見出し画像

「楽しんで作る」が原動力。色で下田の新たな魅力を開く「焚火料理人」

 静岡県下田市にある企業、VILLAGE INC.さんに取材をさせてもらいました。VILLAGE INC.さんは西伊豆で1日1組限定のプライベートキャンプ場
「AQUA VILLAGE」「REN VILLAGE」、下田市で商業施設「NanZ VILLAGE」を運営するアウトドアベンチャー企業です。

http://villageinc.jp/

そのVILLAGE INC.が運営するNanZ Kitchenに、新しいシェフとしてSHOさんが今年2月末に加わりました。
まだ来てから日がたっていないということで、よりSHOさんを知ってもらうためにインタビューをしました。

SHO さんプロフィール
1992年:東京都生まれ
2011年:高等学校 自動車科卒業
2014年:整備会社退職
2014年:料理人の道へ
2017年:マリオットホテル品川入社
2019年:ガーデン&クラフツ店長就任
2020年:VILLAGE INC.入社

ではさっそく聞いてみます!初インタビューにドキドキ。。。

ー多様性のある料理を作りたい

SHOさん曰く、「インターナショナルな料理を作っています」との事。
この“インターナショナル”には多国籍料理としての意味や、お互いが関わり合うという意味が含まれているそうです。
まさに、アウトドアをテーマに働き方・遊び方の幅を広げているVILLAGE INC.さんに合っている気がするのは私だけではないはず!!
新たな可能性の幅を料理から広げてくれる高まりをすでに感じます。

ー海が好き、物心ついた頃から伊豆に

ミク:まず、下田にきたきっかけが純粋に気になりました。東京から時間や交通費がかかる中で、なぜこの場所を選んだのでしょうか。

SHO:家族全員海がすきで、イイ海を求めて旅行をしていた中で、ぴったりきたのが伊豆だったんです。

ミク:伊豆っていっても西、南、東と範囲広いですよね。その中で南伊豆ー下田を選んだ決め手は何ですか。

SHO:西、東伊豆は生活する上で「現実的じゃない」、生活必需品や交通など不便に感じました。下田は観光の町として栄えているし、「ちょうどよい田舎感」が心地よく、いつかは下田に住んでみたいと漠然と考えていました。

画像1

↑VILLAGE INC.のすぐ近くで見渡せる景色

ー料理人の道へ

ミク:自動車専門学校を経て、いきなり料理人を目指すことになったSHOさんですが、そのきっかけは何だったのでしょうか。

SHO:専門学校卒業後、自動車整備士になったもののどこか満足しない部分がありました。その頃、家族の中で夕飯を作ってくれる人がいなく、自分で冷蔵庫にある余り物を使って自由に毎晩料理を作っていたんです。最初は決して本格的なものではなく、クックパッドのようなレシピを見て簡単なものを作っていましたが、次第に料理の楽しさにのめり込んでいき、料理人を目指すようになりました。

ー「星がほしい」

ミク:修行期間を経て、その後、有名ホテルである東京マリオットホテルに就職したと伺いましたがその決め手を教えてください。

SHO:恋愛ですね…笑 当時付き合っていた彼女との将来を考え、やるなら一流になりたい、「星がほしい」そう思いました。一流の料理人になるべく厳しい修行の日々を過ごしてましたが、でもその後大失恋をし、料理人をやめようかと思うほど落ち込み、料理にも気持ちが入らなくなってしまいました…笑

そんな時、イタリアに住む妹が気張らしにと呼んでくれたんです。1ヶ月ほど現地の美味しいものを食べたり、アポなしでレストランを訪れてシェフにフライパンを握らせてもらったり…笑 この貴重な体験のおかげでまた純粋に料理を楽しむことが出来るようになったんです。


画像2

↑NanZ Kitchenメニュー:サーモンのカルパッチョ 


ー料理に対する思い

ミク:フランスやイタリアでの修行を経て多国籍料理を作っていると伺いましたが、その中でも得意料理は何ですか。

SHO:ないですね。自分が作っていて楽しめるように、同じ料理を作るのではなくいろいろなものを作りたいと思っています。

ミク:だから料理のジャンルにとらわれない多国籍料理を作っているのですね。家族に晩ご飯をつくっていたころのルーツと変わらないものがありますね。

ちなみに、SHOさんの好きな食べ物は何でしょうか。美味しいものを作る人の好きな食べ物は非常に気になるところです。

SHO:ラーメンこれ一択!それも家系。これは譲れないところです笑


画像3

↑SHOさんのピザ、お子さんにも好評。


-今後の思い

ミク:今後VILLAGE INC.のスタッフとしてやっていきたい事、決意はありますか?

SHO:今後はNanZ Kitchenのシェフとしてだけでなく、VILLAGE INC.のルーツ
でもあるキャンプ場に出向いて料理もしたいと考えています。
アウトドアにも必要不可欠な、「火」を1つのキーワードとした皆が楽しめ
る料理
を提供したいですね。

ミク:なるほど、それで焚火料理人という訳なのですね。

これからもっともっと面白くなるVILLAGE INC.さんとSHOさんに大いに期待ができますね。本日はお忙しい中、ありがとうございました。

NanZ KitchenにてSHOさんの魅力、その料理を5感で感じることが出来ます。ぜひ下田で本格的な料理を味わってみてはいかがでしょうか。


株式会社VILLAGE INC
静岡県下田市一丁目6-18 NanZ VILLAGE
http://villageinc.jp/
FB:https://ja-jp.facebook.com/villageinc/
Instagram:https://instagram.com/village_inc?igshid=i6g7j4hmioct


この記事が参加している募集

#私のイチオシ

51,129件

#一度は行きたいあの場所

54,283件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?