マガジンのカバー画像

祓い

66
運営しているクリエイター

#宗教

身固式概論

身固式概論

安全について祈願する身固についてです。
密教だったら隠形法に相当するものです。

天為我父地為我母在六合中南斗北斗三台玉女左青龍右白虎前朱雀後玄武前後扶翼急急如律令という漢文が出てくる儀式です。

これらには五行論などの話が出てきます。

左青龍右白虎前朱雀後玄武というフレーズがありました。
青龍というのは、木の気のエネルギーを持っていますし、東の守護神です。

白虎というのは、金の気のエネルギー

もっとみる
提婆王と月と太陽

提婆王と月と太陽

いざなぎ流で7つの祭文を唱え終わると今度は呪詛に関する祭文を唱えます。

呪詛の祭文もいくつか種類があるのですが、最初に唱えるのは釈迦王の叔父である提婆王に関する祭文です。

提婆王はある日、戦争に負けてしまいました。

自暴自棄になってしまった提婆王は、生きとし生けるもの全てを抹殺してやろうと叫びました。

そこに釈迦王が止めに入るのです。

釈迦は日月の将軍に助けを求めました。
日月の将軍とい

もっとみる
ひふみ祝詞とは何なのか

ひふみ祝詞とは何なのか

ひふみよ いむなや こともちろらね しきる ゆゐつわぬ そをたはくめか うおゑに さりへて のます あせえほれけ

たったの47音しかない短いものですが、効果は大きいです。

天照大神が天岩戸に隠れた時に、天鈿女が舞い出てくるという話は有名ですが、その際にこの47音が謡われました。

47音がダブらずに使われているのが特徴です。
人の生き方や宇宙の玄理を表しているとされています。

多くの神社で神

もっとみる
陰陽道の時代と変化

陰陽道の時代と変化

陰陽道は朝鮮百済を経由して日本に入ってきました。

最初の段階では知識の輸入に関わったお坊さんだったり、大陸から渡ってきた方々が用いた分けです。

これが大きく変わったのは奈良時代に入ってからです。
中国から密教や道教が入ってきました。
さらに、弘法大師が真言密教を始めたことで、日本の仏教界が密教に変化していくようになりました。

その頃は日本の陰陽道では後継者が少なかったために、仏教界以上に密教

もっとみる
呪い対策マインド

呪い対策マインド

呪いというのは、スピリチュアルの領域でもニーズの高い分野です。
世の中って世知辛いのでしょう。

呪いを学ぶというのは大きく分けて3種類に分けられます。

・攻撃としての呪いをかける。
・対策として呪いを防ぐ。
・呪いを解除する。

呪いを防ぐ上で大事な心構えというのは、防ぐのに失敗したとしても、一発目は耐えるということです。

それは戦略にも言えることです。先手を取られるというのは不利なことです

もっとみる
太古真法とその言霊

太古真法とその言霊

444代目さま前につぶやいた太古真法についてです。
1枚の和紙を折り、包み、結ぶというだけなのですが、なぜそれが見えない世界との関連があるのでしょうか。

折りという言霊があります。天降りでありますから、天意の降下です。つまり折りというのは天孫降臨のことなのです。

包みという言霊があります。何かを宿すことです。みを包むわけです。みというのは、実だったり真実だったりという意味もあります。三という意

もっとみる