未完

未完結は終わらない

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最近の記事

二十代にして、内視鏡検査を受けた男

(なんかお腹痛いなぁ) (念のため消化器内科行くか) 先生「なるほど。お腹の痛みですね」 私「はい。そうなんです。」 「なるほど、わかりました」 「(薬貰って終わりかな)」 「内視鏡をしましょう」 「あ、はい」 え? これは二十代にして、 内視鏡検査を受けた男の物語である Q.内視鏡検査って? A.カメラを使って、 大腸の異常を確認する検査だお! 肛門からカメラを入れるんだお! Q.辛くない? A.死ぬほど辛いぞ? 笑ってこれを見てるてめぇら覚悟しておけよ

    • 初めての劇団四季

      簡単な気持ちで踏み込んだライオンキングは、 あまりにも広大な世界だった。 私は、劇団四季を体感した。 ーライオンキング開演ー 始まりを告げるミュージカルが私たちを歓迎する。 「・・・スンッ」 (え!?) 今のは感動のシーンだったのか。 隣の人が涙を流している。 わからない。どこに感動したんだ。 しかし、すぐに理解する。 その人の姿は、30秒後の自分の姿だった。 動物たちが織りなすミュージカル。 演技とは言わせない 生きた動物たちの共鳴。 これを目の当たりにし

      • 今も変わらぬ夢の国

        ミ◯キー「夢を見るなら、夢の国で見ろ!」 ありもしない天命が、男を徹夜で夢の国へと駆り立てた。 後輩「ディズニー行きません?」 私、同僚 「「いいねぇー!」」 「朝5時集合で!」 「「いいねぇー!」」 ー仕事終わりー (明日は早起きだし、すぐに寝よう!) ー深夜1時ー (はわわ~、アトラクション楽しみぃ~) ー深夜3時ー (楽しみすぎて寝れねぇ・・・) ー天命を受ける(受けてない)ー (そういうことかよ・・・!) ー朝5時前ー アラーム「行くぞ!」  徹夜の

        • 誕生日に女装サロンへ行ったアラサーnoteはこちら

          子供の頃の夢、覚えてますか? A.戦隊ヒーロー! A.仮面ライダー! A.ウルトラマン! なるほど。 僕はプリキュアです。 始まりはバレンタイン。 こちらイベント大好き男。 毎年恒例の逆チョコレートを仕込む。 しかし、ただ渡すだけではマンネリ化を感じる。 ならばいっそのこと・・・女装・・・。 「いやいやwないないw」 そんなことを考えつつ、甘くBitterな一日は過ぎていく。 「いやぁ盛り上がったなぁ~」 「やっぱり女装すればよかったか?なんちゃってwww」

        二十代にして、内視鏡検査を受けた男

          私のお節は完全メシ

          前回のあらすじ! 私!出不精のデブ! お正月休みだってのに、 家でゴロゴロするのがやめられない! でもでも! SNSを見てるとお出かけしてる友達が沢山! 触発されて出かけようにも私は出不精! そう簡単には動かないZO☆ 心は旅行モード! 身体は巣ごもりモード!めんどくさいぞ私! でも大丈夫!ご当地お菓子を取り寄せて、 旅行気分を落ち着かせちゃうYO! しかーし!お菓子だけだとお腹が膨らまないことが判明しちゃった?! 家から出たくない!でもお腹は空いちゃう! ここまで

          私のお節は完全メシ

          お菓子な観光

          正月連休初日。 「旅行行きて~~~~~~~~~~~~~~」 ベッドの上からスマホを眺め、 行く気のない嘆きは、白い天井に反響し消えていく。 SNSで飛び交う旅行写真。 私も観光がしたい。 だがしかし、当方出不精。 触発され突き動かされるも、どこか面倒な気持ちが身体を重くする。 だがしかし、現在正月。 『正月』というシーズンブランドが自分の身体を突き動かそうとしている。 「観光してぇ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~」 「家にいてぇ~~~~~~~~~~~

          お菓子な観光

          新年の可能性は無限大◎

          2024年、初食事を覚えていますか? お節でしょうか。お餅でしょうか。 私は・・・。 冷蔵庫に残っていたドーナツです。 え?お正月にドーナツは食べない? いやいや、わかってないね~。 ドーナツとは、本当は縁起のいい食べ物ではないかと、 自分の中で話題になっている。 『円満な一年になりますように』『ご縁がありますように』 年越しそばを食べきれなくなった自分に、お節は勿体ない。 軽めかつ、縁起のいいドーナツで新年のスタートダッシュを決める。 敵「チョコがかかっている

          新年の可能性は無限大◎

          航海のある人生を

          「マグロかよ」 同僚からの何気ない言葉が。 小骨のように、今も胸に残っている。 【凶】 今年最初の一文字。 紙にかかれていた一文字に、一年が左右されるかと悲しみに暮れる元旦。 そんな今年の始まり。 皆様は、どんな一年を過ごしたのだろうか。 新年一発目のおみくじで、 見事に『凶』を引き当てるスタートを切った私は、 運の悪さはすべておみくじのせいにする一年を過ごした。 つまり、 クリスマスなのに家でブログを書いているのも、おみくじのせい。 25日だからって、 クリス

