原稿なら山ほどあるし本でも作ってみよっか??!?

むかしとちがって
『作家になりたい』
って人は減ったと思う。



なんでも昭和のむかしは、
作家になるのが夢、
という人が山ほどいて、
なんでも昭和の頃は、
『編集者紹介してくれ!』
が口癖の人もいたとか。




それでね、
そんな時代の編集者がいうには、
『まずは原稿書いてください!』と。




作家になりたいから編集者紹介してくれ、
という人で、
実際に自分で書いた原稿を用意してある人って、ひとりもいないんだってさ!







まー時代は変わっちゃったし、
わたしは作家になりたいかって、
まぁビミョーなんだけどさ。






ただし!
原稿だけはある!!!




ホントニ???
(;´゚д゚`)エエー!!!





noteのサークルに
(※現在のメンバーシップのことです)
ひたすら書き溜めた原稿が
推定50万文字ほど。
内容は、だいたいぜんぶ、
西洋占星術の具体的なトピックに関する授業です。





いや、かつては、
『西洋占星術の教科書を書き下ろす』とか
わたしは本気で思ってまして、、、。





しかも、
なかなか例を見ないことでしょうけど、
実際に書き上げちゃったのよ!?
教科書を!!!








それでいて、本文が書き上がったら、
本人はもぅ飽きちゃって。
出版社持ち込みとか編集とか印刷製本とか、
ぜんぜん興味が持てなくて。




サークル(メンバーシップ)内に、
わたしの書き下ろした生原稿だけが
まるまる2年眠っていて。





50万文字といっても
字数計算もテキトーで、
1回5000文字くらいの授業を
100回以上やったから、
たぶん50万文字くらいだろう、という、
ひどく雑な計算なのですが。






サークル(メンバーシップ)ったって、
申し込まなきゃ中身は見えないわけでしょ?
そこに『50万文字の原稿が』とかって、
なんというか、
大風呂敷もいいとこだよね。
あ、風呂敷は未来の戯言だから、
この場合は『大法螺』か。




自分で言ってても冗談みたいで、
こんな話だれが信じるのかと思うけれど、
ほんとうにその原稿は存在してまして。
しかも、
最近読み返してみたら、
びっくりするほど高レベルでしたわぁ。

((((;゚ロ゚))))





最近、サークル活動
(サークル内での執筆活動)
を復活させたので、
もしかしたら今では55万文字くらいに
なっているかもね??!?







それでね。
この原稿どうしようか、
今いろいろ考えてるんだけど。




いわゆる自費出版ってあるよね。
自費出版が夢です、
という人ってけっこういて、
(※これもむかしの話なのかな??)




そーゆー人のために
『自費出版業者』というのがいてですね、
まぁタチの悪い業者にかかると、
自費出版1冊で100万円くらい
持っていかれるとか何とか。




なんで自費出版はこんなに高いかって、
著者本人は最低限の本文を書くだけで良くて、
それだけで本は完成することになっていて。




本文そのもの以外の、
編集やレイアウトや表紙のデザインや、
出来上がった本を本屋さんに並べるところまで含めて、それらの
『コンサルティング』とか
『プロデュース』とかの名目で、
高い金額を請求してくるわけです。
ぶっちゃけ、著書本人は、本文の原稿さえも自力で完成させられなくても、ゴーストライターを用意すればいいわけだから。本当の本当は『お金さえ用意できれば』本は完成するわけですよ??
いわゆる自費出版って、
そんな世界なのね。





あ、ちなみに、
自費出版の本と、そうでない本をカンタンに見分ける方法ってあります。




本を手に取ったら、
巻末の広告を見る。
通常ならば、
『その出版社の』ほかの本の広告が並んでいるはずです。
出版社がお金を出して本を作ったのだから
出版社が自分で巻末広告も作る。




ひきかえ、
自費出版の場合は、
お金を出しているのは著者なので。
出版社は勝手に広告を載せられない。
巻末には著者自身の広告が出ているか、
または広告ナシ。
すくなくとも、その本を出した出版社の広告は載ってない。
それで見分けがつきます。




