勝鬨美樹

1951年生まれです。ついに70の声をきく年になってしまいました。このnoteではワイ…

勝鬨美樹

1951年生まれです。ついに70の声をきく年になってしまいました。このnoteではワインを巡る歴史話。僕が子供の頃の東京下町のこと。青春時代に歩いた米軍キャンプとNYCの話。そして日々徒然に書き散らしたものなどを並べています。

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  • 夫婦で歩く歴史散歩

    60になって、今まで放置してきた嫁さんに感謝を込めて、旅歩きをするようになりました。でも結局は亭主の蘊蓄話に嫁さんを連れまわしたばかりの旅日記です。

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    色々なったって、都内ばかりが多いんだけど、昔のこと今のこと色々取り混ぜてしゃべってます。

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最近の記事

カスティヨン01/サンテミリオン村歩き#53

ホテル・エピクリアルへ到着したのは18時を過ぎていた。 Logis Hôtel l'Epicurial(24 Av. de la Mairie, 33350 Saint-Pey-de-Castets) https://www.hotelrestaurantlepicurial.com/ 夕食をお願いしていたので、それを楽しんだ。大上段に構えない自然の美味しさで、大満足した。 シェフが挨拶に出てくれたので、嫁さんが感激していた。 最後のフロマージュを楽しみながら嫁さんが言った

    • ベルジュラック12/サンテミリオン村歩き#53

      https://www.youtube.com/watch?v=VlQoUj2Mg1Y ベルジュラックの長く広い丘は、右側にドルドーニュ渓谷を見据えて長く緩やかな斜面が続く。M氏が運転するVTCは面々と続く葡萄畑の間を抜ける狭い国道を走った。土曜日の遅い午後だ。 「ベルジュラックのAOCは、町を大きく囲ってペシャルマンpesharmantがあります。ここが一番大きいのです。そしてソーシニャックsaussugnacとモンバジャックmonbazllacがあります。何れもドルドー

      • ベルジュラック11/サンテミリオン村歩き#52

        La Tour des Vents(D933, Lieu dit, 24240 Monbazillac)のランチ食後、ガルソンにお願いしてフロマージュとシャトー・モンバジャクの白をお願いした。 「あら、珍しいわね。デザートワイン?いつも蛇足だとか、馬から落馬したようなもンだという癖に」 「そんなこたない。モンバジャック城をフランス革命から守ってくれたバカラン家に感謝して献杯しよう」 「パネルに有った人ね」 「ん。1777年にフランソワ・イレール・ド・バカランFrançois

        • ベルジュラック10/サンテミリオン村歩き#55

          シャトー・ド・モンバジヤックを回るのに2時間ほどかかった。ランチは少し離れたラ・トゥール・デ・ヴァンLa Tour des Ventsを一時から予約していたので、大慌てで城を出たのだが、村の中に観光センターTourism House and Wine Monbazillac(Mairie - Le Bourg, 24240 Monbazillac)が有ったので、ムリして寄ってみることにした。ホールに入ってみると、地元の生産者24人の作品がずらりと並んでいたので、とても興味深か

        カスティヨン01/サンテミリオン村歩き#53

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          ベルジュラック09/サンテミリオン村歩き#54

          https://www.youtube.com/watch?v=yQebJ417b7Y 早い朝食を済ませて町へ出た。昨日のベルジュラック市場Halle de Bergerac(14 Pl. Louis de la Bardonnie, 24100 Bergerac)へ、もう一度行ってみようと思ったからだ。土曜日は朝7時からやっているとのこと。ついでにその先にあるノートルダム教会Notre-Dame de Bergerac(4 Rue des Faures, 24100 Be

          ベルジュラック09/サンテミリオン村歩き#54

          ベルジュラック08/サンテミリオン村歩き#53

          ベルジュラックの主たる生産者の名前を挙げよう ★はお奨めに付けた。 Clos de Noël(Noël, 24560 Faurilles) https://closdenoel.wixsite.com/closdenoel Clos le Joncal(Le Bourg, 24500 Saint-Julien-d’Eymet) http://www.closlejoncal.com/ Domaine de Bonvin(Lieu-dit Bonvin, 24240 Pompo

          ベルジュラック08/サンテミリオン村歩き#53

          ベルジュラック07/サンテミリオン村歩き#52

          https://www.youtube.com/watch?v=yXaVo4euU_M レセプションで紹介してくれたRestaurant Le Vin'Quatre(14 Rue Saint-Clar, 24100 Bergerac)は、ホテルを出て教会の横のドクター・ケーラー広場Pl.du Dr Caylaを進んでアルブ通りRue d'Albretの少し先サン・クラー通りRue Saint-Clarを左折したところに有った。歩いて5分くらい。タバコ博物館のすぐあたりである

          ベルジュラック07/サンテミリオン村歩き#52

          ベルジュラック06/サンテミリオン村歩き#51

          https://www.youtube.com/watch?v=h_QKgYuSa40 タバコ博物館を出た後はアルブレ通りを歩いた。ホテルまでは5分もない。部屋に荷物を置いた後、レセプションにランチが素敵だったことを報告し、ディナーのことも相談した。彼はRestaurant Le Vin'Quatreという名前を即答した。 Restaurant Le Vin'Quatre(14 Rue Saint-Clar, 24100 Bergerac) https://www.levi

