書きたいのに書けなかった時期を自分を傷つけない方法で乗り越えた

久しぶりの記事になってしまいました。その理由はタイトルにあるとおりで、書きたい気持ちはあったものの実際には書けない期間が続いていたからです。

書きたいことがなかったわけではないし、時間がなかったわけでもない。記事を書いていない間も、Twitterやラジオでは発信を続けていました。ただパソコンを立ち上げても、なぜかnoteを開くことができませんでした。

なんで気持ちは前向きなのに行動が伴わないんだろう。

ここ2ヶ月ぐらい、来る日も来る日も「なんでだろう」って考えました。おかしい、こんなはずじゃないって何度も思った。

考え続けた結果、GWが開けたぐらいのタイミングで今の自分の状況を言葉にすることができました。

気持ちと行動の間に、思っているよりも大きなギャップがある。

これを言葉にできるまで、本当に長かった。きっと言葉にする怖さもあったんだと思う。認めたくなかったのかもしれない。

やりたいのにできていない。挑戦したいのに始められない。そんな時期を経験したことが、あなたにも一度ぐらいはあるんじゃないでしょうか。

そんなとき、ただ闇雲に自分はダメな人間だって決めつけてはいませんか。

以前のぼくはそうやって自分をひどく責めていました。今日もできなかった。また今日も進まなかった。その繰り返しだった。

そういう時期が悪いって言いたいわけじゃないのです。ぼくが言いたいのは、そこから抜け出すことはできるよっていうこと。自分を責めることなく苦しい時期を乗り越えることはできるんだよ。

自分の弱さに絶望した

書きたいのに書けないっていう状態は、今回が初めてではありませんでした。1年半ぐらい前にもそんな時期があったかな。

ぼくはサラリーマンなので、こうしてブログを書く時間は平日の夜か土日になります。1年半前は車で外回りの営業をしていたので、通勤の時間に書くなんてこともできませんでした。

世の中には思わず「すげえ・・・」と言ってしまうような、バケモンみたいな人がいます。ぼくからすれば、仕事が終わってからとか子育ての合間とかにブログ書いている人はみんなバケモンです。ええ、褒めてますよ。

だから今なら、当時のぼくはすごいことをやろうとしていたんだなって思えるし、同時にそれなのに自己嫌悪に陥っているなんて厳しすぎるよって言いたくなります。

本気ならそんなのやって当たり前でしょ。みたいな言葉はスルーでいいのです。それで燃える人もいるかもしれませんが、少なくともぼくは燃えません。

毎晩のように自分にがっかりするのはもう嫌なんです。本当につらかったので、戻りたくないんです。

ぼくはバケモンとやらではなかったので、仕事から帰ってきて夕飯を済ませて家事をして・・・ってしていると、かなりくたくたになってしまっていました。

それでも！と思って開いたパソコンの前でウトウトして、一旦ソファで休憩してそのまま寝落ちっていう最悪の方程式を何度繰り返したことか。

「そりゃしんどいよ。あなたは十分よくやっているんだよ。」って今なら言えるんだけど、当時は自分が弱いから書けないんだと思い込んでしまっていた。寝落ちから目覚めた朝、その弱さに何度も何度も絶望しました。

気持ちじゃどうにもならないこと

過去のぼくにこの記事が届くのなら、本当に読んでほしい。そして気づいてほしい。

気持ちだけではどうにもできないことがあるんだよ。

ぼくは決して弱くなんかなかった。むしろ限られた時間で、限られた体力を振り絞って「書きたい」と思い、パソコンの前に座って文章を書こうとしているだけで、もう強すぎるのです。

もしかしたら、過去のぼくを自分に重ねて読んでくれているあなたにも、同じことが言えるかもしれません。

あなたが弱いわけでも、周りの誰かより劣っているわけでもない。いくら強い気持ちがあったとしても、どうにもならないものは仕方ないのです。

1500m走やシャトルランをやりきって倒れ込んでいるときに「はい2本目いくよ〜、ピーーー！」って笛を吹かれても走り出せないように。ここにやる気や熱量は関係ありません。

いくら気持ちが前向きで、十分すぎるほどのやる気があったとしても、どうにもならないことはあるんだよ。

それを自分が弱いから、自分がダメだからっていう結論にしてしまうのは、ちょっとひどすぎやしないかい？って思うのです。

ギャップに抗わず信じて待ってみたら

Twitterやラジオではもう言っていますが、実は初めての有料noteを書き始めていて、2月ぐらいから少しずつ準備をしていました。

公式LINEでは完成までのプロセスを全部見せていくことにして、特に3月頃は鼻息を荒くして取り組んでいました。記事を書く前にやったことを、何回かに分けて配信していたんだよね。（引き続きやるよ）

本当は3月〜4月には完成させるつもりだったけど、実際はまだ導入部分ぐらいしか書けていないんです。こうして文章にすると、なんかめちゃくちゃ悔しいな。

3月だった目標が4月になり、GW中にやろうってなって、もう5月も後半になりました。やっぱり悔しい。

ただ自分でも不思議なんだけど、3月から全然進んでいないのに、焦っていないんだよね。

過去のぼくだったら、自己嫌悪と自己否定を繰り返していたと思います。でも今回は違いました。

冒頭でも書きましたが、自分の気持ちと行動に大きなギャップがあることに気づいたとき、この「なぜか焦っていないという謎」も解けたような気がしました。

ぼくは過去の失敗を繰り返したくなかった。だから今回は、自分の中にある大きなギャップに抗っていなかったのです。

いま無理をして抗えば、きっとまたケガをすると思ったのか、ぼくはこのギャップが埋まることを信じて待っていたんだと思います。きっと無意識のうちに。

そして目に見えないギャップの存在を言葉にできた今は、自分の意思でもう少し、もう少しとギャップが埋まっていくのを待ち続けています。

この記事を書けているのがなによりの証拠です。埋まってはきたけど、まだ有料noteを書き進められるほどじゃない。だからまずはこの記事を書くことにしました。

過去にした経験と今回のことで確信しました。

気持ちと行動に大きなギャップがあるときは、むやみやたらに動かなくていい。自分を傷つけずに目の前のトンネルを抜け出すには、このギャップは必ず埋まると信じて待つ。

落ちるかな？大丈夫かな？っていう状態で渡ろうとしなくていいのです。「よし！これならいける！」って思えたときが、がっちり靴紐を結んで向こう岸へジャンプするときなんだよ。

過去では、やりたいのにできない自分を責めた。気持ちじゃどうにもならないことを自分の弱さだと思い込んで、そんな自分に絶望した。

今は自分を傷つけずに乗り越える方法を知っている。自分の中にあるギャップに抗わない。あのときみたいにケガをしないよう、じっくり待つことを覚えた。

ぼくはどっちも経験したので、両方の立場にいる人の気持ちがわかります。

この記事を読みながら、自己嫌悪に陥っていた最近のことを思い出していたあなたの気持ちが痛いほどわかる。

そこから抜け出したいけど、どうしたらいいのかわからなくて動けないあなたのことも理解できる。

もう十分もがいたよ。やれることはやってきたんだよね。そろそろ誰かに頼ってもいいんじゃないかな。

もしぼくの経験を求めてくれるのなら、ここから連絡してください。他の記事を読んでから戻ってきてくれてもいいよ。

やっと新しい記事を書くことができて、もう少しで今いるところからはばたける気がしています。ぼくにとって大切な記事になりそうです。

この記事であなたと出会えたら最高だなって思います。

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