Miho Kyoda

シンガー/ボーカル&メンタルコーチ/Soleil&プロデューサー/ …

Miho Kyoda

シンガー/ボーカル&メンタルコーチ/Soleil&プロデューサー/ 2001年にメジャーデビュー。トレーナー歴15年目。Soleil&にて若手育成も。 コラムライターとして、年間360本のコラム記事を執筆していた過去あり。 https://lit.link/mihokyoda

マガジン

  • ボーカルトレーニング〜フィジカル編〜

    ボーカリストのみなさんにオススメの健康法や、ストレッチ&筋トレメニューなどをご紹介させていただきます。「こんなの教えて」などあれば是非^^

  • ボーカルトレーニング〜ボイス編〜

    声のついてのいろんなことをお話しいたします。声の出し方だったり、時々発声法や、喉のしくみ、喉ケアや、喉周辺の病気のことなどなど、「声」の専門家としてお話しいたします。

  • 日々のいろいろ

    プライベートな日々のおはなしなどなど。徒然なるままに書きたいと思います。

  • ココロの声ノオト

    完璧な人生を歩んでいる人なんていない。みんなそれぞれ悩みがあって、自分の性格のどこかが不具合を起こして、周囲の人や社会でうまく生きていけなくなっている。その不具合に向き合い、調整することで、良い未来が築けていける。                           ココロを穏やかにしたり、よりよく生きていくためにはどうすればよいのか、今この悩みにどう向き合えばよいのか、などについてを綴ります。

  • ポミッセイ(仮)

    泣いたり笑ったり怒ったり悲しんだり喜んだり愛したり愛されたり。

記事一覧

【ボイトレコラム】声が出やすくなるアイテム〜せんねん灸世界〜

最近レッスンでは、【せんねん灸 世界】を、みなさんに貼っていただいております。 『関元』というツボに貼るのですが、この関元という場所は、歌に大切な『丹田』と同じよ…

Miho Kyoda
9か月前
6

日光浴は幸せホルモンメーカー

先日、バンドメンバーの引越し先である新居へお邪魔したのだけれど、とにかくとても素晴らしいお宅だった。 みんなで、一日中食べて飲んで話して、という、夢のような時間…

Miho Kyoda
9か月前
4

梅雨の浮腫みで毎日パンパン

梅雨。 湿度高くジメジメした日が続いてます。 この時期、暑くて汗をたくさんかくから痩せる⁉︎ と思われますが、実は太りやすい時期でもあります。 湿気で体内の水分コ…

Miho Kyoda
10か月前
6

【ボイトレコラム】歌が良くなるかどうかは最初の見立てが肝心。

今日、ボイスサロンに来た生徒さん。5月の頭に一度体調不良でキャンセルをされて久しぶりのレッスン。 「おはようございまーす」 という第一声を聞いて、 「あ、声枯れて…

Miho Kyoda
11か月前
8

【ボイトレコラム】ウィスパーボイス系のシンガーがやった方が良い発声

声帯がしっかり閉じると息漏れしない力強いチェストボイス(地声)になるし、 閉じ切らないとウィスパーやハスキーボイス、つまり息漏れ声になる。 今って、男子も女子もこ…

Miho Kyoda
11か月前
15

【ボイトレコラム】ボーカリストの声枯れは上咽頭と副鼻腔からやってくる

上咽頭炎になると、『Bスポット療法』という世にも痛い治療が週一で待っている。 しかしこの上咽頭というのは、ボーカリストにとってとても大切なところであり、ここが炎症…

Miho Kyoda
11か月前
24

嗅覚障害に立ち向かう〜ネバーギブアップ〜

体を壊すといろんなことに気づけるなぁと、壊す度に思う。 30代前半の厄年で左耳が難聴になった。発症した時はそんなに深刻に考えていなかった。すぐ治ると甘くみていた…

Miho Kyoda
11か月前
11

人生を好転させたい時は思考を見直そう!

