【仕事】連載はつらいよ 〜学びと近況
ちょっと更新が空いてしまいました。
何を書こうかな?と思ったとき、まっさきに浮かんできたのが
「書かせてもらっている新聞連載が、つらい!」
これだと。(笑)
以前こちらの記事でご報告した新聞連載。
相変わらず、週1で掲載していただいてます。
(大人の事情で掲載ページは割愛)
早いもので、もう原稿納品も10回を超えました。
創作モノを担当しているのですが、
登場人物以上に、書いてる本人(私)が泣いたり笑ったりしています。最近は少しずつ笑えたり喜んだりすることが増えたかな……。
連載が始まった当初、5月6月あたりは
担当さんに原稿を提出するたびに
ダメ出し・ダメ出し・ダメ出しの嵐!
ご返信のメール読みながら布団で泣きますよね。
(まじ)
それがありがたいことに毎週なのだから、
う〜ん、プレッシャーが凄い。
やっと無事納品!と思ったらすぐ次がくる。
そしてまたダメ出し!という無限ループ……!
お仕事が始まって2ヶ月ほど経った最近、
やっと「及第点」を取れることが多くなり、
執筆を楽しむ余裕が出てきました。
なんていうか、実績もなく
ご縁と勢いだけでお引き受けした仕事って、
仕事内容のイメージが湧いていないだけに
始まってからがこんなにつらいんだな……!
そう思わずにはいられません。
さて、
この頃やっと
「何が自分にとって、こんなにつらいのか?」を考えてみたんです。
お仕事の直接きっかけは、このnoteで書いている
[1分小説]を読んでいただいたことでした。
私自身、
「創作モノ=物語かぁ。まあnoteで書いてるあんな感じでいいのかな」。そんな風に思ってたんです。
そして、
想像した通りの"あんな感じ" で書いたところ、
原稿がまったく通らない……。
どちらも、題材 は「♡男 と 女♡ 」のはずなのです。
それなのになぜ……?
書く上での条件を比較してみました。
■[1分小説] ■新聞連載
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
□文字制限なし ⇔ □文字制限あり(700w)
□登場人物 縛りなし ⇔ □登場人物 縛りあり
□官能表現 (少,控えめ)⇔□官能表現 (多,大胆)
□空気感を重視 ⇔ □物語性を重視
□描写しすぎない ⇔ □誰にでも分かる描写
……見づらかったらごめんなさい。
いかがでしょうか?
題材は同じはずなのに、
こんなにも前提条件が違うのか!!!と。
太字にした箇所は、新聞連載(原稿)を書く上で特に意識していること。
【これまでの学び】========================
[1分小説]で私が描くようなニュアンス・空気感を大事にした、つまり"ほわっとした" ストーリーで原稿を書くと、一発でNG!
○700文字という短い中に、物語性="起承転結"を書き切る。
○ついでに、人物設定も過不足なく盛り込む。
○スポーツ新聞のお色気面らしく、官能表現もふんだんかつ直球に盛り込む。
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……で、これを700文字で、って、そりゃスキルのない私には大仕事なわけです。
この辺りが分かってから、随分と原稿が書きやすくなりました。
何時間もかかって練って書いた文章が受理されない。締切はすぐそこ。なのに仕事が進まない。
ついでに担当さんの手も著しく煩わせてしまっている……。
そんな状況を少し脱しつつある(たぶん)今、
ようやく仕事の状況を俯瞰した、こんな記事が書けるようになりました。
1か月前、Twitterのスペースという生配信で喋らせてもらったときは、まだドタバタの渦中だったもんなぁ……。
少しは成長できたのかしら。
普段自分が書いているものと違うものを求められ、
それに必死に応じていくこと。
それが糧にならないはずがない!と信じて、引き続き、連載がんばってまいります。
合言葉は「楽しく」 !
えいえいおー!♡
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