D・O・A 第十二章 真相
黒須は帰宅後もなかなか寝付けなかった。
仕方なく起き出し、酔い覚ましにコーヒーを淹れて自室に持ち帰った。
コーヒーをサイドテーブルに置き、黒須はベッドの上にごろんと寝転がった。
寝転がりながら黒須は、西原と整理した項目をひとつひとつ頭の中で検証して行った。
ひととおり考え終わると黒須はベッドに腰掛けて、以前に書いた見取り図を出して眺めた。
見取り図を眺めながら黒須はコーヒーを口に運んだが、すっかり冷めてしまっていた。
冷たくなったコーヒーを飲みながら、黒須は見取り図の上を確認