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北海道は冒険したくなる!十勝岳、美瑛、富良野〜母と娘の旅

北海道の旅振り返り。カヌーやモーターボートで、湖上貸切なんて、神秘的で冒険チックでしたが、

さらに水だけでなく、火、土、風、空と、五大元素全部楽しんじゃう!冒険したくなる北海道の旅です♪

・十勝岳ダウンヒル!と美瑛の丘めぐり」〜やらかしちゃった(^^;)


美瑛では、十勝岳の上の方まで自転車を運んでもらい、そこから降りて来るというダウンヒル体験。

小さい頃ハワイの火山を自転車で下る人をテレビで見て、「いつか火山を自転車で♪」と思ってたのですが、日本でできるとは!

今やサウナーの聖地となった白銀荘、標高千メートルあたりからのスタート。途中火砕流の跡など活火山ならではの凄さを間近にし、「でっかいどー、北海道」な見渡す限りのスケールの森林を眺めながら、一気に!と行きたいところですが、

もったいないので、ゆずの歌を歌いながら「ゆっくりゆっくり下ってく〜♪」のでした。

その後は有名な青い池経由で、憧れの美瑛の丘を回ります。電動サイクルでビュンビュン、風がなんて気持ち良い♡

ところが…

レンタサイクル屋さんの地図を見ながら、ガンガン走ってたのですが、なぜか美瑛の駅が見えてきちゃった。

一番景色の良い道のはずが、間違えて普通の車道を走ってたのでした。あ〜あ…

「どこに来ちゃったの私たち?」と地図を眺めていたら、

「もしもしお嬢さんたち、どうしましたか?」との声に、びっくりして見たら、さらにびっくり!

レンタサイクル屋さんのご主人ではないですか〜なんでこんな所に。

レンタルサイクルは美瑛駅の隣り美馬牛駅の「ガイドの山小屋」さんで借りたのですが、そこからはかなり離れたこの場所でピンポイントに会うとは。


なんと、娘さんを美瑛の保育園へ迎えに行くところ、私たちが途方に暮れているのに出くわしたのだそうです。

こういう人がたまにいるらしく、道を走る時は気をつけて見てらっしゃるそうで、さすがです!

お陰で、そこからは近い(といっても北海道の近いはけっこう遠い)と教えていただき「クリスマスの木」の夕日に感動できたのでした。


でも、一番良いところを逃してしまったので、これはリベンジせねば!

ということで2年続けての北海道行きだったのです。

翌年の美瑛では、リベンジの最高の眺めを堪能して、北西の丘で360度の展望の夕暮れを眺めたのですが、一番星が出てきてうっとり見ていたら、いけない暗くなってきた!

知らないというのは怖いもので、街灯がほぼなかった…

車の人はライトあるけど、自転車のライトでは先がよく見えないくらいの暗さ。

またもやピ〜ンチでしたが、よろよろとどうにか進み、うれしいことに灯りが見えて来て美馬牛に到着〜


ガイドの山小屋のご主人も、

「捜索に出ようかと思ってた」ところだったそうで、またもややらかしてしまいましたが、どうにか捜索隊が出る前に辿り着けてました。ほんと良かった…お騒がせですみません。


・北海道では冒険したくなる。富良野の山々をパラグライダーで!


ちゃんと女子らしく、ラベンダーの丘や旭山動物園とかも行ってますが、カヌーやらサイクリングでいつも冒険チックになっていく北海道旅。

最後はついに空を飛びました!

実は、とある体験で空を飛ぶ感覚があったのですが、本当に飛んだらどんな感じがするだろうと、試してみたくなったのです。

場所は富良野。モーターパラグライダーといって、背中に動力つけて飛ぶパイロットさんと二人乗りで、平地から飛べるんです。

まさかこの年になってこんなことするとは思ってみなかったけど、けっこう走るのが大変で、さすがに一生に一度かも。

パイロットさんの指導で、頑張って走ったものの、なかなかうまくいかず、もうダメかと思ったのですが、

何度目かのトライで、フッと脚が浮いて、その斜めに上がって行く時のヤッター!という感覚は忘れられません。

飛んでしまえば、あとは風に任せてですが、その日は少し風もあり、雲が湧くので、そこに吸い込まれるように、高度が上がって行ってしまいました。

下で見ていた娘は、どんどん上がって行くので、あれあれどこまで行くのやら〜と見ていたそうです。

最初は少し怖かったのですが、すぐに慣れて、やっぱりこんな感じだったのね!と楽しいこと♪富良野の山々が下になって行きます。

山々と周りの畑や田んぼ(富良野は米どころでした!)の織りなす景色の上を、子どもになった気分で足をブラブラさせて、眺めを楽しみました。

普通は10分くらいで酔うそうなのですが、私が平気だったのと、風が強くなってきたので、後のフライトは無しとなり、サービスで長く飛んでいただいちゃいました。

こんな北海道の旅でしたが、女子でも公共交通機関でこれだけ楽しめるということを、皆さんに紹介する記事を書こう!と旅ブログを始めることになったのです。


この旅を振り返ると、まるでプロローグのようです。


・北海道で娘に知ってほしかったこと


この北海道の旅は、娘が大学生の時の話です。慎重派の娘にさんざん冒険的なことに付き合ってもらうことになったのですが、

やはり自然を体感してもらいたかったのと、いろいろな仕事をしている人たちがいるってことを知ってほしかったというのもあるのですよね。

都会のサラリーマン家庭でしたし、友達もそういう子ばかりだったので、世間が狭かったから。

冒険の旅をガイドしてくださった、自然とともにお仕事なさっている方たち。

上富良野で泊まったペンションコスモスファームのご主人は、写真家さんで、送迎の途中で絶景ポイントに寄ってくださったり、十勝連峰を眺めながらのお庭の朝食も最高。2度とも泊まらせていただきました。

カバー写真の向日葵畑にも連れて行っていただいて。
ホームページにもご主人の素晴らしい写真たくさんあります。

阿寒湖のアイヌコタンでは、アイヌの方たちが数々の民芸品を作ってたり。

ともかくたくさんの職種の方々と出会い、たくさんお世話になった旅でした。

こういう暮らしをしている人たちがいて、職業ってこんなにあるんだよって知ってもらえて、彼女の人生や物の見方や価値観が広がってくれたらいいなと思ってました。

でも、実際は私が一番楽しんじゃったという旅だったかもですね(^^)

この北海道旅までは、古いパソコンで写真が出せなくなってしまって、スマホに少し残った写真だけですみませんでした。長文読んでくださり、ありがとうございました♡

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