【実録】フリーライターが文芸美術国民健康保険組合に加入するには?体験談を紹介
おはようございます。早いところで、今年もあとわずか。このタイミングなら「2024年に買ってよかったもの!私のベストバイ」とか書いた方がいいんだろうけど……。
先日、申し込んでいた文芸美術国民健康保険組合の資格情報通知書が届いてしまったのですよ!!!!
フリーランスの方の中には、文芸美術国民健康保険への加入を希望している方も多いと思うので、記憶にあるうちに振り返ろうと思いました。
申し込んだのが10月頭で、一回書類に不備があって追加でデータをメールで送付して、文美に入れたのが12/29。かなり時間かかっちゃいました。
文芸美術国民健康保険組合とは、国民健康保険に基づいて設立された組合のこと。加入条件は、主に以下のとおり。
・日本国内に住所がある。
・文芸・美術及び著作活動を行っている加盟団体の会員であること。
国民健康保険が収入によって金額に変更があるのに対し、文美国保の保険料は定額(月額31,400円)なため、たくさん稼ぐ人ほどお得な制度とも呼ばれています。
ただし、人によっては必ずしもお得になるとは限らないみたいなので、注意が必要です。
家族の人数(介護保険該当者人数)によっては、文芸美術国民健康保険よりも国民健康保険のほうが安くなる可能性も。(単身の場合は、稼ぎ次第でお得になるケースが多いみたいです)
お得になるかどうかは人によって違うので、文美の保険料シミュレーションを試してみてください。
加入は、その年の収入や扶養家族の人数などを踏まえて検討すると良さそうです。
今回の記事では、文美国保に入るために私が行った行動を紹介します。(※一部有料になります)
(注意)
こちらの記事は、あくまで「筆者の場合」であり、この通りに手順を踏んだら必ずしも文美に通るものではありません。「1人の体験談」として見ていただけると幸いです。
まずは、文芸・美術及び著作活動を行っている加盟団体に加入する
文芸美術国民健康保険組合に加入する場合、まずは文芸・美術及び著作活動を行っている加盟団体の会員になる必要があります。
ライティング関係のお仕事だと、加入できそうな協会は以下の2つかなと思います。
(一社)日本デジタルライターズ協会
(一社)日本ネットクリエイター協会
日本デジタルライターズ協会は、IT系のライターとして働く個人事業主向けの協会です。
年会費、入会金は以下の通りです。
・年会費:1万円
・入会金:なし
年会費がネットクリエイター協会より安いものの、会員になるための資格がやや厳しめに設定されています。
会員になってすぐに申し込みたい場合、入会審査委員1名の推薦が必要となります。この時点で、かなりハードルが高いです。そもそも私、誰が日本デジタルライターズ協会の会員かなんて知らないし……。
(一社)日本ネットクリエイター協会の方は、会員になるための条件が「ネットクリエイターとして活動していること」になり、他者推薦は必要がなかったので、私はこちらを選びました。
(一社)日本ネットクリエイター協会の入会金、年会費は以下の通りです。
年会費:24,000円
入会金:10,000円
うーん。日本デジタルライターズ協会と比較すると、少しお金がかかってしまうので……。
周りに「日本デジタルライターズ協会の人がいて、ITライターとして活動中」という場合であれば、その知り合いの方に推薦は可能か、一度聞いてみることをおすすめします。
あまり仲良くない程度の関係だと、ちょいちょい面倒かもしれないけれども。「貸した借り返せよ」みたいな関係の人であれば、頼まない方が得策です。
日本ネットクリエイター協会のサイト、今見れないんですけど
なお日本ネットクリエイター協会のサイトですが、KADOKAWAのサーバーが全面的に停止している理由からサイトが閉鎖している状態でした。
臨時のページがXの公式アカウントで紹介されていたので、私はそこから資料請求を行いました。(Xの公式アカウントから拾ったけど、何処の馬の骨かもわからない人🟰みくさんが貼ったURLをクリックするのは怖い」という場合であれば、Xの公式アカウントに貼り付けられているURLをチェックしてください)
申込と締切のタイミングはどこで調べた?
文芸美術国民健康保険組合の公式サイトによると、毎月5日を申込締切日、審査の結果・加入が決定となったものを翌月1日から資格取得としているとのことです。
なお私が申し込んだ日本ネットクリエイター協会では、Xのアカウントで「文芸美術国保加入審査の○月5日締切に間に合わせたい方は、入会申込書類のご送付と入会金年会費のお振込みを『○月○日厳守』で行ってください」などのアナウンスを定期的に行っていました。そのため、Xのアカウントをフォローしてました。
締切日などを確認したい場合はチェックしておくといいかも。
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