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2019年12月の記事一覧
羊を喰らう|女の哲学
羊が一匹
羊が二匹
簡単に食べ尽くした
羊が三匹
羊が四匹
ちょっと太っていたけれど
何とか平らげた
羊が五匹
羊が六匹
ちょっと弄び
残酷な遊戯のあと
内臓だけを貪った
羊が七匹
羊が八匹
硬すぎる肉にてこずったけれど
腐らせてすすった
羊が九匹
羊が十匹
あまりのおいしさに
肉の
両極のダンス|女の哲学
愛の中に執着があり
執着の中に愛がある。
隠すことはできても、
捨てることはできないと
あなたは言った。
あなたに会える喜びは
別れの淋しさを強める
その孤独が大きくなると
あなたという存在が
喜びになる。
花を見ると
その美しさに惹かれ
同時にはかなさを感じる。
切なさが広がると
花に宿るの力強い命に
心震わせる
眼
忘我の告白 |女の哲学
日常のあらゆる隙間で
あなたを感じて
いつのまにか瞑想世界であなたと溶け合います。
こんなことが一日のうちに何度も訪れるのです。
たとえば、友人と話をしていても
大きくて暖かいあなたのエネルギーが
突然にフワッと私を包み込むのです。
あなたが私のことを想うと
私はあなたの存在を直接感じるのです。
自然の中にいると
あなたに抱きしめられて
一瞬
ゲートの破壊者|女の哲学
あなたが私の中で、イった。
あなたは、「生」という
エネルギーを全開にして
そのゲートめがけて
一直線に体当たりした。
私にはなすすべはなく
ゲートは完全に破壊され
私の中の創造の源が
完全に征服されてしまった。
この男の精液を
私の中で受け止めた。
私とひとつになろうとする
あなたの命の衝動を
全存在で受け入れた。
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♢コズミックオーガズムについて♢第一章:花開く心~翻弄される喜び~ (2018~) 蓮のつぼみ
石楠花
アマポーラ
バラ
女よ、華やかなれ、華やかなれ
探して
宙の花 *
愛の花
月下美人 **⇒詩本「ココア共和国」にて佳作に選ばれた詩