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メンタルクエスト後編☆読書感想文企画

こんばんは!未来mikuです。

前回の記事に引き続き、今回もDr.ゆうすけさんの本「メンタルクエスト」の感想を書いていきます。
(「メンタルクエスト」についての紹介動画はこちら

「メンタルクエスト」とは、"生きづらさ"を抱えた人々の状況を「人生ハードモード」と表現し、そのような人生から抜け出すヒントをまとめた本になります。
約260ページ内容が書かれており、Stage 1から Stage 4と大きく4つの章に分けて説明されています。

今回は後編・2回目の記事で範囲はStage3「頭に巣くう『見えない敵』に気づく」から Stage4「『自分のクエスト』を生きるための攻略のヒント」までとなります。

Stage 3ではStage 2で出てきたキャラクターのタイプに生きづらさを増幅させてしまうような、「行動や思考のクセ」について書かれています。

この「行動や思考のクセ」のようなパターンを作ってしまう原因となる、特定の行動・思考パターンを「見えない敵」と名づけ、それを7つ紹介しています。

7つあるタイプのうちの一つ、「見えない敵③」にあたる「自責思考」は
私にもある「見えない敵」だと思いました。

自分の責任と他人の責任の境界線をしっかり引くことができず、自分の悩みでもあります。境界線をうまく引くためには二つの勘違いをしないことが大切だと書かれていたので、それに注意しながら自分の「見えない敵」に立ち向かおうと思いました。

また、7つ目の敵の紹介に近づくにつれ、「見えない敵」の強さがどんどん上がっていく感じがしました。実際にその敵と戦っているような気分になれて、読んでいてとても楽しかったです!

7つ目の敵は「自己れんびん(憐憫)」という名前で大ボス中の大ボスです。気になる方はぜひ「メンタルクエスト」を読んでみてください!

Stage 4ではハードモードな人生から抜け出すためのヒントを3つご紹介されていました。
一つ目は必要な仲間について、2つ目はキーアイテム、そして3つ目がコンテンツ処方と悟りの書についてでした!

特に2つ目の「キーアイテム」の章では、とても興味深いものが学べました。
キーアイテム①として、Dr.ゆうすけさんは分人主義の話をされています。「一人の人間の中に複数の分人がおり、そのすべての分人が本当の自分である」と考えることであり、私はこの考え方を初めて知りました。
私自身、自分に分人は何人いるのか考えてみたところ、6人いるという結果になりました!(笑)

この本に書かれている本来の内容は「生死」にかかわるとても深く難しいものです。しかしながら、ゆうすけ先生がRPGのプロセスに例えたり、「コンテンツ処方」として、癒しにつながりそうな作品・コンテンツを紹介されていることはとても斬新なアイディアだと思いました。
そのような事からも約260ページがスラスラとあっという間に読むことが出来たのだと思います。

大人だけでなく、子供にも必要な内容がたくさんかかれているので、本当に大勢の人に読んでもらいたい本だと思いました。

私は「メンタルクエスト」を読んで自分の心にあったモヤモヤが少しほぐれたような気がしました。もっと早くこの本と出会っていたらよかったのにと思っています。

未来miku♪

※ 8月16日(日)13:00からのInspire Highでのライブ配信講座、内科医 鈴木裕介と考える「生きづらさはどこからくる?」の読書感想文企画に参加しています。
Inspire Highの詳細はこちら
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