          ベルジュラック06/サンテミリオン村歩き#51

          ベルジュラック05/サンテミリオン村歩き#50

          https://www.youtube.com/watch?v=56Uf5jHXUFU 観光センターQuai Cyranoを出た後、川沿いのサルヴェット通りQuai Salvetteへ出ると、すぐ傍左側に公園が有った。現代作家の彫像があった。 「あら、なんか不思議な銅像ね」嫁さんが言った。 彫像の前にあるプレートを見た。 「ダニエル・ウルデという人の作品だそうだ」 「羽があるの?変な金色の仮面?神様??」 「ん。Désillusion Totaleという名前だ。完全なる幻滅

          ベルジュラック05/サンテミリオン村歩き#50

          ベルジュラック04/サンテミリオン村歩き#49

          ランチをL'Imparfaitで済ませた後、ホテルのほうへ歩いた。すぐ目の前にフォアグラのMaison Godardの店舗があった。目敏く見つけた嫁さんがさっさと入った。 Maison Godard(29 Rue des Conférences, 24100 Bergerac) http://www.foie-gras-godard.fr/ 「すごいわね」 瓶詰されたアンズタケGirollesとガチョウの油で煮たリンゴ豆Haricots lingotsそしてアミガサ茸Mori

          ベルジュラック04/サンテミリオン村歩き#49

          ベルジュラック03/サンテミリオン村歩き#48

          https://www.youtube.com/watch?v=PymW7CvAow8 L'Imparfait(8 Rue des Fontaines, 24100 Bergerac)のランチが、あまりにもクオリティが高いので、思わずワインを頼んでしまった。 https://www.facebook.com/imparfaitlesfontaines お薦めはChateau VARIの白だったのでそれにした。爽やかなソーベニヨン・ブラン主体のワインだった。 「ベルジュラック

          ベルジュラック03/サンテミリオン村歩き#48

          ベルジュラック02/サンテミリオン村歩き#47

          ベルジュラックの駅には予約したTAXIがプレートを持って待っていてくれた。手を挙げると笑顔でクルマまで案内してくれた。 「わざわざプレートまで用意してくださったのね」嫁さんが言うとドライバーが笑った。他にも降車する方がいますからね。予約済をアピールするのが目的なんです」完全なイングリッシュスピーカーだった。 「もしよろしければ、明日、ホテルへお迎えに行くときも、コレを持ちますよ」と笑った。 予約したホテルはLe Colombier de Cyrano et Roxane(17

          ベルジュラック02/サンテミリオン村歩き#47

          ベルジュラック01/サンテミリオン村歩き#46

          https://www.youtube.com/watch?v=ulncL80SCuQ 翌日。朝食の後、ホテルをチェックアウトした。当初の目的ではSNCFサルラの駅まで徒歩のつもりだったが、昨夜から雨模様なので、急きょ昨日のタクシー会社へ連絡した。 サルラ駅出発を10:35分である。駅に着いたのは10分ほど前になった。 列車はTER865704。見慣れた列車で、嫁さんが喜んでいた。 「なんとなく安心するわね」 「ここから1時間の旅だ。ベルジュラックに着くのは11:35分にな

          ベルジュラック01/サンテミリオン村歩き#46

          サルラ・カネダ08/サンテミリオン村歩き#45

          https://www.youtube.com/watch?v=EK4L929O8Ag 思いの外、途中に時間をかけてしまって、レストランAuberge Lacombe(D47 Bénivet, 24200 Saint-André-d'Allas)に到着したのが14時近かった。 https://www.facebook.com/aubergelacombe/ 途中2回ほど延着の知らせをドライバーがしてくれたので、ようやくランチには有りつけたのだが、申し訳ないことをした。料理は

          サルラ・カネダ08/サンテミリオン村歩き#45

          サルラ・カネダ07/サンテミリオン村歩き#44

          https://www.youtube.com/watch?v=07D514SjQWI D704をしばらく走ると、左へ向かうポン・ド・カンパニャック通りRte du Pont de Campagnacへ入った。そして少し走ると、さらに狭いシャトー・ド・カンパニャック通りRte du Château de Campagnacへ入った。幾つかの集落を抜けながら道はゆっくりな登り道になった。しばらく走ると、舗装はされているが林道になった。少し行くと小高い丘へ出た。 「もう少し先が

          サルラ・カネダ07/サンテミリオン村歩き#44

          サルラ・カネダ06/サンテミリオン村歩き#43

          https://www.youtube.com/watch?v=KhY1ucwxsIM 翌日はマルシェの日だ。ホテルの朝食を早く済ませて町へ出た。フェヌロン通りを歩いた。サルラのマルシェは農作物が中心だ。買い物客も観光客より地元の人のほうが目立った。通りだけではなく教会のホールにまで店が並んでいた。嫁さんは大喜びだった。 フォアグラ、ポルチーニ、鴨の瓶詰め、そして鴨の胸肉の店が並んでいる。そしてトリュフ、クルミ、蜂蜜、ワインなどなど。「持って帰れれば全部買いたいのに~!」

          サルラ・カネダ06/サンテミリオン村歩き#43