といっても、例外もあるにはあって。
松村潔先生の完全マスター西洋占星術は
いまどき珍しい箱入り本ですが、
この本の巻末には説話社の広告はありません。





でね、
なんで自費出版にはカネがかかるかって、
ひとことでいえば、
それを『業者に依頼した』からなんですよ。





編集もレイアウトも表紙のデザインとかも
ぜんぶ自分でやってしまって、
最低限の印刷製本だけを、
(※自費出版業者ではなく)
『印刷屋さんに』
依頼すれば、
最低限の費用で済みます。




もちろんこの場合、
編集やレイアウトに関して
『致命的なミス』をすれば、
それがそのまま印刷製本されてしまいますから、最低限の知識と慎重さは必要ですが。

(※印刷屋さんは指摘してくれないことが多いです。あからさまにおかしいレイアウトでも何も言わずに印刷して納品してくる印刷屋。)




でもね、
この方法だと、
だいたい10万円あれば、
本1冊作れます!
具体的なことは言いたくないですが、
わたしも過去に
『10万円くらいで』本を作って
コミックマーケットに出品し、
『10万円くらいの』売上を出しました。
300冊印刷して10万円、
100冊売れて10万円回収。
残りは販路が無いので、
事実上廃棄処分になりました。
(※地道に売っていければ利益が出ていた計算にはなります)






コミックマーケット、通称コミケ。
ほかの場所でも、
いわゆる『二次創作』と言われるジャンルの出版物は、たいていはこのような方法で作られます。
いわゆる『同人誌』というやつですね。




『印刷製本だけを』業者に頼んで
それ以外すべて手作りで、
予算はお小遣いの範囲内。
薄い本でいいなら、
ほんの2~3万円の予算でも
制作できるのではないでしょうか。
最近の印刷屋さんの相場を知らないので断言はできませんが、
わたしの知る範囲では、中学生でも印刷屋さんに依頼して本を作ってましたよ?!
(可愛い💖)






コミックマーケットの熱狂に混ざるとか、
アキバ系の(あるいは東池袋方面の)
性的なニュアンスを伴った本で無くても。




販路さえ用意できるのなら、
このように、
『自費出版』そのものの敷居は、
ほんとうは、とても、低いのです。







わたしが人生で影響を受けた著者のひとりに
無明庵EO
という人がいますが、
この人の本は、
まさにここまで説明してきたような
『自費出版』(=同人誌)でした。
本人が自作の原稿を束ねて、
印刷所で印刷してできた本を、
本人がキャリーカートを転がして
青山のブッククラブ回
(※当時有名だった精神世界専門書店)
に納品していたそうです。





そんなわけなので。





わたしがわたしの原稿を『本にする』のは、
じつはべつに難しくはない。





50万文字、
または55万文字ある原稿を
『本として適切な分量』だけ取り出して、
『本として適切な順番』に並べて、
『本として適切なタイトル』を付けて。





マンガやイラストとちがって、
文字原稿ならただのプリントアウトだもん、
ミスが出る可能性はすごく低いけど。
念の為、
ページが入れ替わってないか、
抜けてないかなどを、
念入りに念入りにチェックしたら、、、、
あとは!
『印刷屋さんに入稿すれば』
本は出来ます!
主要な制作費用は、
この『印刷代』だけです!!






次に販路ということになるけど。
無明庵EOが現役で活動していた頃より、
いまや売る場所は果てしなく増えたのでは?




リアル書店で精神世界(スピリチュアル)が充実しているお店。
書泉グランデの4階とか
丸善丸の内本店の4階とか
ジュンク堂書店の4階とか。
まんだらけの4階海馬とか。
(あれ?4階ばかりだね??)



どの店が、という言い方はできないですが、きちんと交渉すれば、本を置いてもらうことはできるはずです。




次にネット通販だけど。
『本の通販』というカテゴリーを一旦忘れて、

『個人が制作した個人の商品を』売るサイトって、ほんとうにいくらでもあるよね??

