見出し画像

鼻水はすすらずに!ティッシュにかむ!もしくは吸引する!

今日は12月5日。
最近気温が下がり冷えこみがどんどんきつくなってきた。

自分は、寒くなると鼻水が出やすい。
花粉症も持っているため、
基本的に12月から5月くらいまでは、
鼻水とお友だちだ。(あまり嬉しくない。)
12月から5月くらいまでって、
1年の半分の6ヶ月間だよ。長いね!

しかも。
この現象は、
自分が小学生低学年の頃からのお話だ。
自分の現在の年齢は秘密だが、
鼻水とお友だちになってから、
約◯十年が経つ。

この約◯十年の間。
自分のお友だちの鼻水とは、
色んなエピソードがあった。

***

「鼻水はすすって身体に溜め込むんじゃない!何週間放置していたんだ!?」

とある耳鼻科医のN先生は、
診察室で急に怒り始めた。
診察を受けているのは小学4年生の少女。名前は美咲という。

「蓄膿症って知っているか!?」
耳鼻科医のN先生は分厚い医学の本をおもむろに取り出して、美咲に蓄膿症の説明の書いたページを見せた。
「なんで数週間も鼻水を放置していた?片耳が聴こえにくい症状はいつからだ?」
「片耳が聴こえにくいのは3日目くらい…です…」
「鼻水の症状を舐めたらだめだ!耳にも症状が出ている!蓄膿症になったら、顔をメスで切る手術をしないといけなくなったり、本当に怖いんだから!早くレントゲンを撮るぞ!鼻吸いもするんだ!」

この時の耳鼻科医のN先生はとても怖かった。美咲は診察室の椅子に座ったまま、あまりのN先生の剣幕にしばらく硬直した。今まで何度かN先生のところに通ったことはあったが、何故、今日の先生はこんなに怒っているんだろう?と、不思議だった。

レントゲンをN先生の言われるがまま撮って、鼻水を吸引する機械で鼻吸いもした。
「鼻吸いが終わったら診察室に戻っておいで。」
N先生の声色はレントゲンを撮る前とは少し変わって、怒りのボルテージは下がっていたが、若干まだ怒っている様子があった。

鼻吸いが終わり鼻の奥がすっきりした美咲は、相変わらずボーっと水の中にいるかのように聴こえにくい片耳に違和感を感じながらN先生の診察室に戻った。鼻が詰まっているから耳が聴こえにくいだけだと思っていたのに、鼻吸いをしても耳の聴こえが治らなかった。
美咲はこのまま耳が聴こえにくいまま治らなかったらどうしよう。とはじめて自分の置かれている状況と、N先生が怒っている理由を理解した。
鼻水を放置しすぎたら顔の中で鼻水が膿となり溜まり聴力が落ち治らなくなる場合があるのだろう。怖い。

「今回は運がよかったね。レントゲンを撮ったけど、蓄膿症にはなっていない。」
N先生は診察室で、美咲のレントゲン画像を見ながら教えてくれた。
「抗生剤を出すから。それをきちんと飲むんだぞ。鼻水も出たらすぐにかむんだぞ。鼻水はすするんじゃない。かむんだ!約束だ。約束を守れば耳の聴こえも治るだろう。」
怒りながらであるが、優しい先生だ。

処方せんを耳鼻科のN先生のクリニックで渡された。美咲は処方せんというものが何かよく理解していなかったが、クリニックの事務のおばちゃんに薬局の場所を聞いて1人で薬局に薬をもらいに行った。
そして、抗生剤ってなんだ?と、不思議がりながら、薬局の奥で自分の薬が作られる様子を観察した。その時に薬剤師が薬を作っているのを見た。

N先生の言う通り。鼻水が出たらすすらず、すぐにかむように徹底した。そして、薬局でもらった薬もしっかり飲んだ。
耳の聴こえはN先生のところを診察してから4日目くらいで治った。

「N先生は、あの時、怒っていたのではなく。自分を叱っていたんだ。」
時間差ではあるが、自分の身体を心配して叱ってくれる場所が家以外にもあることに、小学生4年生ながらに美咲は気がついたのだった。

***

以上が約◯十年前の自分の鼻水エピソードだ。
鼻水にまつわる自分のエピソードで1番印象深かったお話を書いた。
ちなみに耳鼻科医のN先生は、
今は引退された。良い先生だと近所で評判だった。今でも忘れられない先生だ。
N先生のところに何度通ったか両手では数え切れない。自分の思い出のつまっている病院なのである。何度も自分の耳と鼻を守ってくれた。本当にありがとうございました。

自分が小さい頃は、
鼻水を吸引するための家庭用の機械がなかったように思う。そのため、鼻水吸引をするために耳鼻科にお世話になっていたが、現在は家庭用の鼻水吸引機が売っていて、とても助かる。

▲これとか。

▲これも。

自分で上手く鼻水を吸えない子とか、
ティッシュで鼻をかむのが苦手な方には
家庭用の鼻水吸引機は需要が高いはずだ。

自分の子どもは生まれて4ヶ月目くらいから、家庭用の鼻水吸引機のお世話になっている。
鼻水がズズズーっ!ズバズバズバっ!!!ととれるのだ。

花粉症シーズンは子どもだけでなく、
自分にも使う。
お鼻がすっきりして気持ちいい。
ティッシュももちろん使うよ!

とにかく、鼻水は身体に溜め込まない!
その心構えが大事。

鼻水はすすらず!ティッシュにかむ!もしくは吸引だ!

そして最後に。
今回のお話で出てきたN先生は実在する。
しかしN先生のNは、
苗字も名前も病院名も関係ない。
自分の中の忘れられない、とてもナイスな先生なのでナイス(Nice)の頭文字のNからとって、N先生とした!

今日のお話はここまでです!

見出し画像は稲垣純也様にお借りしています。今回の記事のイメージに合うお写真を探すためにみんなのフォトギャラリーを検索したらすぐに出てきました。こちらは滝ですね。いつもありがとうございます。

そして唐突に!現在の私のnoteの総閲覧者数が4万9500人いらっしゃいます。たくさんの方が閲覧してくださっているみたいで、とてもありがたいです。記事を読んだらスキを押してくださって問題ありません!むしろ押してください!♡をポチッとしてくだモチベーションに繋がります!良記事を書くための原動力にも繋がりますのでよろしくお願いします!♡(スキ)はnote非会員の方でも押せます!!! 
__________________________________

最後まで読んでくださってありがとうございました。鼻水が滝のように出てくる日ってありませんか?鼻をこまめにかんで溜め込まないようにしましょうね!

※こちらの記事はAmazonアソシエイトの広告プログラムに参加しています。

▼他にもこんな記事を書いています💁‍♀️

▼最近は鼻水だとか、湿気だとか。水分に関わる記事ばかり書いている気がします!

こちらも水分関係の記事です!

※スキ♡を押してください!フォローもしてね!

この記事が参加している募集

noteの書き方

忘れられない先生

サポートをいただくととっても嬉しいです!Amazonアソシエイトの収益は本などの勉強に必要な教材の購入費にします。