顔出し本名でライターとして活動しない理由を説明してみました
数年前、ライター界隈では「顔出し本名で活動するべき」という流れがありました。
その理由のひとつに、ランサーズさんが顔出し本名で登録している人を有利にする流れがあると思います。あとは、顔出し本名の方が信頼がおけるというメディアもあるからです。
そんな訳で、私自身も実は本名(ローマ字表記ですが)や、顔出しをしているメディアもあります。あくまで必要かなと思ったからであり、必要ではなければ無理をして顔出しや名前を出そうとはしません。
それには、いくつかの理由があります。今回は、その理由について説明しようと思います。
1.顔に自信がない
私自身、決してブスではないと自負しています。昔は女優の榎本加奈子さんや、加藤夏希さんに似てるとか言われたり、美人のみくちゃんと言われて調子に乗っていた頃もあります。
しかし、私は決して写真写りは良いとは言えません。写真で映える顔ならいいなと思うのですが、私の写真を見て商品価値があるとか、この人にお願いしたいとか。お世辞にも、私はそう思えませんでした。
もし私の顔が石原さとみさんや、深田恭子さんのようであれば、私はプロの写真家に撮影してもらい堂々と顔出ししていたと思います。
2.本名が普通すぎて映えない
私の本名は、日本全国で同姓同名がとても多いです。というか、この名前で検索するとその業界で活動する同姓同名のフリーライターさん数人と遭遇します。
私の名前が米津玄師とか、松坂桃李とか、土屋太鳳とか。少し変わった名前で映える名前なら、もしかすると本名で活躍していたかもしれません。
3.身バレすると書けない記事が多い
この理由が最も大きいかもしれません。
婚活記事の場合、過去に婚活で遭遇した男性のこととか書いてる時もあるので、ペンネームのが便利だったりします。あと、昔は婚活イベント潜入記事も書いてたので(笑)
潜入記事の場合、身バレするとそこでタイムオーバー。ライターによっては、いろんなケースがあるのです。
4.家族に迷惑かかる方が個人的に問題だから
あとは、家族に迷惑かかると困るなぁという点です。自分の名前が売れるかどうかより、そっちの心配の方が大きかったです。
まず、サラリーマンの夫と結婚しているという点もあります。夫の方がメディアに出てる人なので、どちらかというと私は影の方が都合いいのです。それに、安定してる勤め先の夫の仕事の方が大事ですし。
「リスクをとってでもライターとして売れる覚悟があるか」と聞かれると、答えはNOです。それでも、特に問題を感じたことがないのでこのままでいいかなと思ってます。
5.もう1人の自分がいる感じが面白いから
ペンネームで活動していると、もう1人の自分がいるような気がします。自分ではないもう1人の自分という感じで、私は楽しんでいます。本名の私がダメでも、ペンネームの私が上手く行っていれば「もう1人の私がいて良かった」と思えたり。保険のような存在です。
以上。
こんな感じで、いずれも結構舐めた理由かなと思いますが、人には人の事情があるので「今は顔出し記名の流れが来てるから、私も出さなきゃ生き残れないかな?」とか必要以上に思う必要はないと思ってます。
それに、周囲に流されるよりも、自分のスタイルを持ってコツコツ続けている人の方が、私は魅力的だと思っています。
現に、最近なんて仕事ほぼ休業状態なのに、未だにいいお話が来ることもありますし。本名だからとか、顔出ししないとダメだとか、関係ないと私は思うのです。
ただ、メディアによっては本名顔出し必須のところがあります。どうしても本名が嫌なら、本名っぽいペンネームを提案したら通ることもあります。ローマ字表記にして下さいといって、それがメディアに通ったこともありました。
本名顔出しは、その時その時で臨機応変に使えばいいのではないでしょうか。必要なら使えばいいし、だけど無理して使う必要もない。だって、フリーランスですよ?
自由に自分の仕事の仕方くらい決めましょうよ。
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