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秋来る、我肥える。
夏が終わり、食欲が湧く季節。
そんな食の秋を、堪能しないはずもなく。
道端のどんぐりにすら腹が減る季節。
栗なんて落ちていた日には我を失っているかもしれない。
そんな危険な季節は?
『秋』
夏バテを経て、リカバリーの季節がやってきた
今までの反動で食欲爆発寸前。
健康診断のことを考えず、
冬眠のことを考えるグリズリー男子とは私のこと。
秋冬に溜め込み、春夏に消化する。
これは自分への投資である。
お腹への貯蓄ならお手の物。
でも、正直痩せたいのである。
散財は未来の自分に任せよう。
自分が自分を恨まないか、その時にしかわからない。
いや、絶対恨む。
だから伝えておく。
めんごw
気がつかない内に、近くの畑が荒らされているかもしれない。
その時は、私か、山から降りてきた猪に絞られる。
あえて伝えよう。
めんごw
そんな猪と勘違いされそうな夜道を歩いていると、
いつの間にか息が白くなっていた。
もうこんなに寒いのか。
白い息がでる季節
少しずつ寒くなれやと文句が漏れそうになる。
漏れた息を追って、空を見上げると、
面白いものが夜空に浮かんでいた。
『お団子』だ。
空にお団子が浮かんでいた。
![](https://assets.st-note.com/img/1698234428884-4ZsLpzLbfM.jpg?width=1200)
これは、
『月』
というお団子らしい。
この時期は、お団子をみながらお団子を食べてる風習があるらしい。
そんな贅沢な季節があっていいのか?
今夜の晩ご飯が決まった瞬間だった。
しかし、夕食前、
お団子に魅せられた私を待っていたのは、
お団子のように膨らんだお腹だった。
夕食前、脱衣所の鏡で立ち尽くす。
貯蓄とは言ったが、ここまでとは言ってない。
来月の健康診断を乗り越える方法を考える。
こんな所にも食の秋が潜んでいた。
灯台下暗しとはこのことか。
鏡の前のお腹を見て。
お団子のように膨らんだお腹を見て。
私の脳内著者は、こんなセリフを綴るだろう。
『月が綺麗ですね』
でも、それでも。
食の秋で逝けるなら。食欲に看取られるなら。
『死んでもいいわ』
さて、今夜はお団子だ。
トッピングは☆星☆屑☆を添えて★
次回!
ドキドキ❣?健康診断♡
乞うご期待!
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