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若い頃の話

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2022年6月の記事一覧

市民活動をやっていた時の話/思い出すのもイヤな人 その4

市民活動をやっていた時の話/思い出すのもイヤな人 その4

私ともう一人のたった2人が中心になって始めた市民活動団体。何の予備知識もなく、ただ勢いだけで始めた訳で、多少経験や知識のある人だったら見てられない危なっかしさというか、いい加減の極みと言うかそんな状態で動いていた訳です。

だけどこんな世の中でよ、面倒で何の得にもならない市民活動なんてことをわざわざ始める人など、滅多に居ない訳。だから今も思うのは「市民活動なんて始めちゃうのは損得勘定も何もないバカ

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市民活動をやっていた時の話/思い出すのもイヤな人 その3

市民活動をやっていた時の話/思い出すのもイヤな人 その3

さあ、このシリーズもその3になりました!みけ子の悪口全開です(笑)人の悪口、楽しいなぁ。

市民活動も活動を続けて目立って来ると、本当に色々な人から連絡がある。長く仙台市内に住み、郷土史を研究している市井の研究家である川鍋慎三氏(仮名)もその一人だった。

かつては大手通信関係の一流企業で長く働いていた方だったか、(この辺り記憶があいまい)教養が深く勉強熱心で、貴重な郷土資料を多数お持ちの方だった

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市民活動をやっていた時の話/思い出すのもイヤな人 その2

市民活動をやっていた時の話/思い出すのもイヤな人 その2

建物保存の市民活動。まちづくりって言葉さえ当時はなかったかも知れない。市民活動やNPO団体が社会的に認知され、関わる人たちが大幅に増え始めていた頃のことだ。

自分たちの活動する地域のすぐ近くに、プロのカメラマンの方がいた。かつて東京でも活躍されていた方で、ご自分の名前を環した事務所も運営していた。仮に菅原哲夫さんとする。

その菅原哲夫さん、日大の写真学科を卒業後に一流のカメラマンのアシスタント

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市民活動をやっていた時の話/思い出すのもイヤな人 その1(多分向こうも同じ気持ちだろうが)

市民活動をやっていた時の話/思い出すのもイヤな人 その1(多分向こうも同じ気持ちだろうが)

建物の保存の市民活動団体の運営をしていた時の話。これももう黒歴史だよ(自分の人生振り返ると黒歴史ばかり、💦)

なんの知識もなく、ただ興味があって面白く情熱だけで突っ走ってその後痛い目を見るという💦 みけ子はいつもそうなの。何もわからないから飛び込んでみる気持ちになったのね。こんなに大変だって分かってたら最初から首なんか突っ込まなかったわ。

そんな素人怖いもの知らずで始めた市民活動は、それま

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仙台に昔あった骨董屋さんの個性的な店主たち

仙台に昔あった骨董屋さんの個性的な店主たち

今からもう30年近く前のまだ私たち家族に子供もいなかった頃。その頃は景気の良い時代で、街にも活気があり仙台でも骨董店が10軒ほど営業していたかと思う。

骨董なんてどうしても必要な品物ではない。でもいつの頃からか古い時代の骨董と呼ばれるモノに惹かれていて、休みの日には夫婦2人でよく骨董屋さんを訪ねて歩いた。良いなぁと思うものを見つけると、つい欲しくなって買ってしまう。時代を経た骨董のうつわに食事を

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