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『すずめの戸締まり』という何度見ても泣ける作品

を,見るのも今日で3回目である.
今日は主に入場者特典(芹澤さんの小説)を手に入れるために行ったようなものであるが,今更ながら映画のパンフレット¥880も購入した.

初回はIMAXでTOHOシネマズ日比谷で見て,2回目は日本橋で見て.3回目の今日はまた日比谷に戻ってきて宝塚地下?の劇場で見た.


ちなみにIMAXはレベルが違う(音の迫力,映像が迫ってくる感じなど)ので,1回だけすずめの戸締まりを見てみようという方は,ぜひIMAXで見てほしい.
2回目は確か大画面のTCX?で見たのだが,やっぱりIMAXの感動には劣っているように感じてしまった.


深い考察とかは正直あんまり読む気にならないので,複数回見ることで自分なりの解釈を深めていく,という見方をしている.何回見ても泣けるし,3回目を見ても新しい気づきがあるからさすが新海さんだなぁと思う.長野県の誇りです.(お前が言うな)


私は特に猫のダイジンというキャラクターが好きである.すずめのことがとにかく大好きで,実はすずめのためなら何でもするダイジンというキャラクターに何度涙したことか.

恋愛映画になりすぎていないし,親子関係の話もうまく入っているし,登場人物みんな好印象だし,,,とにかく過去一泣けるという点でもちろん映画そのものも申し分ないのだが....

ダイジンというキャラクターに魅力を感じている.



来場者特典は実は第一弾と第四弾しか手に入れられてないという非常に悲しい事件なのだが,(見にいくタイミングが悪かったのと,卒論があったので行けなかった)今回の特典(第四弾)は特に大人気だったのではないだろうか.

そのくらい神木隆之介さん演じる芹澤というキャラクターの人気は高い.神木さんが新海作品常連声優というのももちろんあるとは思うが,この芹澤というキャラクター,知れば知るほど魅力的に感じるのだ…...
この特典の小説はページ数こそ流石に少ないものの,映画の裏が見れて本当に最高だった.

映画の中で芹澤が(友達の)草太(声優:松村北斗さん)に伝えていたセリフ1つ1つがめちゃくちゃ心に沁みた.こういう理由があってこれを言っていたのか,一見チャラチャラしている芹澤の本心を知ったことで,もう1度泣ける気がした.



震災とからめられたストーリーということもあって,話自体は重いかも知れない.「行ってきます」の意味.鍵を閉めるシーンがよく映る意味.すずめが母を震災で亡くしたという事実.「うちの子になる?」という言葉の重み.
すずめが出会う1人1人のキャラクターが素敵だったし,後ろ戸が開く理由に切なくなった.
最後に言えた「おかえり」も,ずっと忘れない.




全来場者特典が本当に欲しかった,,,流石にもう新しい特典はないかな,,と思いつつそれなりにグッズに貢いだ事実を噛み締めて,(金欠を噛み締めて)今日は寝ようと思う.

おやすみなさい.