みなさんは、マインドセットという言葉を聞いたことがありますか? マインドセットとは、 「今までの経験、教育、先入観から形成される思考傾向や思い込み、価値…

Miho Kyoda
1年前
6

トラウマとの付き合い方

人生の駒を先に進めようとすると「ここから先へはどうしても進めない」という領域が出てくることがある。 歌や表現なんかでいうと、自分の心の壁を壊すべき時。 その時って…

Miho Kyoda
1年前
6

【バチェロレッテ】自己肯定感からくる強さ

自分自身を信じることができている人の言葉の強さはすごい。 仕事でもプライベートでも、意見を求められた時に人は考え、悩み、そして決定するというプロセスを踏む。 そ…

Miho Kyoda
3年前
28

【INBODY H20B】体組成計を購入してみた

前回の記事ではコンブチャクレンズを紹介させていただきました。 その後、C COFFEE(シーコーヒー)という、炭コーヒーも定期購入スタートし、ゆるゆると続いているダイエ…

Miho Kyoda
3年前
15

コンブチャクレンズはじめました

ネットの広告で話題を呼んでいるコンブチャクレンズ、ご存知でしょうか? インスタで購入の旨をお知らせした際、たくさんの女子たちから「気になってた!」「どうなのか?…

Miho Kyoda
3年前
15

ボーカリストに最も必要なのは色気!?

アーティスト育成をしていると多々感じるところではある。 「色気」 現在担当しているアーティストは、 1、メジャーデビューしているチーム 2、デビューを控えたチー…

Miho Kyoda
3年前
14

僕らは僕らでした vol.3 〜豪徳寺の夜のスタンドバイミー〜

「ここからボール蹴ったらあの階まで届くかな」 親友Tちゃんの意を決した愛の告白に、そいつはそう答えたらしい。 村上春樹ばりの遠回しな謎の回答は、それからしばらく…

Miho Kyoda
3年前
11

自粛期間が終わるかもしれない

自粛生活がもしかしたらそろそろ終わるかもしれない。 そんな空気になってきた東京都。 わたしの周囲もわたしも、「最近自粛に飽きてきた」とかぼやいていながらも、もし…

Miho Kyoda
4年前
7

僕らは僕らでした Vol.2 〜OKコンピューターは好き?〜

当時、私たちはUKロックに夢中だった。 高校3年生の時、はじめてwhateverを聞いた瞬間に世界が変わったのを覚えている。 はじまりはスピルバーグとヒムロック その頃わ…

Miho Kyoda
4年前
8

【ボイトレコラム】声が出やすくなるアイテム〜せんねん灸世界〜

最近レッスンでは、【せんねん灸 世界】を、みなさんに貼っていただいております。 『関元』というツボに貼るのですが、この関元という場所は、歌に大切な『丹田』と同じような場所にあるため、シンガーの皆さんは意識しやすいですよね。 また、関元は「原気(元気)が集まる場所」としても有名で、関元を温めることで、体の巡りが良くなり全身にパワーがみなぎります。女性特有のむくみや冷え、PMSにも良いと言われています。 重要なポイント関元。 最近通っている、経絡按摩の先生に、 「腹式呼吸が深く

日光浴は幸せホルモンメーカー

先日、バンドメンバーの引越し先である新居へお邪魔したのだけれど、とにかくとても素晴らしいお宅だった。 みんなで、一日中食べて飲んで話して、という、夢のような時間を過ごすことができたのだけれど、驚いたのは翌日。体が驚くほど軽い。 その日はわりと朝から夜中までコースだったので、疲労感あっても良いはずなのになぜだろう?と考えてみると、 大半は、お庭(とても広い)に用意された、椅子に座り、私たちはリラックスモードで、太陽の光を浴びながら楽しんでいた。 つまり、ほとんどずっと屋外にい

梅雨の浮腫みで毎日パンパン

梅雨。 湿度高くジメジメした日が続いてます。 この時期、暑くて汗をたくさんかくから痩せる⁉︎ と思われますが、実は太りやすい時期でもあります。 湿気で体内の水分コントロールがうまくできずに、体に溜まっていってしまうのです。それにより浮腫を引き起こしてしまい体重増加や、見た目の浮腫みに繋がってしまいます。 東洋医学では湿度高い時期のことを「湿邪」と呼び、湿邪により体に溜まる余分な水分を「水毒」といったりします。 梅雨時期、汗をかいて建物に入ると、冷房の冷気により、首の後ろが

