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ボーカリストに最も必要なのは色気!?


アーティスト育成をしていると多々感じるところではある。

「色気」




現在担当しているアーティストは、

1、メジャーデビューしているチーム
2、デビューを控えたチーム
3、「目指している」予備軍

この辺りが主な層なのだけれど、どの層にも共通して、いい歌を歌う人は独特の色気を感じる。

異性であっても同性であっても、年が離れていても関係ない。
エロさではなくて、なんというのかな。
魅力?惹かれるもの?


その昔、高校生の時に出会った怪しげな音楽プロデューサーの人が言っていた。

「この世界はね、1+1=2じゃないんだよ。1+1=3なんだ」

そのおじさん曰く、声やビジュアル、スキルなど目に見えるものの他にもう一つ、目に見えないものが加わって「売れるアーティスト」が生まれるのだと。


カリスマ性
オーラ

そんな言い方をしていた。


あれから15年くらい経って思うのは、それは「色気」なんじゃないかなと。結局はカリスマ性やオーラなんかと同じようなものなのだけれど。

目には見えないもの。
でも惹かれてしまう。

うまさとか声の良さとか外見の美しさとはまた別のなにか。
人を夢中にさせるような色気。

年下からは、

「この人についていきたい」
「この人に守ってもらいたい」
「憧れる」
「尊敬する」
「この人みたいになりたい」
「自分のことを認めてほしい」
「かっこいい(外見的な意味ではなく)」

と思われ、年上からは、

「この人のためなら力を貸したい」
「心から成功してほしい」
「応援したい」
「頼ってほしい」
「一緒にいると楽しい、刺激になる」
「年下なのに一目置いてしまう」


と思われるなど、年下年上構わずに夢中にさせる色気。
歌から、あるいは話している側から、いろんな場面で感じることができる。人間的な魅力から成るものなのかなと思う。

不思議なもので、どんなに若くてもそれを感じられる人はいるものだ。


エロさだけの色気ではない。今回のこの色気論においては、
まずは人間としてのかっこよさ、がベーシックにある気がする。


どんな人からも惚れられる人(恋愛関係とかじゃなくて)になることが成功の秘訣かもしれない⁉︎
そしてそれはどんな職業であっても。


私なりに、色気レシピを考えてみた。


色気レシピ

頭の良さ
言葉を知っている
品がある
常識を知っている
どんな相手にも気配りできる
相手ファーストな思いやり
圧倒的な実力
影なる努力


これを全部良い感じに混ぜ混ぜして、
最後に「危うさ」というスパイスを入れます。

ここ大切(笑)









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