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「自分」を諦めたくない。

今年の目標は「自分」を諦めない。この意味について書いていこうと思う。

この意味には私の生い立ちが深くかかわっている。
私は小学5年生の時に、自分の容姿に自信を無くし「勉強を頑張って一人で生活できるようになる」という、今思えばなんて現実的な目標なのだろうと思うのだが当の本人は大真面目に誓っていた。

そんな自己肯定感で幼少期を過ごし、順調に学力が付き「勉強」が一つの自信になっていた。しかし、学力というのは相対的であり曖昧なのでその上に立脚する自信とはかなり脆いものだった。

そんな状態で、私のマインドは楽観主義からくる何の根拠もない「自分は大丈夫」という気持ちと自己肯定感の無さと実力の無さからくる「自分なんて結局」「自分は頑張れない人間」という相反するような気持が混在していた。

この相反するマインドをもっていると、自然と「自分に期待したくない」と自分の心に防衛線を引くことが多くなった。自分に期待したときに心のダメージが大きすぎるから。

こんな経緯で私は「自分に期待しない」ことが癖になった。

そこからは、自分心を防衛するために様々な起こることに対してあらゆる心の状態を見積もって対策をした。

例えば、大学受験での合格発表では自分が落ちた時の場面とその心情を綿密に想定した。実際、私は第一志望の大学に落ちたのだがこの想定があったため自分の心のダメージは想定内にすみ、病むことはなかった。

この例から、「自分に期待をしない」癖は本当に心のダメージを軽減され私の心は平穏になった。しかし、それ以上に多くのことができなくなった。

・本気で何かに打ち込むこと
・何かに驚くこと
・必要以上に自分を客観視してしまう
・素直な恋愛(このことはまた違う記事に書く)
・甘えること

このできなくなったことの大きさに気づいたのは最近。この失ったものを取り返すべく私は題名にもある通り

「自分」を諦めない。「自分」に存分に期待する。

このことが、受けるダメージを回避するよりも「自分を大切にすること」
になるのではないか、と思っている。

結局、常に自分自身に期待をしてあげられるのは自分だけだし、自分を幸せにしてあげられるのは自分だけ、なのだ。

このことを胸に置き残された最後の大学1年間を過ごしてみようと思う。


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