【ボイトレコラム】歌が良くなるかどうかは最初の見立てが肝心。

今日、ボイスサロンに来た生徒さん。5月の頭に一度体調不良でキャンセルをされて久しぶりのレッスン。 「おはようございまーす」 という第一声を聞いて、 「あ、声枯れてるじゃん」 と私。 ご本人は、え?そうっすか?全然マシになったと思ったんだけど… と。 声に張りがなく、枯れてる状態。 鼻も重くて鼻声。 あと、全体的に浮腫んでいる。 そのことを伝え、病院でどう診てもらったかをヒヤリング。 口を開けて診てもらい、扁桃腺の赤みを指摘され、 「そんなにひどくないからそのうち治るよ。

【ボイトレコラム】ウィスパーボイス系のシンガーがやった方が良い発声

声帯がしっかり閉じると息漏れしない力強いチェストボイス(地声)になるし、 閉じ切らないとウィスパーやハスキーボイス、つまり息漏れ声になる。 今って、男子も女子もこういう声が流行りだったりするよね。 中音域、曲でいうAメロあたりかな、そのへんをウィスパーで歌って、高音域はキレイにミックスに切り替える感じの歌唱。 私の若い頃なんかは(20年以上前)、中音も高音もわりとしっかり鳴らす感じの歌唱がメインで、メロディの動きも今ほど細かく色々動いたりせず、どちらかというとカラオケで歌いや

【ボイトレコラム】ボーカリストの声枯れは上咽頭と副鼻腔からやってくる

上咽頭炎になると、『Bスポット療法』という世にも痛い治療が週一で待っている。 しかしこの上咽頭というのは、ボーカリストにとってとても大切なところであり、ここが炎症を起こすと声帯結節やポリープなど発症してしまう可能性がある。 ほとんどの人は声枯れや喉の不調を、喉が痛いかどうかで判断する。 あと、声を出した時に枯れてるか枯れていないかでも。 それ以外で感じるのはなかなか難しいかもしれないけど、実はもっとも先に悪くなりやすいのは喉ではなく鼻の方だったりする。 そして、鼻のどこが悪

嗅覚障害に立ち向かう〜ネバーギブアップ〜

体を壊すといろんなことに気づけるなぁと、壊す度に思う。 30代前半の厄年で左耳が難聴になった。発症した時はそんなに深刻に考えていなかった。すぐ治ると甘くみていたから、突発性難聴が回復できる48時間という時間がとっくに過ぎていたことと『一度失った聴力は回復しない』というネット記事を見て絶望感に打ちのめされたのを覚えている。 myuuRyの最後にリリースしたアルバムのレコーディング中だった。 テレビの砂嵐のごとく耳鳴りが365日頭の中に鳴っていて、聞こえていた音が聞こえなくなっ

人生を好転させたい時は思考を見直そう!

みなさんは、マインドセットという言葉を聞いたことがありますか? マインドセットとは、 「今までの経験、教育、先入観から形成される思考傾向や思い込み、価値観、信念(https://mba.globis.ac.jp/about_mba/glossary/detail-12011.html 参照)」などを指します。 仕事面や夢の達成、対人関係などは、個々の思考傾向が大いに関係しています。 つまり、マインドセットを理解することにより、人生を好転させていくことが

トラウマとの付き合い方

人生の駒を先に進めようとすると「ここから先へはどうしても進めない」という領域が出てくることがある。 歌や表現なんかでいうと、自分の心の壁を壊すべき時。 その時ってきっと「今までのやり方ではどうにもこうにもならない」というタイミングなのだと思う。 そんな瞬間についに対峙してしまい、もうどうしたら良いかわからない!とお手上げ状態のシンガーを見ることは少なくない。 心配はしつつも、自分の仕事はその部分とまさに対峙させることだと思ってるので「頑張れ。乗り越えられる」というエールを心の

