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秋来る、我肥える。


夏が終わり、食欲が湧く季節。
そんな食の秋を、堪能しないはずもなく。




道端のどんぐりにすら腹が減る季節。
栗なんて落ちていた日には我を失っているかもしれない。


そんな危険な季節は?



『秋』




夏バテを経て、リカバリーの季節がやってきた
今までの反動で食欲爆発寸前。

健康診断のことを考えず、
冬眠のことを考えるグリズリー男子とは私のこと。

秋冬に溜め込み、春夏に消化する。





これは自分への投資である。

お腹への貯蓄ならお手の物。





でも、正直痩せたいのである。

散財は未来の自分に任せよう。





自分が自分を恨まないか、その時にしかわからない。
いや、絶対恨む。

だから伝えておく。



めんごw



気がつかない内に、近くの畑が荒らされているかもしれない。
その時は、私か、山から降りてきた猪に絞られる。

あえて伝えよう。



めんごw



そんな猪と勘違いされそうな夜道を歩いていると、
いつの間にか息が白くなっていた。

もうこんなに寒いのか。

白い息がでる季節
少しずつ寒くなれやと文句が漏れそうになる。


漏れた息を追って、空を見上げると、
面白いものが夜空に浮かんでいた。


『お団子』だ。


空にお団子が浮かんでいた。


俺カメラマン向いてないわ。


これは、


『月』



というお団子らしい。



この時期は、お団子をみながらお団子を食べてる風習があるらしい。
そんな贅沢な季節があっていいのか?





今夜の晩ご飯が決まった瞬間だった。





しかし、夕食前、

お団子に魅せられた私を待っていたのは、





お団子のように膨らんだお腹だった。






夕食前、脱衣所の鏡で立ち尽くす。

貯蓄とは言ったが、ここまでとは言ってない。
来月の健康診断を乗り越える方法を考える。

こんな所にも食の秋が潜んでいた。
灯台下暗しとはこのことか。


鏡の前のお腹を見て。

お団子のように膨らんだお腹を見て。




私の脳内著者は、こんなセリフを綴るだろう。




『月が綺麗ですね』




でも、それでも。

食の秋で逝けるなら。食欲に看取られるなら。




『死んでもいいわ』




さて、今夜はお団子だ。
トッピングは☆星☆屑☆を添えて★




次回!

ドキドキ❣?健康診断♡

乞うご期待!

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