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ワーママこそパラレルキャリアで生まれ変わる!

パラレルキャリア(副業・複業)は、経営学の観点からも「能力開発」と「充足感」に効果があると以前書きました。でも「本当にそんな効果があるの?」そう思われる人もいるでしょう。

そこで、今回はパラレルキャリアの一歩を踏み出した7名のワーキングマザーたちが、実際に得られたものについて検証してみました。

※以前の投稿、パラレルキャリアの経営学の観点からの効果はこちら🔽

パラレルキャリアを踏み出した7人のワーキングマザー

サンプルとしたのは、子連れMBAの集中プログラム「パラレルキャリアチャレンジ」を通して副業を始めたワーキングマザーです。彼女らは、会社員などの本業を持つ、子育て中の母で、副業を始めたのはここ1年以内
パラレルキャリア歴が比較的短い彼女らから、パラレルキャリアから得られたものを一人ずつ発表してもらい、そこから多かったキーワードを拾いました。

自信や充足感がえられた

7人全員が「自信や充足感」が得られたと言っています。例えばこのような声がありました。

会社以外の軸をもつことで、将来への自信や安心感となった」
人の役に立てることで充足感も満たされ、自信がわいた」

経営学の観点からも副業から得られる「充足感」について述べられていましたが、この効果は十分ありそうです。

視野が広がった

7人中3人が、視野が広がったと述べています。

「15年間、転職も異動もなかったが、外の世界を知れた!」

特にこれまで一つの組織で同じ仕事を継続してきた人こそ、会社に頼ることなく、視野を広げることができる機会になったようです。
この「視野を広げる」なんとなく良さそうな響きですが、実際に経営学の観点からも、イノベーションを生み出しやすい人材になる効果が期待されます。(上のリンク記事に詳しく書いています)

仲間ができた

半数が「一生つきあっていきたい仲間ができた」ことをあげていました。これは、「パラレルキャリアプログラム」という集中プログラムで共に挑戦したからこそかもしれません。

今回の7人が挑戦した副業のほとんどがひとりで取り組むテーマでした。ひとりでゼロから取り組む中、最初から最後まで自分でやらなければいけない。そんな中、一緒に歩む仲間の存在はとても大きかったようです。

自分についての理解が進んだ

7人中2人が「パラレルキャリアを模索する中で、自分についての理解ができた」と言っていました。
仕事と子育てで忙しいワーキングマザーが、この上「副業」を始めるとなると、よっぽど情熱のあることに取り組まないと続きません。

パラレルキャリアを始めることは「情熱をかけられるものを模索」するプロセスにもなったのでしょう。

パラレルキャリアから培う「変身資産」

これまでのキーワードを見ていくと、ふと思いつくことがありました。それは、大ベストセラーとなった「LIFE SHIFT(ライフ・シフト)―100年時代の人生戦略」(東洋経済新報社)。この中で述べられていた変身資産です。 

「LIFE SHIFT(ライフ・シフト)―100年時代の人生戦略」では、ひとつだけのキャリアで一生を終えることができなくなる今後は、どこかで大きな変化(ライフ・シフト)が必要。その変化をしやすくするための資産して、次の3つの「変身資産」があげられていました。

1.自分についての知識
2.多様性に富んだネットワーク
3.新しい経験に対して開かれた姿勢


パラレルキャリアを始めること=本業とは別に新しいことに取り組むことで、否応なしに「新しい経験に対して開かれた姿勢」が培われます。
そして、情熱をかけてできることを模索する中で「自分についての知識」を得られます。
また、そんなパラレルキャリアを仲間と一緒に取り組むことで、会社や仕事での付き合いとは別の「多様性に富んだネットワーク」のきっかけができるでしょう。

パラレルキャリアには、100年人生を生き抜くために必要な、生まれ変わりのための「変身資産」を築く効果がありそうです。

パラレルキャリアは100年人生への投資

パラレルキャリア、良いことばかりを上げましたが、同時にデメリットとしてほぼ全員があげていたのが、時間の捻出の難しさでした。
とくに、子育てと本業の仕事をしているワーキングマザー。副業の時間を捻出するのは並大抵のことではありません。

またもうひとつ、パラレルキャリアを始めて1年以内と間もないため仕方がないかもしれませんが、金銭面では大きな収入になっていないこと。

でも、100年人生を生き抜くための「変身資産」を培うためにパラレルキャリアに取り組む。時間やお金はそのための「投資」、こう考えてみるといかがでしょうか?

ちなみに、子供にかかりっきりの時間は一生続くものではありません。子育てが大変な、お子さんが乳幼児の頃からパラレルキャリアに挑戦しなくとも、子育てが少し落ち着いてからスタートするのも良いと思います。

なぜならば、子育てを経験したみなさんはすでにマルチタスクの能力が身についているので、本業と同時並行で行うパラレルキャリアに挑戦する準備はできているはずですから!今こそ軽やかにGo!

次回はついに、具体的なパラレルキャリアの踏み出し方を書きますね。
また、この7名のワーママパラレルワーカーの生の声から、以下の考察もしていますので、こちらもご参照くださいね。

仲間と一緒にパラレルキャリアを踏み出したい方

7人の熱いストーリーがうまれたプログラム「パラレルキャリアチャレンジ」、大好評でしたので、年明けごろにまた開始いたします!こちらのnoteやFBなどでもお知らせしますので、気になる方はフォローしてくださいね。

パラレルキャリアを踏み出したワーママを紹介

最後に、子連れMBAの「パラレルキャリアプログラム」を通して、パラレルキャリア真っ只中のワーキングマザーのおふたりを紹介します。

日本初!原価企画コミュニティをつくったかなこさん

薬剤師研究職で、ワーママのヘルスケアを始めたあやこさん




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