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2019年8月の記事一覧

こもれびが揺れる中で仕事をしている

note(ノート)の方では、できるだけproactiveなことを書きたいと思っている。

 いろいろな人がいて、ざわざわしている場所で仕事をしているのは楽しい。

 そのような場所でも、集中できることで、脳の前頭葉の回路を鍛えることができるし、一方、そのような場所で周囲から来るざわざわのノイズが、心地よく脳に入ってくる。

 それは、たとえて言えば、こもれびが揺れる中で仕事をしているようなものであ

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常に自分へ問いかけている、届く文章を書くための5つの質問

常に自分へ問いかけている、届く文章を書くための5つの質問

ライターになりたての頃、良い記事を作るために意識したほうが良いと教えてもらったことが2つあります。

ひとつは、記事のゴールを決めること。目指すべき対象を決めることで、目的を持って執筆と呼ばれるマラソンを走り切ることができるから。

もうひとつは、記事の構成を決めること。最短距離でゴールに向かうためには、どのようなルートを走るのかを考える必要があるから。

3年間、ライティングを生業にしていると、

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ほんとうのものに触れたくて。

最近、エッセイが好きだ。

昔は、大人がエッセイを読むのを見て、小説より面白いものなのか疑念を持っていたけれど、今noteではエッセイばかり読んでいる。
面白いというか、浄化される気がするんだなぁ。私の代わりに私のどろどろを浄化してくれる。

なんというか、いろいろと包装されていない、ほんとうのものが、そこにあるように思う。
悩みや、真剣に考えたこと、心動かされたこと、日常から紡ぎ出される特別、そ

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不確実性の海に飛び込むことを知らない

note(ノート)の方では、できるだけproactiveなことを書きたいと思っている。

 行動するということは、必ず不確実性を伴うから、リスクがある。

 知性は、リスクがある、不確実な状況でこそその本領を発揮する。

 不確実性に対するその人の向き合い方、行動の仕方自体が「知性」であると言っても良い。

 だから、賢い人を傍から見ていると、そこには危うさがある。

 危ういのであるが、本人はい

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経験宇宙を新たにする

note(ノート)の方では、できるだけproactiveなことを書きたいと思っている。

 芸術表現というのは、やはり、攻めているというのが勢いにつながるのであって、それは、社会の暗黙の前提を問い直すものでなければならない。

 攻めているように見えて、実は社会の前提を追認したり、強化してしまうような表現もある。そのようなものは芸術としては劣る。

 すぐれた芸術は、むしろ、人々が暗黙のうちに前提

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