていただきます。

ぜひ、反面教師として
読んでいただけると幸いです。

では、いきましょう。


✔現状を知る

わたしの勤める会社は
有限会社です。

いわば、社長ワントップの
ピラミッド型形式の会社です。

わが社が設立して数年後、
はじめて会社に大きな危機が訪れます。

親会社の経営破綻はたんです。

わたしの会社は、
親会社出資100%の会社なので
大打撃を受けます。

倒産はまぬがれたものの、
約2年のボーナスカット、
手当て等の利率の減少と
職員にとって
大変厳しい現実が待っていました。

そのおり
当時、働いていた多くの20代職員が
「退職」を選択します。

おかげで会社組織は
年齢が高い方に偏ってしまい
働く年齢層は
極端な逆ピラミッドを作っています。

現在、倒産当時の社長は退職して、
新社長のもと若手の人材育成を
どうすべきか
非常に難しい局面に立たされています。



✔人間関係に
 効率化を求めた結果

さて、どこに
人間関係を効率化したおかげで
大変な目にあったの?

疑問に思われた方もいるでしょう。

焦らないでください💦

ここから、本題に入ります。
(長い前置きですいません)

じつは、
いま思えば親会社の破綻は
若者退社のひとつのトリガーに
すぎなかったと言えます。

破綻しなくても、いつかは
若者は退職していたでしょう。

なぜなら、原因は
当時の社長の行動にあったのです。

今回のテーマにある
「効率化できない」ことを
社長自身の勝手な都合で
効率化したのが大きな理由です。

そう、
社員とのコミュニケーション”です。

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