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自分より年下の人に、躊躇なく頭を下げることができるのか 2

※このnoteは1と2があり、今日は2です。

あなたは自分より年下の人に、躊躇なく頭を下げることができるのか。学校編。


頭を下げる、というと色々な場面が想像できるかもしれないが.…
このnoteの場合は、「おわびする」「謝罪する」「許しを乞う」「失敗を正直に認める」、、、などの場面を表しているとする。

あなたは自分より年下の人に、躊躇なく頭を下げることができるだろうか。
この問いはこんな風にも言い換えられる。

あなたは自分より年下の人の前で、自分の非を(間違いを)認め、謝ることができるか。
あなたは自分より年下の人の前で、自分のミスや失敗を認め、素直に頭を下げることができるか。
あなたは自分より年下の人の前で、頭を下げるというその「行為」に抵抗はないのか。

まぁ言いたいことは、誰に対しても躊躇なく謝り、自分の非を素直に認めることができる人って素敵だよね、という話なわけで。


前のnoteでコメントもいただきましたが、生徒の前で素直に謝ることのできる先生って素敵ですよね?

教壇に立つと急に「自分には権力があるんだな」という いわゆる"権威"を感じて、実習の時は少し怖いくらいだった。
確かに先生はエライかもしれないけれど、生徒に対して1番に誠実であってほしいし、自分の非を認めることは信頼関係に繋がるんだろうな〜とは思う。

なめられたら終わりだけれどね。


今日は生徒と教師の話がしたかったわけではなく、教師と教師の話がしたかったわけなのだけれど....。

先生同士のやりとりでミスは生じうるし、普通に「ごめん!」くらいの距離感で謝れるパターンが多いと思うのだけれど、
若い先生に頭を下げられない年配の先生っていない??

しかも先生同士の会話ならどうでも良いんだけど(良くないけど)
生徒の前で!!!先生が!!そういう態度を見せるのはなぁ、、、と思ってしまう。
"自分は悪くない"と意地になるのは、ちょっとみっともない。



さて、本題通り過ぎたかと思いきやもう1つ本題書かせてほしい。
それは先生同士の関係、謝罪ではなく「尊敬」、「リスペクト」について。

私の実習先は中高一貫校だが、高校にいる先生が中学生を教えることもあるので、先生同士の交流の幅は教科によりけりな部分があるのかもしれない。

実習で中学の授業も拝見する中で、驚いたことがある。
それは、先生同士のリスペクト。先生たちのフレンドリーさもそうだけど、お互いへのリスペクトが群を抜いてすごかった。

自分が中学の時(私は中高一貫卒ではないよ)にお世話になった先生たちは別に仲の悪さを生徒に見せるなんてことはなかったけれど、そんなにお互いの授業について褒め合っているような雰囲気・言動はなかったように思う。

だから実習先の中学の先生たちの関係に驚いた。
A先生の授業を見学したいと言えば、B先生の授業の方がすごいから見た方が良い、〜〜な観点で勉強になるよ と言われ、
B先生の授業を見学した後お礼を言いにいけば、A先生の授業は見た?あの先生ほんと俺の何倍もすごくて、〜〜な授業するからね と言われる。

お互いの授業をすごく見学しているんだなという驚きと、お互いの良いところを吸収しようという姿勢に、純粋に感動してしまった。

授業をアップデートしていく姿勢を、何年経ってもずっと持ち続けられる先生なんだろうなぁ。。

そしてA先生の方がB先生よりベテランではあるわけで。年下の先生の授業を認め、素直に褒めることができるということは
当たり前のことではないんじゃないかな〜と思わされた。



教師という仕事は経験がものを言う部分があると思うし、授業だって何回もやればもはや話す内容を丸暗記できるかもしれない。

それでも年齢関係なく先生たちの良い関係を垣間見ると、なんだか幸せな気持ちになれたんです........。

今日はそんなお話。