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Women in Tourism 観光業界における女性 〜国際女性デーによせて

会社づとめを卒業して起業後、立ち上げてすぐパンデミックで停止してしまった観光事業ですが、国際女性デーを記念して、観光のグローバルネットワーク「Digital Tourism Think Tank」さんの特設サイト「Women in Tourism」にメッセージを掲載いただきました‼
https://womenintourism.webflow.io/women/miho-akasaka

観光事業はなぜかわからないのですが私がすごく惹かれるもののひとつで、今後もインバウンドでなくとも、教育や地域と結びつけた新しい観光サービスをつくりあげたいと思っています!(実はこっそり準備中😊)

メッセージを寄稿するにあたって、結構いろいろ考えることがあり・・
日本の少子高齢化の抱える問題や、コロナ禍での主婦を中心とする非正規雇用の問題など、ダーッと思うまま書きました。

せっかくなので残しておきたいと思い、自動翻訳での日本語ですが(deepLを使用。自動でここまでナチュラルな日本語になるなんてほんとすごい!)載せてみました。長文ですがよければ、日本の問題ご覧ください!

貴重な機会をくださった京都市観光協会さん、いつも本当にありがとうございます!

ーーーーWomen in Tourism寄稿メッセージ日本語訳 Miho Akasakaーーー

〜世界に誇る京都の観光産業が率先してファミリー・フレンドリー、キッズ・フレンドリーを推進すれば、世界に先駆けて少子高齢化という課題を経験した日本の課題を解決することができると信じています。〜

Q. 最近手掛けたプロジェクトについて教えてください。自分にとって、あるいは会社にとってなぜそれが重要なのか、何が楽しかったのか、詳しく教えてください。

パンデミック以前は、海外からのご家族を対象にしていましたが、今は国内のご家族にターゲットを変えようとしています。私を含め、スタッフのほとんどが子育て真っ最中。どんな観光をしたいかという視点で、新しい企画を考えています。日本ではかつて、祖父母のための「いなか」がある家庭がほとんどでした。今は、ほとんどの家庭で「いなか」の帰省はありません。2022年の夏には、そんな「いなか」を創る観光コンテンツのプロデュースに挑戦する予定です。

Q. もし該当するのであれば、あなたが観光産業に携わるようになってから、観光産業はどのように変化し、女性にとってどのように改善されたと感じますか?

観光のコアバリューは、心のつながりを生み出す「コミュニケーション」だと考えています。それは女性が比較的得意とするところであり、女性が活躍できる業界だと思います。一方で、コロナの震災では、とても悲しい話をたくさん聞きました。

接客業や調理師の業界では、子育てのために長時間働けないため、フルタイムではなくパートタイムで働く女性も少なくないそうです。こうしたパートタイマーは労働力の調整弁として利用され、何か問題が起きると正社員よりも先に契約を打ち切られる。今回のパンデミックで、シフトに入れなくなった、あるいは職を失った、こうしたパートの女性たちからの声を多く聞きました。

観光産業が困難に直面していることは十分に理解していますし、経営者を責めるつもりは全くありませんが、長時間働けないからといってパートタイマーと正社員の待遇差をなくすことが、子育て中の女性を含めた多様な労働力の確保につながり、将来的に働く人と観光客がともに豊かで持続可能な観光産業を作っていくことになると考えています。観光業界だけの問題ではなく、このパンデミックによって、多くのパートタイム労働者が困難に直面し、どうすることもできないことに心を痛めています。

Q. では、今後のことを考えると、業界のどんなところを変えてほしい、改善してほしいと思いますか?また、そのことによって、女性の役割がどのように改善されると思いますか?

京都には、伝統、寺社仏閣、食など、女性にも男性にも魅力的なものがたくさんあります。ただ、子供ができると、リゾートアイランドと比べると、ちょっと行きにくいデスティネーションになりますね。

実際、日本は少子化が急速に進んでおり、子供を持つ世代が大幅に減少している。30年前には約半分だった子どものいる世帯の割合は現在約21%(2019年現在)、0~5歳の乳幼児の人口に占める割合は約5%です。また、子どもに対する寛容さが失われていることも感じます。パンデミックによって、子どもが住居近くの公園や外で遊んでいると通報されたり、高齢者向けの場所が閉鎖され、マンションにいると子どもがうるさいと近隣住民から苦情が来るなど、権利意識を持った子育て家庭が多くなっています。

世界に誇る京都の観光産業が率先して家族連れや子供に優しい観光を推進すれば、世界に先駆けて少子高齢化という課題を抱える日本の課題解決につながるのではないでしょうか。

Q. あなたの職場や日常で、あなたが活躍するために必要なものは何ですか?

週に数回のアクロバットの練習とピアノの演奏は、リフレッシュできる時間です。事業を立ち上げるといろいろなことが起こりますが、悩んだり落ち込んだりしたときにメンターに相談することで、バネにすることができるのです。

Q. 2022年のIWDの公式テーマは「#BreakTheBias」です。もしあれば、あなたの役割や業界内でどんな偏見に挑戦してほしいですか?

私の職務や業界では女性スタッフが多いのですぐには思いつかないのですが、日本では理系女子がまだまだ少ないなど、子どもの頃からの刷り込みの影響が大きく、自分がバイアスに気づいていないだけかもしれませんね。女性に限らず、いろいろな無意識のバイアスがかからないように、私自身も気をつけたいと思います。誰もが生きやすく、個性を活かせる世の中になると信じています。私自身、京都市からこのような仕事をしていきたいと思います。

Q. これから業界をリードしていく女性たちに、何かメッセージはありますか?

誰もが暮らしやすい、個性が守られる世の中をつくりましょう。

#国際女性デーによせて

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