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一就活生の「声」として #新卒採用のトリセツ

感想を書こう書こうと思っていたら次のトリセツが公開されたので、今日中に書く。

前から何度も書いているけれど この「新卒採用のトリセツ」、名前から分かるように企業向けである。でもこれは学生が読んでも"おもしろい"と思えるし、何より 企業側の視点を学ぶには最適なのでは....?と思っている。就活を楽しむために必要なものの1つ。私にとってはそういう存在。

と、いうわけでまた一就活生として思ったことを あれやこれや書いていく。

23卒就活ガチ勢、つまり超早期層。動き出すのが本当に早い。私自身去年の10月から就活をしているので早い方だとは思っているけれど、本当に"早い"人はGDで頭角を現してくる。経験値の差は短時間のGDではなかなか埋められない。

そんな私は今日初めてサマーインターンをゲットした。しかも第一志望群の会社から。この上なく嬉しいし、早く就活を始めていて良かったと思った瞬間だった。


2023年卒超早期層の学生たちが、現在就活でどのような悩みを感じているかをお伝えします。
最も多いのは「何から始めればいいか分からない」、続いて「エントリーのハードルが高い」という要因になります。

なるほど。このトリセツが公開されたのは4/27。確かにこの頃は「エントリーのハードルの高さ」について、私も顕著に感じていた。Goodfind等では「ES免除!」という企業がいくつかあったが、いきなり面接やGDは怖いな.....と、正直尻込みしてしまっていた。
今思えばこれは大失敗。うまく行かなくたって良いから、とにかく挑戦してみるべきだったし、時間に余裕があるときにはチャンスはもっとつかみに行くべきだった。


微妙に尻込みしていたせいで今私はES合格後の面接ラッシュに襲われている。募集期間が長い企業もあるけれど、早くエントリーして損はないと思っている。「GDで何がテーマだったか」とか、「面接で聞かれたことは何か」とか、そういう情報は少ないかもしれないけれど.....。早くアピールして志望度の高さを示すのも1つ重要なのかもしれない。習うより慣れろ。

というかそういう選考情報、(去年の情報なら)山ほどワンキャリアに載っている。そういう時こそ活用しないと。

自分自身は先週5社ESで合格をもらい、面接を控えている。選考結果を待っているのはES、GD、面接全て合わせて12社。締め切りに余裕を持ってESを出す。これが意外と大事だと今は思っている。





話を戻して、「エントリーのハードルが高い」ということについて。

引用したnoteのグラフ部分を見てほしいのだけれど、「自分にとって必要な情報が分からない」は大きな問題だよね。「すぐ調べれば分かることなのに」って多くの人が思うかもしれないことでも、オープンチャットで質問している人はたくさんいる。何をどう検索して、それをどこで知れば良いかが分からなくて。
ちなみにワンキャリアさん運営のオープンチャットも最近できて 参加しているのだけれど、顕著にオープンチャットごとに就活生の層が変わっている。去年からあったunistyleやインターンシップガイドが運営するオープンチャットの中で話している就活生の動きは早い。コンサルの結果が出るたびに盛り上がっているし、もうある程度やることが分かっている前提で選考内容等を尋ねる質問が多い。
ワンキャリアのオープンチャットは、「まず何からどんなペースでやれば良いかわからないから、みんながやっていることが知りたい」という質問が多い(と、感じる)。


情報が溢れすぎているからこそ、何をどこから探せば良いのか難しい。それは私も何度か感じたことがあるけれど、結局解決策は「1つに絞る」ことだと思っている。ワンキャリア1つで大体全部完結する。私は最初のうちは特にワンキャリア一筋の就活生だった。



次に割合が高い「ガクチカや志望動機の準備ができていない」は、習うより慣れろだと思って私は面接練習に注力したいと思っている。400字のテンプレのようなもの、不必要とまでは思わないけれど会社によってカスタマイズしたい、くらいには思っている。

ただ想像以上に「志望動機」は問われる。インターンのESで志望動機が聞かれなかったことの方が少ないと感じている。(私は少なくとも10回以上はESを書いているという状況。)
自分の経験と結びつけて書けば良いんだろうけれど、やはりハードルは高く感じる。面接で深掘りされたら、うまく説明できるだろうか.....という不安は消えない。

動機は大事だとは思うけれど、そこから何を見ているんだろうな.....と思う部分はあるので、色々な人事の方の話を聞きたいところ.....。

正直選考フローがよく分かっていないまま受けている企業もある。締め切りやら日程の候補やらフローやら、とにかく1カ所に情報がまとまっていてくれないといつの間にかよく分からなくなっている。
特にESを出したら自動的にWEBテストのURLが送られてくる企業は要注意だ。単純にテストを受け忘れるだけではなくて、ESとWEBテストで締め切りが違う(ESの方が早い)場合がある。
選考が重なってくると見落としがちなので、フローと締め切りと日程の流れ(GDは5月下旬には終わって〜面接は6月上旬くらいで〜、みたいな。)は一ヶ所にまとまっていたら嬉しいなぁと思っている。



こうした悩める学生に対し、企業ができることは「採用予定の公開」と「募集内容の見直し」の2点です。
1. 採用予定の公開
特に日系志望層の学生は、情報収集をしたくても、志望企業の新卒採用に関する情報がほぼ見当たらないという状態に陥っています。


もう本当に採用予定は早く公開してくれたらすごくありがたい。採用予定というか、インターン実施予定。就活生としては とにかく早くマイページを作って情報が確実に届くようにしたいな....という気持ちが強い。

「情報がほぼ見当たらない」と思うことはたまにある。
あとよく見かけるのが「(会社名)のマイページってどこから作れますか?」という質問。HPを調べたり外資就活ワンキャリアGoodfind(この3つが情報を出すのが早いと思っている)をチェックしたりしても、案外見つからなかったりするものだ。
「(会社名)2023 インターン」と調べても、なかなかマイページ登録フォームが見つからなかったり。エンカレッジから登録しないと、検索じゃあマイページがヒットしないや.....なんていう企業も見かけたりした。

マイナビやリクナビ(いわゆるナビサイト)でプレエントリーしたけど、(6/1以前に)もうマイページ作れる企業があるのか!.....という状況にそもそもなったり。
早く出会いたいから、マイページ作れるなら早く教えてほしい。
と願ってばかりは贅沢なので、私は外資就活ワンキャリアGoodfindは丁寧にチェックするようにはしている。「早く公開された情報」を見落とさないように。



就活は情報戦、という言葉の重みを最近ひしひしと感じている。GW明けがES締め切りの企業もいくつかあったし、とにかく早く動かないと情報を見落としてしまう。オンラインで接点が持ちやすい部分もあると思うので、まずは経験値を上げたい。GDは練習あるのみだと思っているし、面接は人事の方から学べることも多くある。

情報の探し方として、noteもうまく活用していけたら良い。



最後に、今日delyさんのトライアウト選考を受けてきた。もう本当に本当に楽しくて充実した2時間半だった。社員さんに何度もプレゼンをしてフィードバックをしてもらえる。ただの就活の選考ではなくて、すごく贅沢な機会だった。


苦痛を感じながら就活をするのではなくて、就活からまた何か学べるように、実りあるものにしていきたい。
これから先何年も、「はたらく」のだから。


「新卒採用のトリセツ」の感想シリーズ