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まゆ
2021年4月25日 01:02
春休みだった3月。時間の余裕も、心の余裕もあって、じっくりじっくり味わいながら11冊の本を読めた。対照的に、新学期が始まると毎日がバタバタで、4月ももうすぐ終わる今ごろに3月の読書記録を書いているわけで。今回はなんとなく、ジャンル別ではなく読んだ順番に並べてみようかな。■『ゆっくり、いそげ』大好きなインターンの先輩ふみさんが「バイブル」と呼ぶ本。素敵なことになんと贈っていただき、春休みにな
2021年3月4日 23:36
2月は合計14冊。初めて読んだ村上春樹が結構衝撃的だったなぁ。あとは、卒論に向けての準備に期末期間だったこともあいまって、民族音楽関連の本がたくさん。・文学3冊・学術11冊▼文学①トリニティ大好きな窪美澄さんの作品。今まで読んできた彼女の作品とは少し変わって、歴史の話もある感じで新鮮だった。このインタビュー記事も読んで、改めてしみじみとする。窪さんの作品の数々は、きっと自分が
2021年2月5日 12:30
9冊の本に出会った2021年1月のまとめ。いちばん心を動かされたのは『プラハの春』、おすすめです!・ビジネス書籍1冊・文学6冊・学術2冊▼ビジネス書籍①『OKR』インターン先の2021年OKRを決めるにあたり、冬休みの課題図書として出された1冊。前半は物語ベース、後半は実用本のようになっていて理解+実践がしやすくなっていた。「O(目標、Objective)をひとつだけ、その目
2020年7月7日 13:18
"人間が生きるということを突き詰めた先は、伝達なのだ。"岡本学作の『アウア・エイジ』の印象的な一文だ。あらすじ物語の主人公は、40歳を過ぎ妻子とも別れ無気力な毎日を過ごす大学教員。そんな彼の元に院生時代に1年間アルバイトをしていた昔ながらの映画館の「映写機お別れ会」の誘いの封書が届くところから物語は始まる。その封書は彼に当時共に働いていた"ミスミ"が遺した写真の謎を思い出させ、彼はそ