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机の上に"紙"が1枚もない先生

教育実習ぼやきシリーズ。

DX、DX、業務効率化、電子化、IT化・・・・いろいろな言葉が叫ばれているが、おそらく教育現場(学校)のDXは進んでいないだろう、他の業界や企業に比べて。

実習に行ってもやはり"はんこ"文化は根強く残っていると感じたし、実習生の私でさえすぐになぜか机の上がプリントまみれになるし、1イベントあるごとに「職員用」っていう冊子(プリント)が紙で配布されるからなぁ。

特にそれが良い悪いとか安易に思っているわけではなく、とにかく業務負担が減ればどちらでも良いと思っている。



そんな中、私が生徒時代からお世話になっている先生の机の上を見てかなり驚いた。
机の上に紙が1枚もなかったのだ。
パソコンが2台(デスクトップ型とノートパソコン)と、あとはまぁスマホ。
もはやペンもなかった(タッチペンとタブレットはあったかもしれないけれど)

おそらく先生たちの中でもダントツ机が片付いているであろうこの先生は、私が生徒の頃から1人でスーパーDX(呼び方は適当w)を実践していた。

なんなら本は全部電子書籍だったし、"紙"で渡される書類は全てスキャンされ、タブレットに内蔵されていたと言っても過言ではない。

スキャンする時間が無駄とか、紙じゃないと追加事項が出た時にメモをしづらいと考える人もいるかもしれないが(実際私自身は なんだかんだ紙派の部分があるわけだが)
後での見返しやすさ(プリントがない〜探す時間が省ける〜〜)というのもあるし、クラウド上に保存しておけば「なくなってしまった」ということは防げるだろう。
もちろん個人情報管理の問題はちょっと置いておいてね。。(というか私もそこら辺はわかっていない)



ここまで紙をなくせるなんてすごいなぁとめちゃくちゃ感動してしまった。
もちろん担任を持っているわけではないからこそ、担任の先生たちに比べれば受け取らなければいけないプリントが少ないとはおっしゃっていた(と思う)けれど、それにしたって机の上がスカスカではないか….。

授業も完全にICT教材を使って行われているんだな〜と1人で感動してしまった。(2回目)


この先生の話はさておき、
ホームルームをやっていると思うのが、担任の先生って絶対プリント溜まるよね?
例えば全員に配るプリントって休んだ人には渡せないから「誰に渡してないか」をメモしなきゃいけないし、数日連続で休む人がいればどんどんプリントは溜まっていくし、余ったプリントはシュレッダーにかけるなりなんなりしなければいけないし。。。

全員に渡せない、プリントの枚数が人数より多い、、、ということがもはやプリントまみれの机になる第一歩のように感じられた。
もちろん休む生徒を悪だと言っているわけではなく、
気づいたら「あれ、このプリントっていつのだっけ?」現象が起きるんじゃないかな〜〜と感じた、という話である。

私は書類管理ができない無能に近かったので、ホームルームの先生の とにかく"付箋"で印つけとく方式(勝手に命名)もいろんな意味ですごいなぁと思っていたわけですが。


今日はこの辺で。