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12_チョコレート嚢胞だった

長くなってきたこのチョコレート嚢胞の記事。ダイジェストはこちら。

1_チョコレート嚢胞だった チョコレート嚢胞だった!
2_チョコレート嚢胞だった 紹介状をもらいに地元のクリニックへ。
3_チョコレート嚢胞だった 最初にかかった病院での出来事。
4_チョコレート嚢胞だった MRI
5_チョコレート嚢胞だった MRIの結果。
6_チョコレート嚢胞だった 病院を変わることになりました。
7_チョコレート嚢胞だった 治療方針の説明がありました。
8_チョコレート嚢胞だった 番外編!最悪だったイタリアの旅。
9_チョコレート嚢胞だった イタリアで検査をした話。
10_チョコレート嚢胞だった 偽閉経療法について!
11_チョコレート嚢胞だった 子供をもたないという選択をした記録。


健康診断の結果で病気がわかったのが今年の3月。それからいくつもの病院に何度も通い、検査を重ね、そのあいだにイタリアにも行き、6年間交際したパートナーとの関係が終わった。子供を持たないという決断をした。盛りだくさんの一年だった。正直ぐったりだ。

腹腔鏡手術で右の卵巣・卵管の摘出が11月に決まり、8月16日から偽閉経療法を開始。

偽閉経療法についてはこちら。

生理を止めることによって内膜症の悪化と子宮などへの癒着を防ぐもの。毎朝9時半と決めて欠かさず服用していたのだが、8月16日から飲み始めてちょうど一か月経った頃の9月19日に、普通の経血の量で生理が始まり、4日間ぐらいで終了した。

9月26日の手術前の健康診断の際に、そのことについて質問すると、正しく服用していても最初の一か月目ぐらいに普通に生理がきてしまうことは珍しくないらしい。ちなみに2ヶ月後の10月16日も軽い生理がありました。

この9月26日の術前健康診断ではMRIもやりました。もう、色々検査をやりすぎて、いつどこで何をやったか忘れそうになるけれど、MRIは今年2回目ですね。前回は6月に前の病院でMRIを撮ってました。…思うんだけど、紹介状を書いてもらって今の病院に引き継いだ時に、前の病院で撮ったMRIの結果も添付してるのに、どうして何度も撮るんだろうか。つい4ヶ月前のデータは、もう信ぴょう性がなくなってしまうのだろうか?


この病院は、やたらと紙をくれる病院で、配られる紙が多すぎてクリアフォルダが病院からの用紙で埋まってしまったほどだ。次回予約の日時と何時までに病院入りすべきかなどを書いた用紙を毎回もらえるのは便利だと思ったが、しかし、入院に関する資料の多さには閉口した。入院の手引書みたいな薄いパンフレットのほかに配られる用紙の多さたるや。

病棟や病室の説明書が、バラバラと何枚もの紙に同じようなことが書いてあって、計6枚。要約すると半分ぐらいで済みそうな内容だ。ばらつくのがわずらわしいので自分でホチキスで止めた。こういった内容はパンフレットに組み込んでしまえば、それ一冊で済んでしまうと思うのだが。

入院に関する注意案内みたいな用紙も死ぬほど配られた。これも、パンフレットに書き忘れてしまったのだろうか?パンフレットに記載の、入院時の持ち物や注意点とは別に、履物の注意や入院のQ&A、患者さん窓口などなどが用紙でバラバラと配られた。管理が大変だからパンフレットに一冊でまとめて欲しいし、これらを全部忘れず配らなきゃならない病院スタッフも大変だろう。

入院前に書かされる同意書の多さは仕方がないにしても、その中に「この病気の経緯」について書かされる項目があって呆れてしまった。すでに紹介状が今の病院に渡った際に引き継いだ情報なのでは?健康診断で病気が発覚してからの経緯など、病院がとっくに把握しているはずのことを手書きで書かせるなんてナンセンスだと思ったので、ブランクで提出し、その旨を説明したらすんなり納得してもらえたが…。

そういえば、この病院で手術が決まってすぐの頃に、手術までのスケジュールを書いた紙を渡されたのだが、それを次回の診断に持ってきてくださいと言われたのもおっくうだった。忘れないように覚えておかなきゃならないことがストレスだ(ちなみに私はうっかりこれを持参するのを忘れ、スタッフの方が慌てて新しい紙に書き直していた…不毛)。そんなもん、まずは病院でデータ(と紙)で残しておくのは大前提で、患者の備忘録のためだけに用紙で渡してくれるというならわかるのだが、患者に次回診察の時に何かを持ってきてもらうというのはとてもナンセンスに感じる。病院は手ぶらで行きたい。患者にデータを依存しないでいて欲しい。患者と病院がデータを共有することはとても大事だが、その情報や資源を患者に依存しないでもらいたい。わずらわしいから。

…というわけで、ここ数年立て続けに入院、手術をしているけれど、こんなに用紙を渡される病院は初めてだったし、「次回までにこれを忘れず持ってきてください」と言われる病院も初めてだった。

10月27日に入院前のコロナ検査があったのだが、これに使う唾液を入れるボトルを早々と8月に渡され、10月の検査の時に持参してくださいって、これこんなに早く渡されたらなくしちゃう人もいそう、、って思った。病院で実施すればボトルを患者に預ける必要はないのに、自宅で唾液を採らせるためにボトルを2か月も前から患者に渡すのはどうしてなのだろう?おそらくは病院での実施事項をなるべく少なくして混雑や待ち時間を少なくしたいのだろうけれど、ボトルを渡すの早すぎだと思う。

さあ、いよいよ10月31日から5泊6日の入院だ。リュックに詰め切れず、小さめのスーツケースに支度をした。入院、手術の記録はまた続きをお楽しみに!

いよいよ手術入院。卵巣と卵管を切除します!


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