そこに並べてしまえばいいのでは??

『書籍系は絶対不可』というルールのところのほうがむしろ珍しい気がする。

ほかに、メルカリとかヤフオクとかでの個人売買でも。




それと、
わたしの原稿はジャンルでいえば、
(大まかには)
オカルト・スピリチュアル
精神世界
(詳しくいえば)
西洋占星術
ということになるので、
これは二次創作ではないんですよね。




なので、
コミティアとか文芸フリマとかにも出展できます。可能性としては(※抽選に勝てれば)コミケ=本家コミックマーケットにも。





noteの自分のページで
○月✕日のコミティアに出ます💖
場所はE-05です💖
みたいに告知して、
その日、会場に来れば、
本物の板谷ミミィ本人がいます!!!
みたいな。これは面白いかも??!?






noteは2年以上続けていて馴染みがあるし、
有料noteも、多少ならば、やってみる価値はあるかもしれない。けど、いまここに集っている読者さんたちは、
『全記事有料だったら』
読まない(買わない)と思うんだよね。




それに、
noteの体裁?構造?からすると、
長文の原稿は、
1記事5000文字くらいがちょうど良くて
がんばっても1万文字くらいまで。
それ以上の長さになると、
1記事として収録すると読みにくさ満開になるので、複数の記事に分割するしかなく。




で、分割しちゃって、どの記事も有料なら、
有料記事がずっーと並ぶことになるでしょーが!!!



そうすると、
気軽さゆえに毎日訪問してくれていた読者さんたちは離れていく気がして、それはしたくないのです。





実際に、松村潔先生のページは、
1記事6万文字とかの超・長文の有料noteがひたすら並んでいますが、わたしにとってはちょっと気軽に来訪できる場所じゃなくなっちゃってて。松村潔先生の紙の本はだいたい持ってるんですけど。有料noteはほとんど読んでないです。




『読者として』
わたしはそんな感じなので。
紙の本で尊敬していた著者でも、
noteで超・長文の有料noteを並べられたら敬遠しちゃうのが実情なので。





すると、
50万文字とか55万文字とかの
『分量が多すぎる』原稿の置き場としては、
noteは妥当性が無いのですよ。




ならば、
電子書籍は??
ということになりますが。
わたしはキンドルの1冊さえも読んだことはないので。
まったく馴染みが無い世界に、
いきなり『著者として』踏み込むのは、
ちょっとね、、、。





それにね、
紙の本は『物体である』という点が、
最終的には強みになる気がする。





デジタルデータ全盛の時代、
文字原稿なんて、
何十万文字書こうと、
データとしては
『吹けば飛ぶような』軽量なんだけど。




印刷して、
製本して、
『実在の物体』にしてしまって。
デジタル世界の外に出してしまったほうが、
むしろ、強いんじゃないのか??




風の時代とか、水瓶座の時代とかいうものを、わたしは無条件に良い物だとは、少しも思っていない。




こんな『吹けば飛ぶような』時代には、
内容に自信があるならば、
『物体として保存されうる』
紙の本を!




事実として、
無明庵EO氏の著作は、
少部数のせいもあって、
ネットオークションでは、
けっこうなお値段が付きます。




講談社とか集英社とか小学館とかPHPとかの
『名の知れた』出版社から出したって、
何もかもが吹けば飛ぶような時代であることは、変えようがないわけで。




それならば、
最初から個人名で!
少部数の自費出版(というか同人誌)で出して、ゆっくりと著者名と中身が評価されてゆけば、少部数ながらも、長く生き残ることは可能でしょう。



そんな方向性が良いのではないかと、
いま、思案中。





といって、
このプランを本当に実行するかはまだ分からないですけどね。一時期は50万文字まるごと廃棄しようかと思ってました💦💦💦




🐤🐥🐤🐥🐤🐥🐤🐥🐤...♪*゚
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