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群馬県高山村☆若葉のふるさと協力隊☆2020

群馬県高山村で開催された「若葉のふるさと協力隊」。5日間の様子をコーディネート役を務めた緑のふるさと協力隊・西山大樹さんにレポートしてもらいます。

●日 程:2020年10月30日(金)~11月3日(火) 4泊5日
●参加人数:6名

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【10/30 1日目】

車で渋川駅から高山村へ移動。この日一番緊張していたのは僕で、あまりしゃべれませんでした。たまたまその日は空き家をリフォームした移住者の方のピザ釜作りイベントが開催されていたので、急遽参加して希望者は薪割りを体験しました。
夜はみんなでお好み焼きをつくりました。全員実家暮らしと言うことで料理になれていない人が多くカオスでしたが楽しそうにやってくれました。

【10/31 2日目】

2人の慣行農家さんのもとで、3人ずつ2組に分かれて農作業のお手伝いをしました。
1組はこんにゃく掘りのお手伝いとこんにゃく作り、もう1組は落花生の選別や電柵の撤去、そして農家さんと一緒に高山村ドライブをしました。

2組とも土にまみれるイメージの農作業ではなくて体力が有り余っていました。夜は人狼をして盛り上がりました。

2日目こんにゃく掘り

2日目落花生の選別


【11/1 3日目】

2人の有機農家さんのお宅に3人ずつ2組に分かれお邪魔しました。
1組はにんじんの収穫と農家さんの子どもたちとの遊び。もう1組は、30キロの米袋を移動する作業をしました。
昨日とは正反対の力仕事だったので疲れた様子でした。夜は、お世話になった農家さん2人を囲んで夕食会をしました。お2人が農家になるまでの経緯などを話してもらいました。就職活動で悩んでいる参加者にはかなり刺激的な話だったようです。この日の夜も人狼をして盛り上がりました。

3日目にんじん収穫

3日目米袋積みおろし


【11/2 4日目】

午前中は山の中に植林したナラの木の周りの下刈り作業を行いました。急斜面でみんな疲れたようです。お昼は豚肉以外、薪から全て高山村産の豚汁をみんなで協力して作りました。現在は道の駅に勤務している元JAの職員さんもきてくれて色んな話を聞かせてくれました。

夕方はダムに沈む村の住民達に焦点を当てたドキュメンタリー映画をみんなでみて、感想を共有しました。みんなの心に響いたのではないかと感じています。

夜は3時過ぎまで人狼とワンナイト人狼でめちゃくちゃ盛り上がりました。

4日目山仕事

4日目映画鑑賞後感想の共有


【11/3 5日目】

「豊かさとは何か?」という問いに対する一人一人の答えと、4日間の感想をまとめました。
報告会は村長や地域振興課課長にも見ていただきました。それぞれに感じたことを語った後、昼食のおにぎりをみんなで詰めて車に乗り込み渋川駅で解散しました。
「また高山村きます!」の声がとても嬉しかったです。

5日目集合写真3

5日目おにぎり作り


【緑のふるさと協力隊の感想】
「若葉のふるさと協力隊」をやって本当に良かったです。
若者と地域を結ぶことで、自分自身の課題と向き合えたり将来のことを考える選択肢が増えたりして、こんな化学反応が起きるとは思ってもみませんでした。自分がこんなに熱くなれて、それを受け止めてくれる人たちがいることは本当に幸せなことだと思いました。
自分が企画したプログラムで、自分の心がグッときたことは、初めてだったので、それが嬉しかったです。ただ、自分が言葉にできない部分や伝えそびれた部分をかなりフォローしてもらった感覚があるので、まだまだ頑張らないといけない、と感じました。ありがとうございました。

【参加者の感想より】
・農業の知識だけではなく、実際の村の課題なども触れることができました。そして、村の魅力をたくさん感じることができました。自分を成長させることができた4泊5日に感謝して日々の生活に活かしていけるよう頑張っていきます。

・私の人生の大きなターニングポイントとなりました。農家さんのお手伝いさせていただいた際は、家族全員が農業と向き合う姿勢を目の当たりにして、私は今の家族や、これから結婚して家庭をつくる中で、このような家族の姿でありたいと思いました。

・高山村の人たちは、親せきの集まりのようでした。それが羨ましく、小規模で深い関係を築ける”村”だからこその魅力だと感じました。終始心がぽかぽか、あたたまった5日間でした

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参加してくれた皆さん、ご協力いただいた高山村役場をはじめ高山村の皆さま、ありがとうございました!


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