当たり前のことが当たり前にできない絶望感


ある日、自宅に帰ろうと電車に乗っているとき
何も考えていないにも関わらず涙が止まらなくなった。
何の前触れもなく。

そして次の日、目は腫れてしまい、体は重くて動かず
仕事に行けなかった。

それから4週間、外に出れていない。
出れても1週間に1度、散歩程度。

シャワーを浴びるのも3〜4日に1度
やっと浴びれるぐらい。

20歳のときに鬱病と診断されてから
通っていた心療内科に3ヶ月ぶりに行った。

コロナにかかったのと同時に薬の服用を
勝手にやめてしまい、状態が悪化してしまった。

新しい薬を処方してもらってから1週間。

睡眠の質は良くなった気がする。
でも体はやっぱり動かない。
何時に寝ても昼過ぎに起きる。
シャワーは2〜3日に1度になった。

私はある話をすると絶望感で涙が止まらなくなる。

それは " 人にできる当たり前が自分にできないこと "

毎日起きて仕事に行くこと。
普通に毎日を過ごすこと。
好きなことを好きな時にすること。

母はいつも言う。
そう思って自分を責めている間は治らない、と。
貴方自身が変わって、自分と、自分の病気を
受け入れてあげないと状況は変わらない。

私の頭が分かっていても、身体は分かってくれず
ちょっと頑張って起きれば仕事に行けるし
こんなにも人に迷惑をかけることない、って
自分を責め続けて早数年経つ。

何も変わってない。

でもどうにかここから抜け出して、
好きなことをやりたいときにやって、
ちゃんと毎日起きて、仕事をして、
たまにする息抜きで生きてると実感したい。

理解されなくてもいい、
理解しようと待ってくれる人に恩返しがしたい。

少しずつ、自分のペースで
自分をもっと理解してあげられたらと思う。

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