インフレ(物価高)・円安にもミニマリズム【変動費:食費編】
世界的なインフレが続いています。7/16時点で1ドル140円に迫る勢いで円安も進んでおり、食料品やそれに関連するエネルギー、肥料等を輸入に頼る日本としては物価高に拍車が掛かっています。そんなときも、ミニマリズムが役立つと考えています。
今回は、インフレ対策・物価高対策だからしているわけではないですが、我が家の日々の節約の取り組みををまとめましたので、記事にします。
なお、固定費の削減については過去記事参照。ざっくりすぎますが、まとめると下記の通りです。
【家】家賃補助のある賃貸及び社宅、実家、低家賃の家に住む
【車】車は持たない
【保険】保険は不要
【通信費】格安SIM、固定回線とスマホのセット割、テレビは持たない
【電気代】ガスと電気のセット割、アンペア数の契約見直し
【サブスク】厳選する
固定費の見直しだけで、インフレによる価格上昇分以上に節約効果があると思いますが、今回は節約界隈でトピックとなりやすい食費について触れたいと思います。
食べる回数を減らす
当たり前ですが、食べる回数を減らすと食費は減ります。食べる量を減らすメリットは、食費を減らせることに加え料理を作る手間が減らせますし、消化の機会が減るため腸が休まり、細胞の若返りにつながったり、食べ過ぎによる肥満を避けることができるようです。参考:「空腹」こそ最強のクスリ
我が家では、朝食を抜くようにして半年以上経過します。私は明確な変化があり、お腹周りがすっきりし、体重もなんと新入社員の頃まで戻り、7キロ痩せました。
1日中 同じ料理を食べる
料理をする手間が省けるという時間の節約効果が最も大きいのですが、同じメニューを食べることで材料が最小限で済むこと、ガス代電気代も節約できることから節約の観点でもおすすめです。
また、仕事や子供の相手をして疲れていても、一時の感情に流されて外食をしたり惣菜を買ったりすることによる余計な出費を避けられます。
私は元気な朝のうちにまとめて作るのが好きで、妻が作るときは夜にまとめて作っています。
気をつけていることは、満遍なく栄養が取れると言われている【まごわやさしい※】をできれば毎日取れるようにレシピを考えています。
※【ま(豆)、ご(ごま、ナッツ等)、わ(わかめ、海藻)、や(野菜)、さ(魚)、し(椎茸、きのこ)、い(芋)】
地域で一番コスパの良いスーパーを見極める
家から買い物に行ける範囲で、下記の観点から、コスパの良いスーパーを見極めます。
・最もよく買うものの価格と品質(信頼できるブランドか、添加物が入っていないか、味は良いか等)のバランスが良いか
・毎週買うもの(食品、日用品、乳幼児グッツ等)が揃うか
注意としては、価格ばかりに目がいくと品質を見落としがちなことです。また、個別の製品ごとに安いスーパーをハシゴしてしまうと、買い物に貴重な時間を奪われてしまうので、可能な限りなんでも揃う1店舗を見極めることをおすすめします。個人的におすすめなのは、首都圏であればディスカウントスーパーのオーケーです。
食料品、日用品、乳幼児グッツ(離乳食、おむつ等)が全て揃います。またほとんどの製品は有名ブランド(ナショナルブランド)のため品質面で安心できます。さらに、入荷する製品の種類を絞り込み、厳選した製品を大量仕入れすることで価格を安く抑えているそうです。製品数が少ないため、商品を選ぶ手間が省けるのもメリットです。
オーケーでの食料品の買い物で1点デメリットと感じているのは、現金支払いであれば安くなる(現金支払いを推奨している)ところです。現金での支払いであればクレジットカード会社等の決済業者を利用しない分 手数料を取られないため価格を据え置くことで、利用客に還元しています。利用者目線に立った取り組みの一環で、素晴らしい企業努力だとは思いますが。。
ミニマリストとしてはやはり現金を持ち運びたくないことや、IoT、DXの時代に逆行しているなぁ、と感じる面でもあります。
週に1回だけ買い物に行く
週1回のみ買い物にいくことで、お店で余計な情報に触れて物欲を掻き立てられる機会が減るため、感情に流されて余計なものを買ってしまうリスクが減ります。一方まとめて買い物に行くデメリットとしては、1回の買い物で買う量が多くなることです。私は電動子乗せ自転車にて、子供を載せずに買い物に行くことで大量に荷物を積み込んでいます。
肉は鶏むね肉
