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鶏むね肉と新牛蒡の甘酢炒め|AKABU中務企画vol.5

あっという間にAKABU中務企画のレシピも4本目。
XではDREAMERS(GENEファン)の方が作ったよ!
の報告を早速してくださったり、
料理をするキッカケになってくださったり…

食の道へ転進しようと20歳の頃に決めた
「食」を通じて笑顔の種まきを。
というコンセプトを今もし続けられていることに、
嬉しく思います。

今日のレシピも
ちょっとしたコツを覚えるだけで、
意外と〇〇じゃん!と思えるやみつきなレシピです。


春先〜6月ごろの初夏が旬の新ごぼうは、
食感がやわらかくて香りがあるので
さっと炒めるだけで旨味になる食材のひとつ。

根菜類は"煮物"のイメージがありますが、
今の時期の新ごぼうなら簡単においしく食べられるので、
ぜひ試してみてください。

Photo/ Masaru Suzuki, Styling/ Risako Saito, Recipe&Food/ Miku Aratani

【材料】(2人分)

・鶏むね肉…1枚(300g)
・新ごぼう…1/2本(90g)
・豆苗…1/2袋(125g)
・片栗粉…適量
・米油…大さじ2
(サラダ油などお好みの油で代用可)

ー下味
A 塩麹…大さじ1
A マヨネーズ…大さじ1

ー調味料
B みりん…大さじ1
B 砂糖…大さじ1/2
B 酢…大さじ1
B しょうゆ…大さじ1と1/2

【作り方】

01. 鶏肉は食べやすい大きさに切り、
 Aをよく揉み込み10分ほどおいて、
 片栗粉をまぶす。

〜10分おいている間に〜

02. 新ごぼうはめん棒でたたき、
 食べやすい大きさにする。
  豆苗は3cm幅に切る。

Point/ ごぼうはたたくことで、短時間調味料の味しみがよくなり、からみやすくなります。

03. フライパンに米油を入れて中火で熱し、
 鶏肉を入れてこんがりと焼き色がつくまで焼く。
 裏に返し、ごぼうを加えて4分ほど焼く。

04. 3を端に寄せ、豆苗を加えてさっと炒め、
 豆苗のみ器に盛る。

Point/ 豆苗は生でも食べられるので、工程を減らしたい方は加熱せずに盛り、鶏肉とごぼうの予熱でもOK。個人的にはさっと炒める方がおすすめです。

05. Bを加えてからめ、器に盛る。


Photo/ Masaru Suzuki, Styling/ Risako Saito, Food&Recipe/ Miku Aratani

ーAKABU中務とのペアリングのポイント。

岩手県産吟ぎんが100%の純米大吟醸。

テイスティングした際に、
ブルーのボトルのようなさわやかさと
やわらかくまろやかな甘みが楽しめる印象だったので、
甘酢系の味と相性がとても良いです。

そして鶏むね肉を塩麹で漬けるのがポイント。
しっとりやわらかく仕上げるだけでなく、
麹の甘みと風味がAKABU中務を飲んだ時に
どこかマッチするような…

ぜひ感じていただけたら嬉しいです。

ーStyling&Food Photoの魅力。

今回のスタイリングと写真のテイストも、
レシピに合わせて陰影がついていたり
ワインのようにすっきり飲める、
AKABU中務らしいスタイリングに。

そして赤武酒造さんのロゴマークの入った、
かっこいいフタも小道具に。

私の盛り付けのポイントは、
鶏肉もごぼうも茶色なので
下に敷いた緑の豆苗をさりげなく見せたり、
ごぼうをたたきごぼうにしている工程も
わかるようにランダムに並べたこと。

器選びや酒器、光の加減、盛り付けで、
同じ料理でも見え方が全然変わりますよね。

同世代の各プロフェッショナルが
掛け合わせてできたひとつの作品が、
皆さんの食欲と料理欲を掻き立ててくれることを
願って…。

明日もお楽しみに。


ーphotographer

ーFoodstylist&Foodcoordinator


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