          航海のある人生を

          減量に成功した俺の名は『採血で倒れるデブ』

          ~存在しない回想~ 「ねぇ、どうして僕の腕はこんなに太いの?」 「それはね、誰かを守るためだよ」 ~存在しない回想終了~ 【健康診断】 それは、どれだけ自堕落な生活を送ってきたかわかる診断。 そして、どれだけ老いたのかも自覚させられる恐るべき診断。 この診断の中でも特にビッグイベントと呼ばれているものは? 【身体測定】 この四文字に一喜一憂するのは、子供の頃から変わらない。 むしろ今になって更に、ビックイベントと呼べる。 身長は完全に止まった。 しかし、体重

          減量に成功した俺の名は『採血で倒れるデブ』

          秋来る、我肥える。

          夏が終わり、食欲が湧く季節。 そんな食の秋を、堪能しないはずもなく。 道端のどんぐりにすら腹が減る季節。 栗なんて落ちていた日には我を失っているかもしれない。 そんな危険な季節は? 『秋』 夏バテを経て、リカバリーの季節がやってきた 今までの反動で食欲爆発寸前。 健康診断のことを考えず、 冬眠のことを考えるグリズリー男子とは私のこと。 秋冬に溜め込み、春夏に消化する。 これは自分への投資である。お腹への貯蓄ならお手の物。 でも、正直痩せたいのである。散財は未来

          秋来る、我肥える。

          夏休み あっという間に 夏が過ぎ

          とか言ってたら9月も終わりそうな、 秋の始まりnoteへようこそ。 『季節の一句を交えつつ、 夏のブログを書こうと思っていたら 9月に入って、 すでに秋になっていた件について!?』 9月末日 発売しません。 今年も夏が終わり、秋にさしかかろうとしている。 ー夏休みの最後の一週間をどう過ごすのか【蝉と一緒に考える自由研究】ー という研究は、いつの間にかセミの鳴き声は猛暑と一緒に消えていた。 過ごしやすい気温の変化に、季節の移ろいが始まりつつある。 人にはそれぞれ、

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          初めての2.5次元『LIVE STAGE「ぼっち・ざ・ろっく!」』

          台風によって、公演が左右される中。 幸いにも原作再現を回避し、その舞台は上映された。 『LIVE STAGE「ぼっち・ざ・ろっく!」』 8月11日から8月20日まで、 『THEATER MILANO-Za』にて上演される舞台である。 4コマ漫画が原作となっており、 アニメ化の影響もあり、大きな話題を集めた人気作品。 好きな作品の舞台ということもあり、抽選に応募し当選。 私にとって、初の2.5次元作品となった。 正直なことを言うと、恐怖心があった。 好きな作品を舞台と

          初めての2.5次元『LIVE STAGE「ぼっち・ざ・ろっく!」』

          あの日見つけた君の顎

          昆虫の亡骸に風情を感じる季節。 そんなある日、君に出会った。 夏の幻?いいや、これは本物。 いつの間にか暑が夏い季節になっていた。 蝉の求愛が安眠妨害になっていく、夏の訪れ。 この季節になると、小さい生き物たちが活発になる。 特に多いのは昆虫か。 玄関先で暑さにやられて、力尽きているのを見ることが多い。 可哀想だが、そんな光景も季節の風物詩とも言える。 たが、その日は少しだけ違った。 とある休日。 いつものように玄関を出ると、一匹の昆虫が動いていた。 クワガタ

          あの日見つけた君の顎

          身体の限界を知る大人であれ

          「ソフトボールしませんか?」 すべてその一言から始まった。 私は知ることになる。 自分がいかに、運動不足だったのかを。 新入社員達が、職場に少しずつ馴染み始めた4月の後半。 同僚から提案があった。 GW前日の仕事終わりに、ソフトボールをしよう。 新入社員や、他部署の仲間と親睦を深めようという話のようだ。 幸いにも、周りには野球好きや、私のような野球経験者が多い。 そのため突破的な提案ではあったが、男女含め【18人】も集まった。 (これは楽しいことになるぞ)

          身体の限界を知る大人であれ

          あの日残した、最後の一口。

          目の前に残っているチャーハン。 あと一口なのに。 手が動かない。 胃が拒絶する。 食べ切れるのと思っていたのに、お腹のSOSがグーグーと鳴り響く。 認めざる負えない。 そうか。 これが。 も た れ か いつからだろう。 ラーメン屋に行っても。 大盛を残すようになったのは。 餃子追加が出来なくなったのは。 家系を食べなくなったのは。 いつからだろう。 残した時のおばちゃんの悲しい顔を時々思い出す。 あの表情は「(大盛りも食べれない日和った客になっち

          あの日残した、最後の一口。

          誕生日はいつだって祝われたい。

          誕生日がいつも春休みだった学生時代。 誕生日に出勤したくないから有給を取る社会人時代。 そして有給申請を忘れた今年の誕生日。 本当にただ忘れただけだろうか。 本当は皆に祝ってほしい。 心ではそう思っていたのかもしれない。 だから私は行動する。 Q.何をしたんですか? A.皆に誕生日を祝ってほしくて 【今日は誕生日】Tシャツ着て出勤しました。 3月。 それは出会いと別れの季節。 春の訪れ。 新天地。 引っ越し。 転勤、転職。 卒業式。 そして。 私の誕生日

          誕生日はいつだって祝われたい。