見出し画像

お互いがハッピーになる関わり【障害がある方の他害行為とは】

障害のある方々と接するにあたり、いちばん悩ましいのは他害行為ではないでしょうか。他害行為は、叩く、蹴る、つねる、引っ掻く、引っ張る、暴言などです。

今後、他害行為への私の基本対応パターンをお伝えします
。 サポートをする方が、具体的にどう対応すれば他害行為を回避できるのかは、マニュアル化されにくい印象があります。 サポートをする方が他害行為を受けにくくなることは、障害のある方にとっても心地良い環境に繋がると考えています。お互いが怪我なく、無理なく、気持ち良く過ごせますように。

他害行為はコミュニケーションのひとつ

障害のある方々にとっての他害行為は、伝達方法のひとつであるという印象を受けます。それがコミュニケーション方法になってしまっているのですから、サポートする側はコミュニケーションとして、どう返すか、どうやり取りをするかを考えていくと楽しくなるかと思います。

お相手さまに、他害行為をしないほうが生きやすくなるという想いをお伝えするのは、コミュニケーションをとれるようになってからのほうが伝わりやすいかと思います。

まずは、他害行為の理解を。その上で、他害行為を受けにくくなる立ち振舞いをする。次に、お相手さまとの関係も作っていくと同時に、関係性に応じて、他害行為を減らしていく方法をお伝えしていく。といった流れでしょうか。

では、なぜ他害行為をしてしまうのでしょうか。

勝手ながら、私が感じている障害のある方々の基本的な気持ちは、大きく分けて3つあります。

①自分にかまって欲しいから。
他害行為をすると、言葉や表情、身体の動きなど何らかの反応があるため、かまってもらっていると思い嬉しかったり、反応が面白い、楽しいと思っているのかもしれません。

②自分が感じている不快感や感情などをどうしていいか分からないから。
言葉で上手く言い表せなかったり、声が発せないので、身体を使って近くにいる人に、不の感情を伝えているのかもしれないですね。

③自分が伝えたことを分かってくれないから。
なんでこんなに伝えているのに、見てくれないの?分かってくれないの?何もしてくれないの?という怒りなのかもしれないですね。また、分かって、気がついて、助けて、して欲しいなどのサインかもしれません。


他害行為への私の基本対応パターンをお伝えしています。良かったらどうぞ。
[障害ある方々から他害行為を受けにくくなる接し方]


この記事が参加している募集

多様性を考える

よろしければサポートお願いいたします!励みになります。少しでも多く記事をアップする時間が作れるようになりたいです。