フォローしませんか?
シェア
髙橋三保子
2024年4月18日 16:54
お茶の稽古。朝早くお邪魔したら、まだほかの生徒さんがみえておらず、久しぶりに先生のお点前を拝見する幸運に恵まれました。さくら色の着物に、若草色の帯を締めた先生が旅箪笥の前に座ると、お茶室の畳の上に、春の野原が広がっていくよう。一切の無駄がなく、どこにも不自然な力が入っていない、流れるような所作にうっとり。いつまでも、ずっと見つめていたくなります。湯気の立つお茶碗が「どうぞ」と置かれるま
2024年1月28日 11:00
初釜へ。茶道の新年会のようなもので、私が通っている教室では、目白庭園のお茶室「赤鳥庵」を借りて行われます。ふだんはこじんまりした茶室で数人ずつお稽古していて、通っている曜日が違うと、なかなか顔を合わせることもありません。でも初釜では、たくさんいるお弟子さんが一堂に会して、「花月」や「数茶」など、チームワークが必要な、みんなで楽しむお点前をします。お弟子さんたちは紋付きや付け下げ、袴に身