【バチェロレッテ】自己肯定感からくる強さ

自分自身を信じることができている人の言葉の強さはすごい。 仕事でもプライベートでも、意見を求められた時に人は考え、悩み、そして決定するというプロセスを踏む。 その段階で、自己肯定力というフィルターは大いに関係してくるのだと思う。 一生懸命悩み考え、決定したとしても、 「本当にこれで大丈夫だろうか」 「失敗するのではないか」 という恐怖心や、自分自身に対しての信頼のなさがあると、マイナス思考に連結してしまうことは少なくない。 そしてこれが度を超えると、 「自分にこんな

【INBODY H20B】体組成計を購入してみた

前回の記事ではコンブチャクレンズを紹介させていただきました。 その後、C COFFEE(シーコーヒー)という、炭コーヒーも定期購入スタートし、ゆるゆると続いているダイエット健康体への道。 「ちょっとちゃんと健康体になろう」 と心入れ直してから、毎日体のサイズを測り、食べた食事なども記録しているのだけれども、そもそもこの体重計の体脂肪率って合ってるの?と不安になってきて、今回の購入にあたりました。ちなみに使っていたのはタニタ製品5000円くらいのもの。 色々調べた結果、

コンブチャクレンズはじめました

ネットの広告で話題を呼んでいるコンブチャクレンズ、ご存知でしょうか? インスタで購入の旨をお知らせした際、たくさんの女子たちから「気になってた!」「どうなのか?」「経過を聞かせてほしい!」など問い合わせが殺到しました(笑)人気の商品ですね。 「昆布茶ではありません」 という諸々の説明は、ネットにたくさん出ておりますので割愛します。 そして私はモニターではありませんので公式サイトのリンクも貼りません。 この手の商品てどうしてもインチキ臭くて(すみませんすみません)信用でき

ボーカリストに最も必要なのは色気!?

アーティスト育成をしていると多々感じるところではある。 「色気」 現在担当しているアーティストは、 1、メジャーデビューしているチーム 2、デビューを控えたチーム 3、「目指している」予備軍 この辺りが主な層なのだけれど、どの層にも共通して、いい歌を歌う人は独特の色気を感じる。 異性であっても同性であっても、年が離れていても関係ない。 エロさではなくて、なんというのかな。 魅力?惹かれるもの? その昔、高校生の時に出会った怪しげな音楽プロデューサーの人が言っていた

僕らは僕らでした vol.3 〜豪徳寺の夜のスタンドバイミー〜

「ここからボール蹴ったらあの階まで届くかな」 親友Tちゃんの意を決した愛の告白に、そいつはそう答えたらしい。 村上春樹ばりの遠回しな謎の回答は、それからしばらくの間Tちゃんを苦しめることになる。あまりに苦しみすぎたTちゃんを見かねたわたしはある日、Tちゃんをレコーディング現場に連れて行き、当時のプロデューサーさんに話を聞いてもらった。 Tちゃんの悩み相談に対してのプロデューサーNさんの回答が、 「君は今、むき出しの豆‼︎ 今はぬるいお湯をかけられただけでも痛いかもしれな

自粛期間が終わるかもしれない

自粛生活がもしかしたらそろそろ終わるかもしれない。 そんな空気になってきた東京都。 わたしの周囲もわたしも、「最近自粛に飽きてきた」とかぼやいていながらも、もしかしたらまたはじまるかもしれない慌ただしい日々に少し焦りを感じ始めてきている今日この頃。 以前とはちがう暮らし方、ニュースタンダードな世界。 そこについていけるのか? 今までなら乗りこなせていた仕事の量についていけるのか? という懸念がある。 なんならこの自粛期間中で、「自分の生き方手帳」もニュースタンダードにバ

僕らは僕らでした Vol.2 〜OKコンピューターは好き?〜

当時、私たちはUKロックに夢中だった。 高校3年生の時、はじめてwhateverを聞いた瞬間に世界が変わったのを覚えている。 はじまりはスピルバーグとヒムロック その頃わたしはカセットのMTRで宅録をする宅録少女だった。 音楽をはじめたのは小学校4年生の時。映画がとにかく大好きな小学生で、特にスピルバーグ作品の大ファンだった。 そんな映画少女はよく家の8ミリカメラを持ち出し映画を撮影していた。作曲はその映画の主題歌を作ろうと作り始めたのがきっかけ。 その後、BOYでいうと