鶏肉は他の肉に比べて低価格なのに高タンパク低脂質です。またビタミンもとれます。特に鶏むね肉は安い部位のため、お店によっては国産鶏肉が100グラムあたり50〜80円程度で手に入ります。そのため、肉は鶏むね肉を中心に購入しています。
鶏むね肉は調理方法によっては食感が固くなりますが、作り方次第で美味しく調理できます。レシピはいくらでもネットにあるので、ぜひ鶏むね肉を中心としたレシピ作りがおすすめです。
野菜は直売所
google map等で直売所と入れて調べると、近くの野菜直売所が出てくるので買いに行くのをおすすめします。スーパーよりも新鮮で、安い野菜が手に入りやすいです。なお、道の駅などにある直売所よりも、農家が直に販売している直売所のほうが、販売店分のコストが料金に乗ってこないためさらにおすすめです。また、規格から外れているから安くできるような品物も手に入ります。
一方デメリットは、個人経営レベルの直売所では現金支払いが一般的であることです。我が家では、直売所とオーケーでの買い物でのみ現金を使用するため、現金を準備しています(ここは割り切っています。。)。
米はふるさと納税
米はふるさと納税の返礼品でいただき、極力お店で買わないようにしています。
返礼品として米を選ぶメリットは、食費を抑えられる以外にも重たい米を自宅まで輸送してもらえること、多めに届いても冷蔵不要で長期保存可能なこと、必ず消費する(余ることがない)ところが気に入っています。
買わないものを決める
買うもののチェックリスト化
買うものは全てチェックリスト化し、買いもの前にチェックリスト上で無くなったもののチェックを外すことで、買うものを整理します。チェックリストは、下記の観点で買わないものを決めました。
穀物:麺類、パン(小麦粉製品)は週に1回
小麦粉に含まれるグルテンは消化しづらく腸に負荷がかかること、小麦粉を使用した食品は物価が高騰していることから、多量の摂取は控えたいと考えており、週に1回のみのお楽しみとして、小麦粉製品が食べられる小麦粉デーを設けています。
飲み物:乳製品、酒、ジュースは買わない
飲み物はコーヒー(粉)と麦茶以外買いません。お酒(アルコール)や牛乳(乳製品)の分解においても腸に負荷がかかることや消化に栄養を消費してしまうため、やめました。ですが完全にやめているわけではなく、調理酒やバターは少量に抑えつつ料理に使用しています。もともと、麦茶以外のお茶や水、ジュース類は買っていませんでしたので、こちらも買うことはないです。
調味料:調味料を減らす(=メニューの固定化)
定番メニューを固定化し、調味料を闇雲に買わないようにしています。特に、●●の素みたいなものは調味料で作れるため、買いません。
加工品:買わない
惣菜、弁当、レトルト品、カップ麺、冷凍食品等の加工品は一切買うのをやめました。外食するよりは安いためこれまでは買うこともありましたが、1日分の食事をまとめて自炊するようになってからは自炊する手間が省けたので、買っても食べなくなりました。加工品は普段の食事には使いませんが、防災用に準備しているものは別途あります。
外食は月1回
自炊の手間を極力減らすことで手間と思わないようにしていますので、外食は月1回のみとしています。新たな経験や思い出につながるような使い方を意識しています。
例
・自炊では手間のかかる料理
・旅先での名物料理
・誰かと一緒に食事を楽しむ機会
買い物・外食予算を決める
半年間は家計簿をつけ、消費動向を把握された上で予算を立てるのがおすすめです。足元はインフレのため、毎月数%づつの予算アップは仕方ないかなと思います。
【備考】今後やめたいこと
・おやつ(糖質依存)
お酒や飲み会をやめられた分、以前よりも甘いものに手を出すようになってしまいました。依存性があるため際限がないこと、また糖質は老化や糖尿病にもつながりますので、やめていきたいところです。
・コーヒー(カフェイン依存)
少量でれば問題ないかもしれませんが、コーヒーに含まれるカフェインは肝臓に負荷がかかるようです。時折、健康診断時に肝臓の数値が悪いことがあるため、まずは減らすところから取り組みたいと考えております。中学時代からハマっているため、沼です。。
今後やめたいことについては、どうやって辞めていこうか思慮してます。
みなさんの参考となれば幸いです!これからもミニマルライフ全般を発信していきますので、是非フォローをお願いします♪
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