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1番良い授業を追い求め続けるということ

しばらく教育実習についてボソボソ語っていくことになりそう。


ベテランの先生と若手の先生で、授業が大きく違うなぁと思うポイントは
授業が上手い下手とかそういうことではなくて、ICTをどの程度活用しているか?グループワークをしているのか?ということのように感じられた。

研究授業の後は反省会と呼ばれる実習生がおそらく嫌いであろう?(泣いちゃう人もいるなんていう噂)イベントがあるわけだが、
そこで指摘してくるポイントも先生によって大きく違うんだな、と感動する私がいた。

私はICTをゴリゴリ使い、アクティブ・ラーニングと呼ばれる世界を一気に駆け抜けたような授業をしたような気がしているが、
準備に時間をかけるのもなんともな〜〜〜と、言われた。

毎回毎回やってられないでしょ?というベテランの先生は、黒板を描くのが早くて本当にすごい。

別の先生に言ったら、「いや教材準備(スライド作成とか)なんてすぐでしょ」とおっしゃっていたが・・・。この辺はPCや使うソフトへの慣れなんだろうなぁ、と思わされた。


反省会ではボコボコに言われる覚悟だったが、私の授業にアドバイスをくださるだけではなくて、
「自分たちの授業ももっとこうしていかなければならない」という視点からアドバイスをくださったことが良い意味で衝撃だった。
ほんの少しくらい新しい風を吹かせることができたのだろうか。

先生という職業は勉強をする暇なんてないのでは?と思ってしまう。
もちろん教科の勉強は除く、それ以外ってことね。
より良い授業の方法とか板書の仕方とか、他の先生の授業を観察する以外の勉強(例えば理論を学ぶとか・・)なんてする時間がなさそう。

それでも授業は良くしていかなければならないだろうし、アップデートできない人間は淘汰されていく....というのはどの仕事でも言えることだろうけど。

中学の先生は「高校の先生たちは僕ら(中学の先生たち)の授業を見てもっと学んだ方が良いことがある」というようなニュアンスのことをおっしゃってたけれど、そのくらい他者から学ぶ姿勢は大事なんだろうな。

自分の指導技術どうこうというより、生徒のために。


グループワークは結局時間内に意見を吸い上げきれないよね、というアドバイスはまさしくその通りだと思ったし
ICTの力を十分に使いこなせてないでしょ、というニュアンスのアドバイスで未熟さを痛感した。

でもアドバイスができる人というのは「どうなったらもっと良くなるのか」を知っている人なわけで、それを無料でこんなにいただけるのだから、
教育実習における「反省会」は、私にとって本当に尊い時間であったというわけである。


この辺で。