日本経済新聞の”シングルの選択”という連載記事で、“「シングルだから…」 しわ寄せこない働き方の未来”について、どのように会社が多様性を尊重しながら社員に働いてもらっているか、サイボウズ、日本レーザーの例を挙げて分かりやすく書かれていました。
私の会社にはCDO(Chief Diversity Officer)というポジションが数年前に作られ、社内でDEI(Diversity, Equity, Inclusion)のボランティアチームが作られていて私も参加して、このテーマについて社内で深掘りすべきだなと思っています。
シングルや子供がいないために、産休•育休・介護休職などお休み中の社員分の負担が増してしまうという事態というのは、結構切実な問題ですが、なかなか声を上げることができないというのが今までの私の会社の実態です。
こうした事情は、割と多くの職場で見られることなんじゃないかと思います。日経新聞の記事で下記のアンケート結果を取り上げていました。
私も結婚はしているものの、子供がいないので、仕事が増えたり、また不愉快な発言をされたりしたこともあるので、DEIを語る上で、これは一つの大きなテーマなんだなと改めて考えさせられました。
では、どのように職場において多様性を尊重する環境作りをしていけば良いのか、まずはサイボウズの例です。
リモートで働くことで支障のない職種であれば、このサイボウズのように、社員に働き方を選んでもらうというのは良いアイデアではないかと思います。
また、別の例として日本レーザーの場合。
こうした人事戦略を取るに至ったのには背景があり、結果として強固な組織が出来上がったと言います。
組織を変えていくことは簡単ではありません。しかし、問題提起をし、会社に考えてもらうアクションを起こす。そうすることで、より良い職場環境になり、離職率を低くし、社員のモチベーションを高めることが出来るかもしれない。まずはアクションを起こしてみようかと思います。