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◆連載予定◆精神科入院経験者が語る「私のメンタルヘルスとの付き合い」

※長い病気との旅の中で記憶が薄かったり、断片的なことがあります。ご了承くださいませ。

私、MIRAは、21歳前後で、初めてメンタルクリニックを受診します。

最初のメンタルクリニックの選び方

一日の受け入れ人数が多く、予約がすぐ取れるところで、医者の口コミが"優しそう"な所
何故かというと、当日の私は、とりあえず、
○涙が止まらない
○(手が熱い!重い!震える!)とパニック
○舞台の稽古に迎えない(足が動かない)
と、しんどすぎたので、まずは専門家に見てもらわないと!やばい!と思ったからです。

しかも、その日=初診日は、ちょうどミュージカルの稽古がある日でしたが、足が一歩も動かせず、母の運転する車で、当日予約が取れたメンタルクリニックに向かいました。
後に転院するわけですが、かならずしも、このクリニックが良くなかった、という理由で転院するわけではないです。とお伝えしたいです。
結果、この時は、そのメンタルクリニックに救われたわけですから、感謝しています。
もちろん、人間ですからマイナスに感じる部分はゼロではないです。
転院の話はまた今度。

初受診の様子や心境

まずは(稽古を休むからには、一日で○○という病気です、という結果を出さなければならない)という強迫観念がありました。
何も一刻を争って結論を出せと思われていたわけではないと今では思うのですが…よく言われることですが、うつ病等の患者は、真面目で白黒ハッキリさせたい性格の人が多いです。
結果を待たずとも「うつ状態ですね」と診断され、色々な心理的なテストを受け、稽古は休むとか辞めるのを勧められました。

結果を伝えるという大仕事

パニック気味で、自分が稽古に穴を開けてしまった罪悪感に苛まれている私が、稽古場に結果を伝える重みを想像していただけますか?
スマホを持つ手は震え、涙は相変わらず止まらないし、文章なんて出てきません。
結果的に自分では打つことができず、母が代筆して連絡をしたんだったと思います。
返答は、ちょうど就活も被っていたので「大変だったね。ゆっくり休みなさい」と降板を承諾してもらいました。
当時、またキャスティング考え直させてしまって申し訳ない…とまた罪悪感に見舞われました。
今思えば、医者の診断が下っている病人に冷たく当たる団体が多いとは思いませんが、それでも、何回かお世話になっていた劇団だったから、優しかったのかもしれません。

診断結果

次の回診断結果が出ました。
"重度の抑うつ状態"とのことでした。
その時の私の心境は(やっぱりうつかぁ)でした。
※正式には抑うつ状態とうつ病は異なります。

そして、

これが間ほぼ寛解をはさみ、5年以上続くことになるのです

長い私のメンタルクリニックとの人生が始まります。

当時の私と背中にやってきた病魔




noteにて連載予定!

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