【クソマイ留学:準備偏】8万円なんてくれてやる!?
クソマイ(クソマイノリティ)です。
幼い頃から何故か漠然とアメリカに行きたいと思っていた。色んな人種の人と話したい、アメリカにいけば色んな人に会える、そんな単純な理由だ。だが、そんなこともすっかり忘れ、就職して日々に退屈し、自分の力を試したいという欲求がムクムクと沸いてきた。
自分の力でどこまでできるか試したかった。そして、幼い頃の夢を思い出しチャレンジする覚悟をした。
留学準備はとにかく大変だった。あまり前例がなかったのだ。
留学について、妥協しなかったのは以下の二つだった。
・留学先はアメリカ
・ホームステイをする
とにかく現地の人と交流を持ちたく、アメリカの生活を味わうにはホームステイしかない!!と思った。
現地に知り合いも居なかったので留学エージェントのサポートが必要だった。
もう片っ端から連絡して相談したが車イスというだけでも及び腰なのに、ホームステイをしたいというと、即答「無理ですね」ということだった。でも、自分の力を試すのに妥協したら意味がない!と思った。ことごとくサポートを断られ続けて、残すところ数社となった。さすがにこの時には自信喪失して心が折れそうになっていた。
仕事をしながらの留学準備というのもあり、準備をはじめて既に1年近く経過していた。その時、ある留学エージェントの担当者がクソマイの話を熱心に聞いてくれた。「なかなかサポートしてくれる会社もないでしょう?大変でしたね。うちが力になりますよ。」折れかけの心にはすごく染みた。だが、心が弱っている時の他人の優しさは要注意だ。
入会金8万円をすぐに振り込んでしまったのだ!とにかく実現させたくてすがる思いだった。あの時のクソマイに言いたい。
「具体的なサポート内容聞いてないぞ~。めっちゃ同情してくるじゃねーか。向こうは仕事だぞ。やけに入会金急かしてきてやしないかい?」
はい、騙されました。入金したとたん連絡とれなくなりました。
だが、クソマイはこう考えた。仕方ない、勉強代だと思おう。てゆーか、こんなやつらに構ってる時間がない!!
返金請求しようと思えばできたかもしれないが、ここで時間とエネルギーなんか使ってられるか、私には実現したいことがあるんだ!!と息巻いていた。
何かを本気で実現しようとするとその覚悟を試すかのように、足を引っ張ったり、罠に掛けたり、諦めさせようとしたりする人が不思議と出てくる。
もし、そこで相手にして不安になったり時間やエネルギーを使ってしまえば実現できるチャンスを逃す可能性がある。
バカらしいじゃないか。だからクソマイは振り返らずとにかく前に進む。8万円なんて、人を騙してでも欲しいならくれてやる!
捨てる神あれば拾う神ありとはよくいったもので、なんと最後の一社がサポートを引き受けてくれた!!
だが、クソマイはもう一つ致命的なことをやらかしていた。自分の英語力を理解していなかったのだ。そう、クソマイはびっくりする程英語ができなかったのだ。それでもコミュニケーションとれるか?とか一切不安はなかった。とれるだろ、同じ人間なんだから、そんな感じだった。頭の中がお花畑だった。語学学校を拒否したクソマイに現地スタッフからボランティアかインターンシップかどちらを希望しますか?
と聞かれてこう答えたクソマイ。
「映画関係のインターンシップがやりたいです!」
はあ~???中学レベルの英語で金稼ごうとしてるのか?しかも業種限定??その時の自分の胸ぐらを掴んでやりたい。そして、平常心でインタビューしてくれた現地スタッフには感謝したい。
さて、一体どんな留学になったのか!?続きはまた別の機会にお話ししたい。
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