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Grand Teachers アーカイブス

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2022年12月の記事一覧

【アーカイブス#53】ローランド・ヴァン・キャンペンハウト *2013年10月

 今年2013年の2月、エリック・アンダースンの70歳のバースディ・パーティに出席するためだけ…

【アーカイブス#52】ローラ・ヴィアーズ *2013年9月

 1990年代の終りにソロのシンガー・ソングライターとして登場して以来、これまでに10枚近くの…

【アーカイブス#51】ガイ・クラーク*2013年6月

 前回のこの連載では1970年代の中頃にぼくがよく聞いていたカントリー系シンガー・ソングライ…

【アーカイブス#50】ミッキー・ニューベリー *2013年7月

 確か1970年頃のことだったと思う。それまで歌っていたプロテスト・ソングやメッセージ・ソン…

【アーカイブス#49】トム・パクストン *2013年6月

 すでにいろんなところで何度も書いているが、中学生の頃にアメリカのフォーク・ソングに心を…

【アーカイブス#48】ミルク・カートン・キッズ *2013年5月

 先月のこの連載では、ぼくよりも8歳半年下、1957年12月生まれのビリー・ブラッグの生き方や…

【アーカイブス#47】ビリー・ブラッグ *2013年4月

 ぼくにとって歌の師=ティーチャーとなるのは、ぼくより上の世代のミュージシャンやバンド、すなわち大先輩ばかりではない。ぼくよりも下の世代、時にはうんと若い世代のミュージシャンやバンドからも、いろんなことを教えられ、大いなる刺激を受けることが多々ある。  ビリー・ブラッグ(Billy Bragg)は、1957年12月にロンドン郊外のバーキングという町で生まれているので、ぼくよりも8年ほど年下になるが、彼の歌はぼくにとってはインスピレーションの塊で、ほんとうに多くのことをいっぱい

【アーカイブス#46】エリック・アンダースン70歳のバースディ・パーティ *2013年3月

 ぼくが最も敬愛するシンガー・ソングライターの一人、エリック・アンダースンが去年の秋に7…

【アーカイブス#45】スティーブ・フォーバート *2013年2月

 スティーブ・フォーバート(Steve Forbert)がこの3月の終りから4月の初めにかけて日本に歌い…

【アーカイブス#44】ロン・セクスミスの新作 *2013年1月

 ぼくが最も気に入っているシンガー・ソングライターの一人、カナダのロン・セクスミス(Ron S…

【アーカイブス#43】ダニエル・マーティン・ムーア *2012年12月

 この連載エッセイも今回で43回目となる。ほぼ毎月一回のペースで書いてきたので、期間で言え…

【アーカイブス#42】ハット・チェック・ガール *2012年11月

 女性と男性のデュオにぼくは何故か強く心を惹かれる。ぼくがよく聞くフォークやロックの世界…

【アーカイブス#41】シネイド・オコナー*2012年10月

 今年2月にリリースされたシネイド・オコナーの通算9枚目のアルバム『How About I Be Me(And …

【アーカイブス#40】7年ぶりに日本に歌いにやって来たエリック・アンダースン *2012年9月

「ガスリーズ・チルドレン」という呼び方がある。1960 年代前半から半ばにかけて、アメリカでフォーク・ソングが盛り上がりを見せ始めた頃、自分で曲を書く若いフォーク・シンガーたちが次々と登場して来た。その多くがアメリカのフォーク・ソングの父と呼ばれるウディ・ガスリーの影響を強く受けて歌い始めたり、曲を作り始めたりしていたので、彼らのことは自然と「ガスリーズ・チルドレン」と呼ばれるようになった。  その筆頭となるのがボブ・ディランで、ほかにもトム・パクストンやフィル・オクス、エリ