結婚すれば必ず幸せになれる?
こんばんはmimariです。みなさんは結婚にどんなイメージをもっていますか?楽しそう、幸せそう、大変そうなどなど、色んなイメージがあると思います。
私は離婚してからとてもありがたいことに、結婚するかしないか真剣に考えている女性や結婚について経験者から話を聞きたいと言ってくれる女性などからアドバイスを求められるようになりました。
私で良ければ〜という感じで赤裸々に私のしくじりを話すのですが、皆さん真剣に聞いてくれるので、私の経験も無駄じゃなかったんだな♫と思えてありがたい限りです(*´∀`)
今日はそんな私が一番聞かれる私の結婚観についてシェアします。
結婚することに迷っている方、周りから結婚はまだかとプレッシャーをかけられている方、離婚するか迷っている方、離婚して傷ついてしまった方などに前を向くためのエールを送れれば嬉しいです。
なぜ結婚していないと幸せじゃないと信じてしまうのか?
結婚するか、はたまた離婚するか悩んでいる方というのは「独身または離婚するというのは不幸なこと」と捉え方が偏っている方が圧倒的に多いです。
それは女性が結婚に夢を抱いている人が多いからと感じます。
なぜそう言い切れるかと言うと、私がかつてそうだったからです(爆)
理由その1:マーケティングの影響
結婚していないと女性は幸せになれないと捉えている人は、今の25歳から30歳くらいの方でも意外と多い印象です。
結婚が必ずしも幸せになる手段ではないなと経験を通して痛感した私としては、この風潮はどこから来ているのだろう?と不思議な気持ちになりました。
そしてふとテレビを見たらゼクシィのCMが流れていたんです。
あー幸せそうに笑うふわふわとした女優さん、かわいいーと思ったんですよ。
多分日本の女性が結婚に漠然と憧れる理由は、テレビやCMの幸せそうな偶像からの刷り込みもあるんだろうなと感じました。
結婚すれば私もそういう人間になれる!結婚は楽しくて幸せ!という一択の錯覚を刷り込まれる感覚がしました。
思えば、私が幼稚園の頃から女の子が結婚に憧れるようになる仕組みというのは始まっていたように思います。
私が5歳の時のことです。幼稚園の卒業文集で、将来なりたい職業のイラストを最後のページに貼るという時間がありました。
その時は男の子は警察官とサラリーマンと医者の3つ、女の子は花嫁さんとパン屋さんと先生というラインナップでした。(なんつう偏り…)
5歳だった私は「どれもなんか違う…」と思いつつも、ドレスを着た猫ちゃんのシールが一番可愛かったのでそれを貼りました。
お友達もかわいいからこれにしようというノリで楽しく張っていたのを思い出します。
ドレスを着てキラキラ輝く自分を想像するのは女性であれば何歳でも楽しいものです。だから回る経済もあります。それが結婚なんだと思います。
理由その2:結婚が自己肯定感をあげる手段になっている
なぜ結婚したいの?と質問すると「親を喜ばせたいから」という返事が返ってきた人がいます。そういう女性にはちょっと待て!と心の中でツッコミを入れてしまいます。
親を喜ばせたいという気持ちは痛いほどわかりますし、その気持ち自体は素敵だと思うんです。結婚したい理由にその理由もあってもいいでしょう。でもそれ結婚じゃなきゃ叶えられないの?という話です。
両親を喜ばせる方法なんて簡単で、あなたが幸せだったらどんな手段でもいいのです。結婚してようがしてまいが、毎日幸せそうに好きなことをやって人生を楽しむ姿を見せられたら親は最高に幸せです。
もし娘が結婚して、もし毎日不平不満を言うようになったら、両親は嬉しいわけないのです。
それに、両親のために結婚をしている場合、結婚生活がうまくいかなかったとしたら、おそらくそれを本人は無意識に両親のせいにします。
あなたたちのために私はこんなに頑張っているのに誰も褒めてくれない!
''親を喜ばせたいから結婚したい''の気持ちの裏には''そうしないと親から愛されない、認められない''という恐れが潜んでいるような感じかしてならないです。
だから「親を喜ばせたいから結婚したい」ではなく「自分が幸せになるために結婚する」が本当に幸せになれる思考かなぁなんて聞いていて思います。
結婚していても幸せじゃない人もいる
絵に描いたような玉の輿の結婚でも、蓋をあけてみれば親戚関係がドロドロだったり、夫が忙しくて家事も育児もワンオペだったり、夫が浮気を繰り返していたりというのはよく聞く話です。
どちらかが一方的に我慢して本音で話し合えない夫婦関係に幸せが訪れるのかというとそれはNOだと思います。
その反対に、離婚してもお互い心地よい距離を保ちながら本音を話して信頼関係があり、困った時は助け合っているような元夫婦もいます。
こういう関係を結婚をしながら築けるご夫婦もいらっしゃいますし、別居婚や離婚や事実婚をしていないと築けないご夫婦もある。無理に''結婚'' ''夫婦''という型にはまろうとせずとも、皆の幸せを考えたら様々な形があっていいのです。
まとめ
結婚したいと感じたら、本当に結婚で自分の本心から望むことを叶えられるのか?と自分に問いかけてみてほしいです。
もし
世間の価値観に流されている
自己肯定感の低さ
他人軸に陥っている
年齢が上がってきて焦っている
などが結婚したい理由になっていたら、一旦立ち止まってよく考えてほしい。
相手を待たせることになるのなら、真剣に考えていることを相手に伝えて自分のペースで決めていいんです。だって自分の人生なのだから。大事な決断をただ見守って待ってくれるかどうかも相手の度量がわかって良い機会になるかもしれません。
とにかく、自分の気持ちに正直にいればどうにでもなるよ〜というのが、しくじりから学んだ私が一番伝えたいことです。
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