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右膝をやってしまった。 経過観察37日目(手術後7日目)

怪我の切り口なんてグロいから見せられませんよ。
しかしモザイクかけてもなんとなーく気味の悪さは伝わるな。
今朝に防水テープを剥がし、傷口を見て「おー、ちゃんとここにメスが入ったんだなー」と感慨深くなった。全身麻酔が無い時代の手術はどれほど地獄だっただろうか。麻酔無しの帝王切開何かも耳にしたことがある。きっと痛みとかじゃなく次元の違う話なのだろう。

今朝に退院前の最後のリハビリを行い、最終的な膝の屈折角度は110度。次の回診が5月10日で、それまでに120度まで曲げられるようになるのが目標値である。それまでは無理に曲げることはせずに少しずつ根気よくやっていく。

18時の時点でだいたい90度くらい

リハビリ無しの段階は90度くらいだが、リハビリをすると最終的に110度くらいになる。以前にも書いたが靭帯が伸びすぎてしまうので過度なリハビリは禁物である。


問題はこの1カ月

松葉杖が取れるまでのしばらくの間、多くの面で他力本願になるという事実を退院して再認識している。
松葉杖のおかげで単純な移動は出来る。ただし長距離はかなり厳しい。夕方に区役所へ行ったが往復で約1.7kmあった。この松葉杖での移動はかなり身体への負担も大きく右膝をずっと浮かしている状態なのであまり良くない。右脚への加重が禁止されており両手も塞がっているので様々な行動が制限される。約1カ月くらいは松葉杖生活が必要になるようなので、この1カ月で工夫した生活をすることが必須である。


コーヒー運ぶんで、座っててください。

昨日のツイートにも残したのだが、これは昨晩の話。
退院前日、最後の夜をコーヒーでも飲みながら浸ろうと考え食堂に向かった。私より先に、椅子に座っておそらく友人と電話しているであろう高校生くらいの女の子がいた。私より先に飲み物を取りにきていたおじさんが、その場でお茶を3杯飲み終わるのを待つ私。
自分の番が来てコーヒーを取りにいくが、コーヒーを淹れたら片手は塞がるので、端から見ればテーブルまで運ぶ行為があぶなっかしいというのを想像して欲しい。
その様子を見かねて、女の子が一目散に私のところ来て

「コーヒー運ぶんで、座っててください」

おそらく一回りは違う女の子に対して

「あ、ありがとうございます。」

おまえは人見知りか?
自分が恥ずかしくなった。

それはさておき、この子は凄い。感動した。

ますなによりも「手伝いましょううか?」の問い掛けでなく、真っ先に「私が運ぶので」と言ってきたのだ。
素晴らしいな。なんて気持ちのいいコミュニケーションなのだろう。
彼女にとって”困っている人を助けるというのは当たり前”のことなのだ。

いやそんなの普通だよ、できるよ。

と、いうのは誰もが思っていそうで中々行動には移せない。
ご時世のせいで、こういったヘルプを「余計なお世話」だと捉える人もいるだろう。
だがこの真っすぐな彼女のコミュニケーションは今後に若者にとっての希望なんだ。そして大人はこういうところを見習わなくてはならない。

いやしかし、マスク越しだったし。顔もうろ覚えくらいにしか記憶出来ていない。名前くらいは聞いておくべきだった。
スポーティな格好をしていた彼女は何かスポーツをやっていそうだし、きっと大成するだろう。名前さえ聞いておけばいつかまた出会った時の御礼をするチャンスになる。しっかりとミスをおかしてしまった。
もしまた彼女に会った時に

「あの時はありがとう。本当に助かった、今までで一番おいしいコーヒーが飲めました」と伝えよう。

道具とアイデアと調整、そして助けてもらうこと

話を戻す。
この先の生活を工夫すべく色々とアイデアを出さねばならない。寝室は2階なのだが、松葉杖で上がれる余裕がそこまで無い階段である。しかしそこは自慢の相方が既に1階で寝られるようにセッティングしてくれているので問題ない。
家にほとんど籠ることになるので料理は欠かせない。
だが、「キッチンに立つ=片足状態」となる。これは一見トレーニングと捉えられるが、火の元なのでとても危ない。これを少しでも解消するために、キャスター付きの椅子が余っていることは知っていたので、母に持ってきてもらうよい手配した。小さなキッチンワゴンは既に住処にあるのでこれと併用して上手いこと料理問題を解消したいところだ。

最大の問題は、「モノを運ぶ」である。
帰宅してきて、コーヒーを飲もうと思いドリップしたところ、ハッとした。
そうだった。運ぶの大変なんだった。
実際のところ病院では紙コップで飲めたので、紙コップを口に咥えれば松葉杖を両方使えて運べることは出来た。
しかし家ではマグカップである。なんとかせねば。

と、思い
多少揺れてもこぼれないくらいの量に減らしてこのように運べるか試した。

いけるいける

よしよし、右の靴下に溢したコーヒーの跡があるが見えていないのでバレていない。上手く調整しながらやればいけるな。

あとは料理を運ぶことだ。おそらくこれは無謀である。
本来はテーブルまで運んで食べたいところだが、どうやらキッチンワゴンにそのまま乗せて椅子に座りそのまま食べることになりそうである。

あとは配達の受け取りなんかはもうアウトである。
荷台を家に置いておくスペースは無い。
配達員の方に家の中に置いてもらうしかないだろう。
これはもう素直に助けてもらうしかない。


明日からYoutuberになろう。

これもまたツイートしたのだが、せっかくnoteも毎日書いているのというのと、怪我から復帰までの道のりを映像で提供出来たら面白そう、ということで怪我から復帰までの道のりYoutubeチャンネルを作ろうと思っております。
自分の自然体がどうなのか気になるし、撮影しながら自然体でいられるのか、かっこつけまくってしまうのかも気になるし、普段の私生活ルーティーンみたいなチャンネルがあることは知っているけど、ケガから復帰チャンネルはまだあまり無さそうなので、動画を作りながら経過観察しようと企んでいます。
ただこれからやりたいことと、やるべきこと(心理学や英語など)はハッキリしているので、動画は撮影したとしても、windoowsでの編集がどういう流れで出来るかの目途は始めてみないとわからないので、とりあえずは5月中のアップロードを目標に設定します。カラダが上手く動かせないので無理しない範囲でやろうと思います。


思ったよりも疲労を感じる

入院生活もそうだったし、今日もそうなんだけど
松葉杖生活、加重の出来ない生活って、安静にしてはいるんだけど運動が出来ていないから1回の移動で結構エネルギーを消費することがわかった。
今もそうだが、寝る前にはかなり疲労を感じている。
さっき実家で昼寝をして、起きたあとに寝ぼけたのか、実は右脚に8割くらいの加重をしてしまった。(しかも二度も)退院0日目にして既に禁止事項を破ってしまった。これも疲労が若干関わっているのだろう。
体力が落ちないように、脳内がスッキリするようにやはり懸命にリハビリをして、良い時間の睡眠を取ろう。話はそれからだ。
今は脳みそを十分に使うときである。またハードボイルドな日々の始まりだ。


ひとつよしなに。


株式会社美好所属
市川SC所属 27番

みのってぃ。


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