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小市民のぼやき

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松ぼっくりの話

松ぼっくりの話

この人、何のためにいるんだろう?

数多くの組織を観察してきている中で、たまにそんな人がいる。
仕事がとてもおそくて、ミスばかりして、さらにはケガまでしてしまう。

逆に、一見、パフォーマンスが良いのだけど、周囲との調和がとれず、能力に見合ったものがないとか言いながら、居残り続けるとか。。。

自分自身のことを振り返ってみると、
時々特異体質であることを言われてきた。
10000人に1人の確率で起

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Wait and see

Wait and see

「変えられないものを受け入れる力
そして受け入れられないものを
変える力をちょうだいよ」

『宇多田ヒカルのこの歌詞が今も心の支えになっている。』そんな若者のつぶやきを見かけた。「あれ?どっかで聞いたフレーズっていうか、これ、ニーバーの祈りじゃん。」

おととしくらいから、いろいろな整理をしてきていた。「人のために良かれと思い西から東へ駆けずり回る。」泉谷しげるの春夏秋冬が思い浮かぶような毎日だっ

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弱いから強い

「なぜなら、私は、弱いときにこそ強いからです。」

聖書の言葉の大好きな一節に、私は、弱いときにこそ強い。という言葉がある。
日々、暮らしていて、自分自身がどうしようもない状況に追いやられることは少なくない。年始早々、身体を壊して寝込んでしまった。なにもできずに熱と闘う。(これこそ本当の熱闘甲子園ではないか。とか、思った)

喉も痛くて水分補給すらままならない。
そんな数日が続いた。

そんな時に

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生きるを味わう。

自分はどうも、インプットよりアウトプットが好きなような気もする。

というのは、
LCCの狭い機内の中で
退屈しのぎにすることといえば
寝ることか、
スマホをいじるか
本を読むか
なのに
メモ帳に下書きの文章をだらだら
書いている

この一年、
一年の中で起きた印象的なこと
元日に、予想していたこと一つもない。

と、ここまで書いて
2つのことに気がついた。

「この一年で、ここまできた。

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親の死に目に会えるかもしれない話

長男が新しいチャレンジをしようと準備をしている最後の日。

実家で過ごしていた長男からLINEが入った。
実際は会議の真っ最中で、LINEに気がついたのは一通りケリがついたあとだったのだけど、
父親が救急車で病院に運ばれたとのこと。

その後の続報で、
心筋梗塞で、すぐにステントを入れる手術をしたという。

あと、数十分遅かったら命を落としていたかもしれないという。

その日、病院に行ったら

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