本当におすすめしたいと思えるものだけおすすめする、ということ。じゃあなぜ営業職を選ばなかったのか。
過去一長いかもしれないタイトル。。
今日も書きたいことをつらつらと。
まず、本当にお勧めしたいと思ったものしか人にはお勧めしない。あるいは一応お勧めするけれど、デメリット(自分がここは「ありえないくらいひどい」と思う)となりそうな部分はあわせて一緒に伝えること。
そしてこれは、「就活」において本当に大事なことだ。
たくさんの情報源があるし、オンラインだからこそたくさんの企業にエントリーできる、ということもある。
だからこそ「お勧めできないノウハウ・お勧めできない企業」を偽ってまで誰かに押し付けることはしたくない。
学生で営業目的みたいなアカウントをやっている人は論外。
私のnoteをずっと読んでくれている方は感じているかもしれないが、私はおかしいと思うものに対して容赦なく言葉をぶつけるし、就活の中で役に立たないもの・日本の就活の方向をおかしくしているものに対して堂々と批判をする。
それは間違っているなぁと思うことに対して「間違っている」という自分の一意見を相手に伝えてから判断してほしいからであり、相手の考えは自分と同じではなくて別に良いと思っている。
いい加減なアドバイスはしない、でもそれ以上にいい加減なおすすめはしない。
私は新卒採用のサービスに関わる場所でインターンをしている以上、就活を終えた今でも就活が(他の就活終えた人よりは)身近であるし、身近である以上 就活に対する価値観をアップデートし続けていかなければならないと思っている。
だからこそ今お勧めしているものが、1ヶ月後にはお勧めできないものになっていることもある。
話が逸れすぎた。
今日少しインターンの中で触れられたので、一部だけ書き残しておく。
私が営業職を選ばなかった理由。
ここではマイナスの理由だけを書く。(プラスの理由を書くためには おそらく選んだ職種について触れなければならないので、身バレしそう〜〜という危険があるため。)
なんとなくの流れで感じられた方もいるかもしれないが、私は「人に何かをおすすめする」ということを仕事にしたいと思えなかったのだ。
もちろん、営業の仕事はサービスをお勧めし押し売りするようなことではないし、売り上げを上げれば良いってわけでもないのではないか、と思っている。
そこで相手にとって価値になるかどうかを判断したり、相手のニーズに寄り添って考えたり、、、私には想像できないほど多くのことを考えて相手(顧客)と対峙しているのだろう。
SaaS起業を受ける中で、freeeの方もマネーフォワードの方も、
「私たちのサービスは本当に素晴らしいと思っている、でも相手にとって必要ない時は無理して売ったりしない、今売るのは違うと思ったら売らない。 ただ成果をあげることだけ考えて相手のためにならないことをするのは違う。」
という話をされていた。
おすすめするときに自分の感情・好みだけ考えがちなのが私であると思うが(就活はまた少し別領域であるが)、ここまで相手のことを考えられるってすごいなぁ、と思わされた。
もう少しだけ書くと、「人に何かをおすすめする」というのは、これを仕事にするというのは、前提として「そのサービスが好きであり、価値があると思っていて、それを多くの人に広めたいと思っている」という考えが必要なのかなと思っている。いわゆる、サービスへの愛とか、サービスが届けたい価値観への共感とか。
私はそれほどまでに好きになれるサービスと、就活を通して出会えなかった。たくさんの良いサービスがあった。ファンになった。けれどそれの作り手側になりたいと思えるサービスは、一握り。その中で内定をいただけるのは、本当に本当に一握り。
素敵なサービスを知ることができた。でも今のインターン先のサービスが1番好きだし、価値観も合っている。でもインターン先には就職しなかった。
自分1人で意思決定ができるほど、私の周囲の意見としがらみは甘くない。
そして本当におすすめしたいサービスに出会えないのであれば、私は営業をやるべきではないと思った。
そして何より私は、人にしかできない仕事をずっとしていたかった、向き合うという仕事を。
だからこそ自分が1番叶えたいことは、どう頑張っても「売られるサービス」ではなく「人から人に提供される目に見えないもの」でしか実現できないことだったのかもしれないなぁ、と 今振り返って思っている。
このくらいで限界だな〜と思うので、また社員さんに話す時用にちょっと書いただけ。
最後に、今私が心からお勧めしたいセミナーを載せておく。
上位数%であろう優秀な学生の話を聞いてみたい人事の方がいらっしゃったら、ぜひ。
私の何倍も有益なことが言える学生が登壇されますので、笑。
(私とお話ししてくださった方に特におすすめします🙇♀️)