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レビューとレポート第34号(2022年3月)

今月は山本桜子さん、紺野優希さん、渡邊亜萌さんから寄稿していただきました。表紙は門眞妙さんです。

ルポルタージュ

■[1]渡邊亜萌「人間らしさを守る人間の会」ルポルタージュ
文:2代目きつね(?)
構成:山本桜子(ファシスト党〈我々団〉、『メインストリーム』編集部)
https://note.com/saqrako/n/ne4421e26acc2


レポート

■[2]「生誕100年 松澤宥」長野県立美術館 レポート
渡邊亜萌(美術家)
https://note.com/amongnoma/n/n6d91be6dff9c

特別展「空也上人と六波羅蜜寺」 東京国立博物館
https://note.com/misonikomi_oden/n/n2a1a15b1d476

アートフェア東京2022レポート 
https://note.com/misonikomi_oden/n/n7a9f09e359c9


特集「ポリネーター」

[3]설령 꿈속에서 설렐 수 있을지언정 ー 우메츠 요이치 《폴리네이터》 전 와타리움
콘노 유키
https://note.com/misonikomi_oden/n/n5623af9ab3fa

■たとえ夢の中でときめくことができたとしても ー 梅津庸一展『ポリネーター』ワタリウム美術館[日本語訳]
紺野優希
https://note.com/misonikomi_oden/n/n08e2e463bcb8


記事解説

[1]渡邊亜萌個展「人間らしさを守る人間の会」に関して2代目きつねさんが詳細に展示を読み解くルポルタージュ(山本桜子さん構成)となっていますが、人間を憎むきつねによる文章というフィクションのような体裁にもなっています。
 1代目のきつねさんは「あいちトリエンナーレ2019」に対抗して実施された「なごやトリエンナーレ」の開催する「「表現の萎縮展」」について執筆したのち行方知れずになったようですが…
 山本桜子氏の所属するメインストリームは「なごやトリエンナーレ」とそれに関連して開催された「裁判」について追う「なごやトリエンナーレ・裁判公演への道程」の執筆もしています。
それらを踏まえつつ今回の記事を読むとより面白いのではないでしょうか。

[3]ワタリウム美術館で開催された梅津庸一展ポリネーターについて「レビューとレポート」では特集企画として展示期間中より継続的に記事を提供してきました。今回は紺野優希さんによる韓国語によるレビューで、個展ポリネーターだけでなくパープルームもふくめて梅津さんの活動を韓国語圏へ紹介しています。日本語訳もあります。

特集ポリネーター、過去の記事はこちら
■梅津庸一展 ポリネーター ワタリウム美術館 レポート
渡邊亜萌(美術家)
https://note.com/amongnoma/n/n1df13a8b3a8f

■梅津庸一展「ポリネーター」展評 〜ZIMAのロゴが改訂された2021年に〜
西島大介(漫画家)
https://note.com/dbp65/n/ne5ed0e9c849b

■軽く、明るく、瑞々しく、音が流れ、軌跡に生まれる——梅津庸一「ポリネーター」の意味空間
勝俣涼(美術批評、表象文化論)https://note.com/misonikomi_oden/n/n51d0c4c6f8a7

■「ポリネーターより、シエニーチュアン 」
シエニーチュアン(パープルームメンバー)
https://note.com/misonikomi_oden/n/n79379ee2131c

■ポリネーター展に見る「美術のおもしろさ」について 
播磨みどり(アーティスト)
https://note.com/misonikomi_oden/n/n0b33755ddc42

■パープルームのまんが「ポリネーターとワタリウム美術館」
安藤裕美(画家、パープルーム) 
https://note.com/misonikomi_oden/n/n363422b33782

■「私」を解体する――「梅津庸一展 ポリネーター」レビュー 
中島水緒(美術批評)
https://note.com/misonikomi_oden/n/n48c34367517f

[2]今年は松澤宥さんの生誕100年ということで地元下諏訪でも関連企画が開催される中で、長野県立美術館が大規模な回顧展を行いました。そのイラスト入りの詳細なレポートが、渡邊亜萌さんによる「「生誕100年 松澤宥」長野県立美術館 レポート」です。松澤宥イラスト化はもしかしたら史上初めてなのではないでしょうか。


お知らせ


■第40回AI美芸研「人工知能美学芸術展:美意識のハードプロブレム」全体報告
*山岡信貴新作映画「アートなんかいらない!」(中川村ショートバージョン(149分)研究会に先立ち同会場にて10:00開場10:30より試写
2022.4.2 15:00-18:30
https://www.aibigeiken.com/research/r040.html


開催中

■Tokyo Contemporary Art Award 2020-2022 受賞記念展
藤井光、山城知佳子
2022.3.19. - 6.19
東京都現代美術館
https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/TCAA_2020_2022/

■VOCA展2022 現代美術の展望─新しい平面の作家たち─
2022.3.11 - 3.30
上野の森美術館
https://www.ueno-mori.org/exhibitions/voca/2022/

レビューとレポートでインタビューをした本山ゆかりさんが選出されました。
https://note.com/qqwertyupoiu/n/n257b16a17cd6
https://note.com/qqwertyupoiu/n/n831234506854

■「この世、受け皿」
本山ゆかり
Yutaka Kikutake Gallery
2022.3.18 - 4.16
http://www.ykggallery.com/exhibitions/yukarimotoyama-2203/

■「Emotionally Sweet Mood-情緒本位な甘い気分-」
谷澤紗和子
studio J
2022.3.19 - 4.9
http://studio-j.ciao.jp/?p=807

■アイラブアート16視覚トリップ展 ウォーホル、パイク、ボイス 15人のドローイングを中心に
ワタリウム美術館
2022.1.22 - 5.15
http://www.watarium.co.jp/jp/exhibition/202201/

■開館40周年記念展 扉は開いているかー美術館とコレクション 1982-2022
2022.2.5 - 5.15
埼玉県立近代美術館
https://pref.spec.ed.jp/momas/is-the-door-open

■はじまりから、いま。 1952ー2022 アーティゾン美術館の軌跡—古代美術、印象派、そして現代へ
アーティゾン美術館
2022.1.29 - 4.10
https://www.artizon.museum/exhibition/detail/538

■特別展「空也上人と六波羅蜜寺」
東京国立博物館
2022.3.1 - 5.8
https://note.com/misonikomi_oden/n/n2a1a15b1d476

主にプレスリリースを送ってもらいました展示について記載しています。

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あとがき
門眞妙さんの表紙は今回で最後となります。1年間ありがとうございました。WEBメディアの表紙なのでデジタルを意識してくださりドローイングのレイヤーを重ねたり、ドットを打ったりと、今までなかった表現をされていましたね。
来月号から二艘木洋行さんに表紙を担当してもらいます。

原稿募集中です。掲載希望される方は下記連絡先まで。
美術展のレポートやお知らせでの掲載や取材を希望される方はプレスリリースを下記連絡先まで送ってください。
展示内覧会へ招待いただければ取材へうかがいます。

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表紙絵 門眞妙
企画・編集:みそにこみおでん
スタッフ:シロクマ

連絡は下記へみそにこみおでん宛にお願いします。
E-mail: aspma260[あっと]gmail.com
twitter:@misonikomioden
facebook: https://www.facebook.com/misomuoden

レビューとレポートバックナンバー
https://note.com/misonikomi_oden/m/m075a5bacea51