占星術を受けたら30年に一度の大断捨離期だった
占星術鑑定を受けて、結果、よくよく分かったことは、わたしはわたしの道に向かって、わたしなりの時の刻みかたをすれば良いのだということだ。
ブエノスアイレスから北海道の実家に戻ってから、どうにもバランスが悪く、行き先を見失っている感があった。各分野で活躍している友達や、新しいことにどんどん取り組んでいる友達をみると、自分だけが立ち止まっているような感覚に陥り、焦りと行き詰まり感がシーソーしている。
こんな時は人のチカラをかりようと、エジプトの旅で知り合った占星術師の友達に見てもらったら、なんと今年は30年に一度の大断捨離期だということだった。
これまでの30年間の積み重ねを一旦手放して、新たな自分を再構築するタイミングなのだとか。20代から50代に入るまで社会人、家庭人、そして自由人になるまでの30年というのは、そりゃ重たい歴史。気持ちがざわざわするのは当たり前だな。「自分の生まれた場所に戻って、生まれ直すんだねーすみちゃん。」と言われて、妙に安心した。
断捨離といえば、実際、年末年始はモノの断捨離に追われていたし、リセットしまくりの日々。全ては星の示す動きのままに生きているのだということが分かって、自分の選択やタイミングに合格印をもらえたみたいな、嬉しい気持ちになった。
とはいえ、「で?それから?」と思う。リセットしてゼロからどこに向かえばいいのか? これに関しても、「具体的なことを今は急ぐときではなくて、何かを始めるのだというエネルギーを出すことから始めるだけで良い。」のだという。「楽しみ、喜び、好きなことまでリセットする必要はないよ。」と。
思えば、頭の中でプランのシュミレーションをして、壁のリストアップばかりしているような状態だったし、家事手伝い・介護の無収入の身で、楽しいことをしてはいけないような気持ちに陥っていたなぁ。頑張りすぎないことや、ストレスを溜めないことには成功していても、楽しむ事は後回しにしてしまっていた。
そっかーと思って、とにかく近所で隙間時間に楽しめるもの!で探してみたら、フラダンスが引っかかって、早速通うことにする。なんでもいいから踊りたい。音楽と一体になって無になる時間が、わたしの喜びだ。
贅沢しないで独学でいいかなーと思いながら触っていたピアノも、近所のショッピングセンター内にあるクラスを受けることに。この街の人たちと繋がることで、新しいことも生まれるかも、と思ったりもして。
そんな風に動いてみたら、なんと、東京やフランスから仕事の問い合わせが舞い込む。すごいなー、本当にエネルギーを出すだけで、いろんなことが動き始めた。
焦ることはなくて、人と比べることもなくて、わたしは自分のペースで自分の時を刻んで行けば良いのだね、幸せと喜びと共に。だってちゃんと自分の星を生きていることが分かったから。