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梅雨の浮腫みで毎日パンパン

梅雨。
湿度高くジメジメした日が続いてます。
この時期、暑くて汗をたくさんかくから痩せる⁉︎ と思われますが、実は太りやすい時期でもあります。

湿気で体内の水分コントロールがうまくできずに、体に溜まっていってしまうのです。それにより浮腫を引き起こしてしまい体重増加や、見た目の浮腫みに繋がってしまいます。
東洋医学では湿度高い時期のことを「湿邪」と呼び、湿邪により体に溜まる余分な水分を「水毒」といったりします。

梅雨時期、汗をかいて建物に入ると、冷房の冷気により、首の後ろが冷えていたりすることがありませんか?
レッスンで首肩をマッサージなどで触ることがあるのですが、この時期だいたいみんな冷えてます。
そして私も冷えてます(笑)

冷えたり浮腫むと、血流が悪くなり、声帯も浮腫むので、声が枯れやすくなります。
梅雨時期は、湿気で自律神経不安定になりがちの上、声が枯れやすくなる、という、ボーカリストからしてみたら注意の必要な時期でもあります。

体が「水毒」に偏らないためのオススメは、

■下半身の筋トレ
下半身の筋肉は、ポンプの様に、体の中の水分や血液を循環させてくれます。体の巡りをよくするために、スクワットや股関節のストレッチや筋トレ、ランニングなどの運動もおすすめです。もちろん、全身運動もおすすめ。

■お風呂に浸かる
体を温める、汗をかいて余分な水分を放出する。代謝が上がり体の巡りも良くなります。顔が浮腫んでるなぁと思う日は、半身浴や温冷浴をおすすめします。

■漢方薬
東洋医学では、からだは、気・血・水で構成されていると言います。からだを壊してしまう原因は、このバランスが崩れるためと考え、症状にあった漢方を処方してくれます。
梅雨の時期は、「五苓散」「半夏白朮天麻湯」「猪苓湯」らの漢方がよく処方されます。漢方が苦手ではない方は、一度漢方薬局でカウンセリングしてもらうことをおすすめします。自分がどんな体質かを知るのも楽しいですよ。

■冷たい飲み物を飲みすぎない
暑いからどうしても冷たいものを飲みたくなりますよね。しかし、過度にとるのは控えた方が良さそう。常温くらいが良いかもしれません。
胃腸などの消化器は「湿邪」の影響を強く受けるみたいなので、特に冷たい飲みものと脂っこいものの併せは、消化不良を起こしやすく、胃腸が弱ってしまうので、湿邪の時期、あまり頻繁にはとらない方が良さそうです。
飲み会があると必ず脂っこいもの食べたくなってしまいますが(笑)


かんたんではありますが、「湿邪」の時期のおすすめな対策をご紹介いたしました。この時期、乗り越えていきましょう!
みなさまご自愛くださいませ。



ところで、梅雨時期って紫陽花以外にいいとこあるの?


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